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更新日:2024年9月30日 ページID:036097
【基本的な考え方】
救助者自身の安全・周囲(現場)の安全を確認することが重要です。
傷病者の両肩を軽く叩きながら大声で呼びかける。
呼びかけなどに対して目を開けるか、何らかの返答または目的のある仕草がなければ「反応なし」と判断します。
大声で叫び応援を呼ぶ。
119番通報とAEDの手配を依頼する。
救助者が1人だけのときは、自分で119番通報を行ない、AED(近くにあれば)を取りに行き、その後心肺蘇生を開始する。
呼吸は胸と腹部の動きを見て「普段どおりの呼吸かどうか」を10秒以内で確認する。
「普段どおりの呼吸」がない場合、あるいはその判断に自信が持てない場合やわからない場合には、心停止と判断する。
【部位】 胸の真ん中を
【深さ・強さ】 約5cm程度沈むように(※6cmを超えないようにする。小児・乳児は胸の厚さの約3分の1)
【速さ】 1分間あたり100~120回のテンポで
【圧迫の解除】 胸壁が元の高さまで戻るように行う
※中断は最小限(10秒未満)にし、救助者が複数いる場合は胸骨圧迫を交代しながら、絶え間なく行う
繰返しにより疲労するので、胸骨圧迫の交代は1~2分間おきが望ましい。
心肺蘇生法を中止するのは、
1)心肺蘇生法を続けているうちに傷病者が動き出したり、普段どおりの息をし始めた場合。
2)救急隊に心肺蘇生法を引き継いだとき(救急隊が到着してもあわてて中止せずに、救急隊の指示に従う。)
AED到着後のポイントは2つ
AEDの音声メッセージに従い
(1)電極パッドを胸に貼る。
(2)必要なら電気ショックを行う
AEDが自動的に心電図を解析し、電気ショックが必要か判断します。
※誰も体に触れていないことを確認しましょう。
(3)胸骨圧迫を再開する
2分ごとにAEDが自動的に解析を行うので指示に従う。
こんなときはどうする?
傷病者を救急隊員へ引き継いだ後は、石鹸と流水で速やかに手と顔を十分に洗う。
傷病者の鼻と口にかぶせたハンカチやタオルなどは、直接触れないようにして廃棄するのが望ましい。
手順は、成人と基本的に同じです。
子供の体格に合わせて両手もしくは片手で胸の厚みの約3分の1沈む深さまで強く圧迫する。
手順は、成人と基本的に同じです。
胸の真ん中を指2本(中指、薬指)で胸の厚みの約3分の1沈む深さまで強く圧迫する。
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