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水質管理体制

更新日:2018年10月25日 ページID:007281

安全をお届けする為に~水質管理体制~

 上下水道局では、常に水道水の水質基準に適合した安全で良質な水を供給するために、水源・浄水場・送配水施設・給水栓(蛇口)の水質検査を行っています。また、水質検査の信頼性を確保するため、水道GLPの認定(水道GLP認証取得のページへ)を受けています。

水質検査のポイント

水源での水質検査

水源
貯水池(ダム)での採水

 浄水場で安全で良質な水を作り出すには、水源の状況を把握しておかなければなりません。水源の水質は季節的に変化し、臭いを出すプランクトンが発生したり、貯水池(ダム)の表面と底層とで著しく水質に差が生じたりします。その変化に応じた浄水処理を行うため、定期的に水質検査を行っています。
 また、水源への汚染物質の流入等がないか、流入河川についても水質検査を行うとともに、河川からの取水場においては、油分・有害物質等の常時監視装置を設置し、監視を強化しています。

浄水場での水質検査

水質計器
浄水場の水質計器

 原水→沈殿水→ろ過水→浄水と浄水処理過程ごとに、適正な処理が行われるよう、水質計器等で常時監視・制御を行っています。
 また、より精密な水質検査を定期的に行っています。

送配水施設の水質検査

配水槽
配水槽・減圧槽での採水

 長崎市の水道水はその地形的要因から多くの配水槽や減圧槽を経て、皆様のご家庭へ届いています。浄水場から離れた地域や使用量が少ない地域は、消毒効果が減少しがちになりますので(消毒効果は時間の経過とともに減少します)、適正な消毒効果を保持するよう定期的にチェックしています。

給水栓(蛇口)の水質検査

給水栓
給水栓(蛇口)での採水

 各水系別の給水栓(蛇口)について、定期的に水質検査を行い水の安全性を確認しています。また、水の「味・臭気・色・濁り・残留塩素」については、市内93ヶ所の地点で毎日検査を行っています。

水質管理室のご紹介

浄水場
東長崎浄水場

 水源・浄水場・送配水施設・給水栓(蛇口)で採水した水は、水質管理室で検査・分析しています。
 水質管理室は東長崎浄水場の3階にあり、各種分析機器を備え、安全で良質な水を供給するための検査体制を整えています。
 水道水の水質に関するご質問やご相談等、お気軽にお問い合わせください。

分析装置
ICP-MS分析装置(金属類)
HPLC
HPLC(陰イオン界面活性剤)
顕微鏡
落射蛍光顕微鏡(プランクトン)


〒851-0134
長崎市田中町608番地7
電話番号:095-838-5037
FAX番号:095-813-8217
案内図はこちら(東長崎浄水場の案内図のページへ

お問い合わせ先

上下水道局事業部 水質管理室 

電話番号:095-838-5037

ファックス番号:095-813-8217

住所:〒851-0134 長崎市田中町608-7(東長崎浄水場3階)

アンケート

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