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更新日:2024年5月23日 ページID:004936
姉妹都市提携等の形式にとらわれず、自由、気軽に付き合え、市民や民間交流団体が主体となって実質的な交流を行うことを相互の都市が意思確認した都市のことで、民間交流の促進を目標としています。
長崎市は、海外6都市との間で歴史的なつながりをもとに姉妹都市提携を行っています。人口45万人規模の都市としては全国でも多い部類に入ります。
姉妹都市は、共通の歴史や文化等を背景に、特定分野に限られない幅広い交流を行うものですが、最近では全国的にその提携数はあまり伸びておらず、そのかわりに姉妹都市提携によらない新たな都市間交流の形態が増加してきています。
本市においても、「長崎市国際化推進計画」の中で、姉妹都市提携等の形式にとらわれず、市民や民間交流団体が主体となって自由、気軽な交流を行う「市民友好都市」の提携を視野に入れた都市間交流を推進する旨が謳われています。
今後とも、本市が歴史豊かな国際文化観光都市として発展していくために、「歴史・文化・経済等何らかの分野において本市とのつながりがあって、それに基づいた交流を促進することが両市民友好と本市の国際化に資すると期待できること」を提携の要件にした「市民友好都市」を推進していきます。
日本の近代化に多大な貢献をしたトーマス・グラバーが幼少期を過ごしたスコットランド北東部の港町。イギリス4番目に古いアバディーン大学を有するなど、古い歴史を持つこの街は、花崗岩(かこうがん)の産地でもあり、街中には重厚な石造りの建物が立ち並び、「花崗岩の街」とも呼ばれています。
スコットランド第3の都市であり、北海油田が発掘されて以来、資材、食料などの補給基地として街の経済は発展してきました。現在は水素で走るバスを数多く保有するなど世界的なエネルギー転換においてリーダーシップを発揮しています。
長崎市とアバディーン市は日本の近代化に多大な貢献をしたトーマス・グラバー氏との歴史的なつながりがあり、両市のロータリークラブが1996年(平成8年)よりトーマス・B・グラバー奨学生の相互派遣を行うなど市民が主体となった実質的な交流が行われていることから、長崎市から提案し、提携を行いました。
時期 |
主な交流状況 |
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1995年(H7) |
長崎青年会議所の2名が、スコットランドのグラスゴーで開催される「'95JCIグラスゴー世界会議」に出席した際、アバディーン市長表敬訪問をするとともに、アバディーン青年会議所、グラバー生誕地を訪問。 |
1996年(H8) |
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1997年(H9) |
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2000年(H12) |
長崎県立美術博物館で「英国アバディーン美術館所蔵 イギリス/フランス近代名画展」開催。 |
2008年(H20) |
日英修好通商条約締結150周年記念日英人物誌セミナー(主催:自治体国際化協会)がロバートゴードン大学(アバディーン市)で開催され、長崎からは長崎総合科学大学 ブライアン・バークガフニ教授が講演。 |
2010年(H22) |
市民友好都市提携締結。 |
2012年(H24) |
ブライアン・バークガフニ教授を中心に長崎市民24人がアバディーン市とフレーザーバラを訪問。 |
2016年 (H28) |
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2017年(H29) | アバディーン大学エルフィンストーン研究所長ほか1名が来崎し、西坂小学校6年生とスコットランド民謡など歌の交流を行う。 |
2019年 (R1) |
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中山市は悠久の歴史を持ち、中国の民主革命家である孫文(孫中山)の故郷であり、中国において著名人の名前に由来して命名された唯一の都市です。広東省南部に広がる珠江デルタの中南部に位置し、近隣には広州、さらに海を挟んで香港や深圳市と隣接しています。
珠江デルタ地域で最も製造業が盛んな重要都市のひとつであり、市内にはハイテク産業開発区が設置され、外資系企業も進出しており、家電、電子部品、自動車部品などの生産基地として、工業化が進んでいます。
中山市を紹介する動画はコチラ(新しいウィンドウで開きます)
辛亥革命の指導者である孫文は、中華人民共和国・中山市の出身であり、また孫文を物心共に支援した梅屋庄吉は、長崎市の出身であることから、その歴史的な友情を顕彰し、市民や民間レベルでの交流を促進するため、提携を行いました。
時期 |
主な交流状況 |
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2011年(H23) |
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2012年(H24) |
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2013年(H25) |
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2014年(H26) |
長崎市で開催された「孫文・梅屋庄吉ミュージアム」開館式出席のため、呉 月霞 中山市副市長一行が来崎。 |
2015年 (H27) |
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2016年 (H28) |
中山市華僑中学一行が桜馬場中学校を訪問。 |
2017年 (H29) |
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2019年 (R1) |
中山開放大学の屈 少雨さんが自治体職員協力交流事業(LGOTPで来日し、長崎市で研修を受けるとともに、学校や市民向け講座などで、中山市や中国を紹介。 |
2020年 (R2) |
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2021年 (R3) |
提携10周年を記念して、オンライン写真展「2つの都市・2人の賢人・100年の縁——中山と長崎、孫文と梅屋庄吉写真展」を開催。 |
2023年(R5) | 桜馬場中学校と中国・中山市華僑中学との友好協議書更新。 |
ヴュルツブルク市は、バイエルン州北部のマイン川沿いに位置し、美しい建築物と美味しいフランケンワインの集積地として知られています。ドイツを代表する観光街道「ロマンティック街道」の起点としても有名です。
現地にはシーボルトの子孫が会長を務めるドイツ・シーボルト協会が存在し、同協会は、ヴュルツブルク市から旧ヴュルガーブロイ(市民醸造所)を無償で借り受け改装後、シーボルト博物館を開設しています。
ヴュルツブルク市を紹介する動画がご覧いただけます。 コチラ(新しいウィンドウで開きます)
ヴュルツブルク市は、 19世紀に出島の商館医として赴任し、日本の近代化に大きく貢献したシーボルトの生誕地です。ヴュルツブルク市には、シーボルトに関係する団体があり、また、日本から持ち帰った資料や遺品が数多く保管・展示されています。さらには、シーボルトの出身大学であるヴュルツブルク大学と長崎大学との間で、交換留学生の相互派遣が行われており、市民レベルでの人的交流も行われていることから長崎市から提案し、提携を行いました。
時期 |
主な交流状況 |
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1996年(H8) |
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1997年(H9) |
シーボルト博物館(ヴュルツブルク市)で原爆展を開催。 |
2000年(H12) |
ブランデンシュタイン・コンスタンティン・ツェッペリン氏(シーボルトの末裔)にシーボルト記念館名誉館長を委嘱。 |
2003年(H15) |
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2005年(H17) |
「日本におけるドイツ年」プレイベント(主催:ドイチェランド フロイデ長崎)出席のため、ウォルフガング・クライン・ラングナー シーボルト協会理事長が来崎。 |
2013年(H25) |
田上 富久前市長一行がヴュルツブルク市を訪問し、市民友好都市提携締結。 |
2014年(H26) |
シーボルト記念館開館25周年オープニングにウォルフガング・クライン・ラングナー シーボルト協会顧問一行が出席。 |
2015年 (H27) |
クリスチャン・シューヒャルト ヴュルツブルク市長一行が、第70回長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参列。 |
2016年 (H28) |
第10回国際シーボルトコレクション会議が長崎市で開催され、ブランデンシュタイン・コンスタンティン・ツェッペリン氏をはじめ、オランダ、ドイツ、日本のシーボルト研究者が一堂に集う。 |
2017年(H29) | クリスチャン・シューヒャルト ヴュルツブルク市長一行が、第9回平和首長会議総会及び第72回長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参列。 |
2018年(H30) | 「子どもゆめ体験」で、長崎市の中学生16人がヴュルツブルク市を訪問。ホームステイはライデンで実施。 |
2019年 (R1) |
アドルフ・バウアー副市長ら市民訪問団20人が来崎。 |
2021年 (R3) |
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2023年(R5) |
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