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更新日:2024年5月23日 ページID:004937
福建省の省都である福州市は福建省の東、閩江の下流に位置し、長江デルタと珠江デルタの間にあります。
歴史文化都市として現在に至るまで2200年の悠久の歴史があり、唐朝以来、福建省の政治、経済、文化の中心です。貿易の拠点でもあります。
馬尾港は古くから中国と日本、東南アジアとの海上交通の要所となってます。平均気温は16~20度、平均降水量は900~2100ミリメートル。霜や雪はまれで、四季を通じて緑が豊かで、中国全土で最も「緑」が多い都市のひとつです。
土地は肥沃で、「魚や米の豊かな土地」、「果樹の豊かな土地」として知られ、電子、機械、化学工業、紡績、軽工業、食品、靴製造等が主要産業となっています。
福州市を紹介する動画はコチラ(新しいウィンドウで開きます)
ほとんどの長崎華僑の出身地。
中日友好の船「明華号」の長崎訪問の折に中日友好協会会長に要望書を提出し歴史的なつながりをもとに締結。
(1980年(昭和55年)7月4日に長崎市議会全員協議会で承認)
時期 |
主な交流状況 |
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1980年(S55) |
「長崎市民の翼」一行122名が訪中。 游 徳馨 市長を団長とする訪問団が来崎し、友好都市提携締結。 |
1983年(S58) |
長崎女子商業と福州第三中学校が友好提携を締結。 |
1985年(S60) |
友好都市提携5周年記念「長崎市民友好の船 あじさいの船」が福州市と上海市を訪問。総勢467名が各都市を訪問し、160名の小中学生が様々な交流を行うなど幅広い交流を行う。 |
1988年(S63) |
福州市の高校生を中心とした福建省高校サッカーチームが来崎し、親善試合や交流実施。 |
1990年(H2) |
提携10周年を記念し、水産農林及び水道の分野で技術交流を開始(以降、基本的に隔年で受入・派遣) |
1993年(H5) |
「少年大使-福州市訪問団」市内中学生16名を含む一行24名が福州、上海、武夷山、蘇州を訪問。福州第3中学校との交流会、武夷山登山などを行う。 |
1994年(H6) |
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1995年(H7) |
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1997年(H9) |
「ながさきジュニア世界見聞録」一行が福州市等を訪問し、見聞を広める。福州市においては、現地の青少年と交流会を行い、友好親善を深める。(平成11年、平成14年も同様に実施) |
2005年(H17) |
友好都市提携25周年記念訪問団を迎え「福州デイ」開催。 |
2006年(H18) |
長崎市から練 知軒 前市長に長崎市国際親善栄誉証贈呈。 |
2010年(H22) |
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2012年(H24) |
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2015年(H27) |
友好都市提携35周年記念訪問団を迎え「福州デイ」開催。 |
2017年(H29) |
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2018年(H30) | |
2019年 (R1) |
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2020年 (R2) |
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2021年 (R3) |
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2022年 (R4) |
長崎商業高校と福州外国語学校、三重中学校と福州第十九中学がそれぞれオンライン交流を実施。 |
2023年(R5) |
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福州市の歴史は越国が紀元前202年に築城したことに始まる。唐代の725年にこの地に福州都督府が設置されて福州と呼ばれるようになり、五代十国時代には閩国の都となります。
明の時代になると、市舶司が泉州から福州に移転します。それに伴い、琉球王国の指定入港地となり、琉球館が設置されるなど対外貿易拠点となります。
アヘン戦争後に1844年に締結された南京条約によって対外開港されると、福州は特産品であるお茶の輸出などで発展します。また倉山には外国領事館が設置されました。
現在も福州市内には茶葉の交易市場が築かれており、福州産の茶葉だけでなく福建省の山間地域のものも販売されています。
1984年、国家歴史文化名城に指定されています。
三坊七巷は福州市の旧市街。明清時代の多くの建築物が保存された街並みです。
福州市出身の民族的英雄である林則徐の記念館です。林則徐の生涯そして、遺品などが展示されています。
晋代の282年に造られた灌漑用人造湖。1000回以上に渡って改修が繰り返され、現在では憩いの場となっています。
園内には福建省博物館などがあります。
中国福建省福州市湖濱路70号
電話番号(591)83783656 FAX番号(591)83783655
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