ここから本文です。
更新日:2013年3月1日 ページID:000508
ふるばし(なかごばし)
指定年月日 昭和47年6月10日
所在地 長崎市中川2丁目と桜馬場2丁目の間
鳴滝川にかかるこの石橋は、一の瀬(現在の蛍茶屋)から桜馬場に通じる長崎の玄関口にあたり、承応3年(1654)、唐通事・林守壂(りんしゅでん)が私費を投じて架けた。眼鏡橋から数えて6番目に架けられた石橋で、この頃堂門・玉帯・高麗(こうらい)・一の瀬の各橋が毎年続いて架けられていた。創架後崩流の記録はないが、現在は勾欄(こうらん)、親柱(おやばしら)等をそのまま埋めこんで、約1メートルかさ上げがしてある。車の交通に便ずるため、明治の初期の改修と思われる。径間5.1メートルで、この水系最小の石橋であるが、側壁石に入念な仕事ぶりを見ることができる。大正7年(1918)下流に新しく中川橋が架かり、この橋は古橋と改称された。
備考
地図検索(新しいウィンドウで開きます)
(補足)地図は目的地周辺の概ねの位置を示しています
より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く