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更新日:2013年3月1日 ページID:000518
指定年月日 昭和26年6月9日
所在地 長崎市鳴滝1丁目、本河内3丁目
この植物はツチトリモチ科の寄生植物で、塊状の地下茎でトベラやシャリンバイなどの樹木の根に寄生する。全体が淡黄色で、高さ10~15センチメートル、一見キノコ類と見まちがえる。キノコの頭のように見える部分は微小な雌花の集団で、雄花はその間に点々とまじる。
指定地は、本河内水源地の北側に広がる水源かん養林内である。ここにはシイノキ・クスノキ・イヌグスなどの照葉樹の下に、サザンカ・シャリンバイ・トベラ・ネズミモチなどの小高木が多い。キイレツチトリモチの自生地は、今のところ台湾・琉球と鹿児島県・長崎県だけである。
備考
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