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更新日:2024年10月1日 ページID:007119
私たちが家庭で使った水は、下水管やポンプ場を通り、下水処理場できれいな水に処理されて川や海に流されます。海や川の水は、蒸発して雲となり、その後雨や雪となって、ふたたび地表に降りてきます。このような自然のサイクルの中で、下水道は大切な役割を担っているのです。
各家庭・工場から排出された水は、処理場の地下に設けられた、沈砂池と呼ばれる槽に入ります。ここで下水の中の大きなゴミと土砂を取り除きます。
大きなゴミを取り除いた水を、主ポンプで最初沈殿池と呼ばれる槽に送ります。
下水をさらにゆっくり流して、沈砂池で取り除けなかった、細かいゴミを取り除き、ドロ等をできるだけ多く沈めます。
バクテリアや原生動物のような目に見えない小さな生物の入った泥(活性汚泥)をくわえ、空気を吹き込んでかきまぜます。下水中の有機物は微生物の栄養として吸収され、沈みやすい泥になります。
沈みやすくなった泥を流れる間に底に沈めます。上の方の澄んだ水は、滅菌して川や海に放流します。
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