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更新日:2020年2月27日 ページID:034013
「第2期長崎市子ども・子育て支援事業計画(素案)」について、次のようなご意見をいただきました。
令和元年12月26日(木曜日)~令和2年1月24日(金曜日)
1件(1人)
No. |
意見の内容 |
長崎市の考え方 |
1 |
基本理念である『子どもをみんなで育てる 子育てしやすいまち』の実現のためにそれぞれの所轄で真剣に取り組んでいることは理解できます。長崎の場合、人口減少の課題解決の糸口になることを考えれば、尚更、俯瞰的な視点が必要かとも思われます。そもそも「子育て支援とは何か?」を考えると、親が子どもを育てやすい環境を整えることを重要視しがちですが、ヒトで生まれてきた子どもが人間になるまでの支援、いわゆる「自立できる人間育ちの支援」であるべきと、私は思っています。そのためには、「包括的な支援」の環境整備は急務と思われます。例えば「利用者支援事業」。長崎市では今後も「母子保健型」を実施する計画ですが、「基本型」との両立で取り組んでいかなければ、置き去りにされる「子ども」が増えることは想定できます。現在、既に出産・育児等に対する不安を十分に把握できていない状況があるとのことでした。利用者支援と地域連携の2つの柱で構成している「基本型」を導入することで、厚労省が指定した研修を終了した「利用者支援専門員」が、保護者だけでなく、保育施設、教育施設や地域の子育て支援事業等を提供している関係機関との連絡・調整、連携、協働の体制づくり、地域で必要な社会資源の開発等を役割としてコーディネートするのです。すでに「利用者支援専門員」の研修を修了した人材は長崎市内には私も含め数名います。「量」ではなく「質」を高め、「誰ひとり置き去りにしない」そして長崎で育った子どもたちが将来、「社会のリーダーとして活躍できる人間」を支援していきたいものです。 |
ご意見ありがとうございました。 長崎市では、年齢区分に応じた様々な子育て支援の充実に取り組んでいるところですが、ご意見のとおり、子どもや子育て家庭を包括的に支援していくための体制の整備が必要であると認識しております。 このような中、令和元年度から母子保健型を中心として、保健師等が妊産婦等に対してきめ細やかな相談支援等を行い、支援が必要な場合は、産前産後支援事業や養育支援訪問事業などの母子保健サービスや子育て支援サービスにつなぐなどの機能を有する関係所属を「子育て世代包括支援センター」と位置付け、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援の充実に取り組んでいます。 今後、子育て世代包括支援センターにおいて、利用者支援事業の「基本型」の導入について検討します。 上記の趣旨を第5章「1 地域子ども・子育て支援事業の実施」「(11)利用者支援事業」の欄に追記します。 |
第5章「1 地域子ども・子育て支援事業の実施」
(11)利用者支援事業」の欄に次のとおり追記しました。
【今後の方針】 子育て世代包括支援センターにおいて、利用者支援事業の「基本型」の導入について検討します。 |
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