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更新日:2020年11月25日 ページID:035668
災害時にペットを守ることができるのは飼い主だけです。
飼い主自身が無事でなければペットは守れません。
そのためにも、次の3点が重要になります。
1 飼い主が自らの安全を確保することが、災害時にもペットを適切に飼養することにつながります。
2 健康面やしつけを含めたペットの平常時からの適正な飼養が、最も有効な災害対策になります。
3 災害時にはペットを落ち着かせるとともに、逸走やケガなどに注意して、ペットとともに「同行避難」※する。
※「同行避難」とは、避難所までの避難行動のことを言います。避難所でペットと人が同じスペースで過ごすことなどの「同伴避難」を指すものではありません。
1 ワクチン接種や寄生虫の駆除など、健康面をチェックしましょう。
2 最低限のしつけや、ケージに慣らす訓練、マイクロチップなどによる所有明示を行いましょう。
3 住宅の災害対策や、ペットフード、トイレシートなどのペットの避難セットの準備を行いましょう。
4 事前にペットを同行して避難できる避難場所や避難ルートを確認しましょう。
1 災害時にはペットを落ち着かせ、迷子にさせないよう注意して、ペットとともに危険な場所から「同行避難」しましょう。
2 避難場所は、指定避難所だけではありません。次の1.~4.も避難の有効な選択肢となります。
1. 自宅が安全な場合は、自宅にとどまる在宅避難
2. 安全な親せきや知人宅
3. 地域で決めている地域避難所
4. 旅館やホテルなどへの宿泊
3 指定避難所において、ペットを避難者と同じ居住スペースで飼養管理する「同伴避難」については、動物の鳴き声や臭い、アレルギー等の問題により認めておりません。
4 場合によっては、ペットホテルなどの一時預け先の確保についてもご検討ください。
大規模な災害では、行政による支援(公助)がはじまるまでの間、自助・共助により乗り越えなければなりません。
飼い主には、まずは自分の安全を確保し、そのうえで、ペットの安全と健康を守り、他者に迷惑をかけることなく、ペットを適正に飼養管理する責務がありますので、災害時に迅速な避難行動が取れるよう日頃からの備えをお願いします。
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