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更新日:2024年8月6日 ページID:026470
ニホンアカガエル(成体)
アカハライモリ
長崎市相川町にある当休耕田は、長崎市レッドデータブックに掲載されているニホンアカガエル、カスミサンショウウオ、ヘイケボタルなどの市内最大の生息地でしたが、平成8年頃に耕作がやめられてからは急速に乾地化が進み、それら湿地性の希少生物が絶滅の危機に瀕することとなりました。そのため、平成16年度から、地元自治会の協力を得て自然再生事業に着手し、現在では、ヘイケボタルの飛翔をはじめ、冬場の12月から春先の3月にかけて、ニホンアカガエル、カスミサンショウウオの成体と多くの卵塊が毎年、確認できる状態となっております。 当休耕田は、人と自然とが触れ合える、市内でも貴重な生物生息環境(ビオトープ)となっています。
イノシシの被害が続いていますが、令和5年12月30日に、令和5年初めてのニホンアカガエルの卵塊3個を確認することが出来ました。
令和6年1月2日の調査では、60個の卵塊を数えました。今後も、どんどん産卵することを祈っています。
左:イノシシの被害状況(令和6年1月)
右:二ホンアカガエル最初の産卵(令和5年12月30日)
令和5年度の野外観察会は無事に終了しました。ニホンアカガエルの産卵数も多く、約700卵塊でした。
5団体と観察会を行いました。
左:長崎大学教育学部3年生(令和6年2月3日)
右:時津幼稚園年長組 、相川自治会、長崎市環境政策課(令和6年2月7日)
(幼稚園でカエルの授業を受けました!)
左:創成館高校1年生(令和6年2月9日)
右:「へんちくりん」主催の観察会(令和6年2月12日)
(前日にカエルの授業を受けました!)
10番田通路から休耕田全景を見る(令和6年6月) 5番田生きもの観察所(令和6年6月)
駐車場はありません(入口付近に1~2台分のスペースのみ)。 道が狭いため、大型車の乗り入れは困難です。
相川町馬乗川平休耕田 位置図(PDF形式 235キロバイト)
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