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更新日:2013年3月1日 ページID:000502
(かげつ)
指定年月日 昭和35年3月22日
所在地 長崎市丸山町2番1号
丸山の地には、寛永14年(1637)頃、遊女屋(ゆうじょや)3軒があり、俗に「三軒屋」と称していたという。その後、寛永19年(1642)、市中に散在する花街をこの地に集め、官許(かんきょ)の遊女町とした。遊女屋引田屋(ひけたや)の創立は、寛永年間(1624頃)といわれ、 花月は、文政元年(1818)の頃、引田屋の庭園内につくられた茶屋の名称である。
花月は明治12年(1879)、丸山の大火で類焼、その翌年花月の名称は引田屋の一部に移転、大正末年引田屋は廃業したが花月の名称と引田屋の庭園・建物は現在に継承されてきた。この地は、遊女町成立以来、向井去来(きょらい)・頼山陽(らいさんよう)など多くの文人が訪れ、詩文・版画等に紹介されてきた。
備考
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路面電車・バス「思案橋」下車徒歩5分
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