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更新日:2013年3月1日 ページID:005832
アラカブ(長崎)、シシホゴ(鹿児島)
底曳網
名前の由来は、頭部の模様が「かさぶた」のようだからカサゴというのが当初のあて字といわれている。現在は高級魚で美味でもあるカサゴも江戸時代では、味が不味いということで「アンポンタン」と呼ばれ、オニオコゼのように日干しにして魔除けやお守りに使われていた。
全長25センチメートルに達する。浅海の岩礁域、礫場、転石や海藻帯に生息する。本種は、卵胎生で、10月~11月にかけて交接する。雌の体内に入った精子は、卵の成熟を待って11月頃から受精する。体内でふ化した仔魚は12月~3月頃に体外へ放出される。
日本、朝鮮半島および中国の各沿岸
冬に味がよい。肉は白身で淡泊。刺身、塩焼き、煮付け、唐揚げ、鍋、味噌汁など料理の幅は広い。活魚は高価に取引されており高級魚。
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