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更新日:2020年10月1日 ページID:005773
アラ(九州)、クエマス(三重)
釣り、延縄
本種は、ハタ科マハタ属に属し、長崎名物「アラ料理」に用いられる。
全長1メートルを越える。
体側には、不規則なやや斜めに走る6個の横帯があり、始めの2帯は途中で前方へ曲がる。老成魚では、これらの横帯は不明瞭になる。沿岸の岩礁域に生息し、昼間は岩穴や岩棚の下側に入り込み、外に出てくることは少ない。産卵期は初夏から秋。成長するとまず雌として機能し、のちに雄として機能するようになる雌性先熟型の性転換をする。
南日本、東シナ海から台湾を経て南シナ海まで。
秋から冬にかけてが旬。肉は白身で歯ごたえがある。ハタ類の中でも美味とされ、さまざまな料理に向いている。
刺身、鍋物、煮つけ、唐揚げ、焼き物によい。
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