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更新日:2013年3月1日 ページID:002530
去る2月11日、女子中学生を乗用車内で暴行したとして、在沖米海兵隊キャンプ・コートニー所属の二等軍曹が逮捕される事件が発生した。
1995年に発生した米兵による女子小学生暴行事件を想起させる今回の事件は、沖縄県民のみならず国民に大きな衝撃と恐怖を与えた。被害を受けた少女の恐怖、父母の悲しみと怒り、さらに地域の人々の憤りと不安ははかり知れないものがある。これは女性、しかも子どもの人権をじゅうりんする極めて悪質な犯罪であり、断じて許すことができない。
沖縄県を初め日本各地で戦後60余年を経過した今日においても、米軍人・軍属などによる事件・事故が続発し、同事件以降においても米兵が酒酔い運転による道交法違反及び住居侵入の現行犯で相次いで逮捕されている。このような事件・事故が発生するたびに米軍や我が国政府に抗議・要請を重ねてきたが、綱紀粛正などの取り組みの実効性がまったく見えていない。
米軍は、今回の事件により沖縄県民及び基地周辺の住民が一層恐怖にさらされている現実と日本国民の怒りを受けとめ、今後どのような抜本的な方策を講じるのか、明確な謝罪と実効性のある犯罪防止策を示すべきである。
よって、長崎市議会は、住民の生命・財産・人権を守る立場から、米兵による女子中学生暴行事件に対し厳重に抗議するとともに、下記事項について強く要求する。
記
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