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更新日:2023年10月23日 ページID:040716
近年、生野菜や漬物(浅漬け)を原因とした腸管出血性大腸菌による食中毒が全国的に発生しています。
腸管出血性大腸菌は菌の成分によってO157、O26、O111等に分類されます。
激しい腹痛、下痢、血便が特徴として挙げられ、溶血性尿毒症症候群(HUS)等の合併症を引き起こし、死亡する可能性もあります。
次の注意点を確認し、取り扱いに気を付けてください
腸管出血性大腸菌は動物の腸管内に存在し、糞便とともに環境中へ排出されます。野菜は流水で十分に洗い、汚れと細菌を洗い流しましょう。
必要に応じて次亜塩素酸ナトリウム溶液(100ppmで10分間または200ppmで5分間)で殺菌しましょう。殺菌後は次亜塩素酸ナトリウムが残らないようにすすぎ洗いを行いましょう。
※1ppm=0.0001%=mg/L
野菜だけでなくお肉など、様々なものに触れる手指には多くの細菌がついている可能性があります。作業前だけではなく作業中にも、こまめに手洗いを行いましょう。
調理器具等は目的に応じて野菜用、肉用等分けて使用しましょう。洗浄を十分に行い、必要に応じて熱湯消毒などを行いましょう。
令和3年6月1日から、漬物の製造販売を行う場合は「漬物製造業」の許可が必要になりました。
制度の変更前から漬物の製造業を営んでいた方には猶予期間が設けられており、令和6年5月31日までに許可を取得していただく必要があります。
長崎市保健所生活衛生課までご相談ください。
施設によっては改修工事等が必要な場合があるため、余裕をもって手続きを行うようお願いいたします。
また、イベント等で「冷やしきゅうり」の出店を考えている場合もご相談ください。
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