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7.23長崎大水害 市長メッセージ

更新日:2024年7月23日 ページID:042424

甚大な被害をもたらし、かけがえのない多くの命が失われた「長崎大水害」から42年の月日が経ちました。昭和57年7月23日に長崎を襲ったこの集中豪雨は、市内の各地で土石流や崖崩れ、河川の氾濫を相次いで発生させました。この災害により、死者・行方不明者299名もの尊い命が失われました。
改めて、この災害によりお亡くなりになられた方々と最愛の方を失われたご遺族の皆様に対し、謹んで哀悼の意を表します。 

近年、全国各地で、地球温暖化の影響により記録的な大雨や台風による大規模な災害が毎年のように発生しています。
長崎市においては、長崎大水害を契機に、河川の改修や砂防ダムの建設など、ハード面の対策を実施してまいりました。幸い、大規模な災害は発生していませんが、近年の災害の頻発化・激甚化を考えると、このような災害がいつ発生してもおかしくない状況となっています。
そこで、今年も7月23日という日を迎え、犠牲になられた方々を追悼する気持ちに思いを致し、防災・減災につなげていくべき教訓を、決して風化させず後世に伝えていかなければならないと、改めて感じているところです。
災害から身を守るためには、「自分の命は自分で守る」という自助の意識と普段からの備えが最も重要です。いざという時に最善の避難行動が取れるよう、「マイ避難所」について家族の方と話し合ったり、食料や非常用トイレ袋など家庭内備蓄品を準備しておくなど、日頃から災害への備えをお願いします。
長崎市も、長崎地方気象台などの関係機関はもとより、市民の皆様と連携して、防災訓練や避難所運営訓練を実施するなど、常に災害対策をアップデートしていきながら、市民の皆様の安心安全確保のため万全を期してまいりますので、併せてご協力をお願いします。

結びに、犠牲者の皆さんに哀悼の意を表するとともに、災害に強いまちで市民の皆様が安全に暮らせることを祈念して私のメッセージといたします。 

令和6年7月23日
長崎市長 鈴木 史朗

お問い合わせ先

防災危機管理室 

電話番号:095-822-0480

ファックス番号:095-820-0108

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(7階)

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