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更新日:2013年3月1日 ページID:002503
悲惨な交通事故を防止し安全で安心できる暮らしの確保は、長崎市民の切実な願いである。
そのため、長崎市では「守ろう交通ルール 高めよう交通マナー」をスローガンに掲げ市民総力を挙げて取り組んでいるところである。
しかし、依然として長崎市内の交通事故情勢は、わずかながらの減少か、あるいは横ばいの状態で推移する中、特に、飲酒運転による交通事故は後を絶たず、平成18年8月、他県での飲酒運転により幼児3名が死亡するという重大事故を機に大きな社会問題となっている。飲酒運転は、市民の日常生活を脅かすどころか家庭の崩壊にもつながる悪質・危険な運転行為であり断じて許されるものではない。
しかし、飲酒運転による交通事故が後を絶たない現実を直視するに、真に飲酒運転の根絶を図るためには、運転者の自覚はもとより市民一人ひとりが意識改革を図り、地域社会全体においても、その根絶に向けた飲酒運転追放運動を展開する必要がある。
よって、本議会は、関係機関・団体及び職域、地域の方々の一層の理解と協力のもとに飲酒運転追放運動を展開し、交通事故のない明るい交通社会の実現を期することを決意するものである。
以上、決議する。
平成18年12月4日 長崎市議会
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