ここから本文です。

樹木の剪定について

更新日:2022年3月31日 ページID:038348

剪定(せんてい)とは?

樹木の枝を切ることで形を整えたり、風通しを良くしたりすることをいいます。適度な剪定を行えば、以下のようなメリットがあります。

  • 樹木の見た目が美しくなる
  • 風通しや日当たりが良くなり、病害虫の繁殖を予防できる
  • 株や根への負担が減って栄養を効率的に吸い上げたり、行き渡らせることができる
  • 花や果実の数を増やすことや大きく育てることができる
  • 枝の伸びすぎで発生するご近所トラブルを防ぐことができる

剪定の時期

植木の剪定は基本的に毎年行い、夏と冬の年2回剪定するのが理想的です。それぞれの目的とやり方と違いを知って、適した時期に適した方法で剪定を行いましょう。

夏剪定

6月頃に伸びきった枝や葉を中心に剪定し、全体的な形を整えます。夏剪定の主な目的は、風通しや日当たり、栄養状態の改善です。夏までに活発になってくる害虫を予防し、花や実が付きやすくなるようにします。また、バランスの悪い枝はこの時期に剪定しておくと、台風対策になります。

冬剪定

植物の休眠時期に、春に備えて剪定します。太い枝を短く切ったり、芽をたくさん切り落としたりして、樹の形を整える目的で剪定を行うため、夏に比べて大きく剪定します。冬剪定の主な目的は、樹高や樹形の調整と生育の促進です。落葉樹や常緑針葉樹は基本的に冬に剪定を行います。

種類別の剪定時期

常緑針葉樹

常緑針葉樹は寒さに強い樹木ですが、基本剪定は新芽が動く前の春先に行います。枯れ枝を落とすなどの軽い剪定は10~11月に行います。

基本剪定 3~5月
軽い剪定 10~11月
主な種類 マツ、スギ、ヒノキ、コニファー など

常緑広葉樹

春先の暖かい時期に基本剪定します。新芽が出てくる前か、ある程度揃った頃に行います。花芽の形成後に剪定してしまうと、花芽を落としてしまったり、その年の花の付き方が悪くなってしまいます。

基本剪定 3~6月
軽い剪定 8~10月
主な種類 ツバキ、サザンカ、キンモクセイ、オリーブ など

落葉広葉樹

落葉広葉樹は葉が落ちた後の枝の様子を見ながら剪定します。夏は木が生長する時期のため、大きく剪定してしまうと木を痛めてしまいます。

基本剪定 12~翌年2月
軽い剪定 3、6、9、10月
主な種類 ヤマボウシ、モミジ、アオダモ など

剪定方法

剪定方法1剪定方法2

TOPへもどる

お問い合わせ先

土木部 土木総務課 

電話番号:095-829-1162

ファックス番号:095-829-1229

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(17階)

アンケート

アンケート

より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く