ここから本文です。
更新日:2013年3月1日 ページID:005159
それぞれの「あの日」を生きつづける女たちの、たぎる思いをひとつにあわせ、再び、あの惨禍をくり返さぬ誓いをこめて、ここにこの像を建てる。 戦争も核兵器も許してはならない。命ある全てのものが生きる、この緑の大地を、地球を守ろう。 あれから四十余年、いま第二の核戦争へとシグナルは点滅し、地球は破滅の渕にある。 ああ、あの閃光の下で、幾万もの男女、無数の母と子が灼かれ、ひき裂かれ息絶えた。
男たちが戦場に向かったとき、女たちもまた勝利を祈った。しかし、広大な大陸や、はるかな海の島々では、数知れない人々の血が流されていった。そして遂に一九四五年、沖縄での惨劇についで、八月六日広島、九日長崎への非道な原子爆弾攻撃に至った。
一九八七年八月一日
長崎平和の母子像を建てる会
より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く