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更新日:2022年6月17日 ページID:008980
長崎市で生産が盛んな農産物をご紹介します。
長崎市の特産物で栽培面積が広く、生産量で日本一を誇っている「びわ」。その生産方法にも工夫がなされています。
「びわ」の実が高い値段で売れるように、できるだけ味がよく大きい「びわ」を作るため、一房に80個程の花が咲き、20個程の果実が小指の先ぐらいの大きさになった時、3~4つを残して全てを取り除き、袋をかけます。袋がけは、短い期間に高い枝の一房ごとにかけるため、大変な苦労とたくさんの人手がかかります。
また、収穫期間が他の農作物とくらべてとても短く、5月~6月の収穫作業は一年で一番忙しい時期です。そこで、ビニールハウスの中で栽培したり、収穫時期が違う品種を植えたり、できるだけ収穫期間を平準化する工夫がされています。
「いちご」は、バラ科の多年草で、日本には江戸時代末期に、オランダ人によって長崎に輸入されたのが最初と言われています。いちごは、びわやみかんに次ぐ、長崎市の主要な農産物です。甘みと酸味のバランスが絶妙な「ゆめのか」が現在の主流品種です。
温州みかんは、土壌、気候等条件に恵まれ、市内全域に栽培されており、長崎市を代表する特産品の1つです。主に「原口早生(はらぐちわせ)」「させぼ温州」等の種類があります。その他のかんきつ類として、「不知火」「ポンカン」等も栽培されています。みかんの、ひとつひとつの袋が柔らかくて薄く、オレンジの色が濃く、形がやや扁平で、皮のつぶつぶやヘタが小さいものが美味しいみかんといわれています。
びわ、みかんに次ぐ果樹として「豊水(ほうすい)」「幸水(こうすい)」「あきづき」等の色々な品種が茂木地区で栽培されています。
ぶどうは、外海(そとめ)地区、柿泊地区、琴海地区で栽培されています。現在は、巨峰やシャインマスカット等の品種が栽培されており、直売所でも人気商品になっています。
江戸時代、オランダから長崎に伝わったとされています。はじめは観賞用として輸入されました。琴海地区・東長崎地区などで、ハウスで生産される野菜です。
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