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フグの調理にご用心!

更新日:2014年10月11日 ページID:009092

フグの調理にご用心!

平成26年9月、兵庫県の飲食店でフグ調理練習後のフグの肝臓を持ち帰り、喫食した従業員が死亡する事例が発生しました。フグを処理する施設におきましては、 除去した有毒部位は確実に処分してください。

フグ毒について

フグは、フグ毒(テトロドトキシン)という毒をもっており、その毒力は最も強力な毒物の部類に属しています。純粋なフグ毒の人に対する致死量は0.5~10ミリグラム程度とみられ、青酸カリの約1,000倍の強さといわれています。
フグ毒は、フグの種類や部位や季節によって含まれる量に違いがあり、有毒部位を食べるとしびれや、麻痺による呼吸困難などの中毒症状を起こし、最悪の場合、死亡に至るケースもあります。

フグ中毒の防止について

家庭での処理は絶対にやめましょう。

フグ中毒のほとんどは、家庭での素人調理が原因です。フグ毒はフグの種類によって有毒部位が異なり、また外見が似かよったフグも多いので、鑑別ができなければ危険です。中途半端な知識での処理は大変危険なので、絶対にやめましょう。
特に、卵巣、肝臓等の内臓は、フグの種類にかかわらず、絶対に食べないようにしてください。

営業者の方へ

フグの取扱いについて

フグは、処理(有毒部位の除去)したものでなければ一般消費者に販売できません。

フグの取扱い資格について

長崎県では、知事の指示した講習会を受講した「ふぐ処理者」又は「ふぐ処理者」の監督下のもとで従事者が、「ふぐの処理施設」(要届出)として認められた施設で処理を行う場合を除いては、調理したり、提供することを禁止しています。

お問い合わせ先

市民健康部 生活衛生課 

電話番号:095-829-1155

ファックス番号:095-829-1230

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(11階)

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