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更新日:2013年3月1日 ページID:000579
ひがしやまてようふうじゅうたくぐん(ななとう)
指定年月日 平成元年9月4日
所在地 長崎市東山手町6番25号ほか
この7棟の洋館群は、明治20年代後半頃にまとめて建設された。敷地は、東山手最下部の西面する急傾斜地を上下2段に造成しており、狭小な宅地に7棟もの建物が建つため、居留地内の他の宅地に比べて密集した形態となっている。建物は、全般的に共通する点が多いが、特徴としては、内外とも意匠・仕上げが質素であり、擬洋風的であること、構造材料が各棟ほぼ同一であること、特に上段2棟は平面立面とも酷似していることなどがあげられる。これらのことから、社宅または賃貸住宅等として計画的に建設されたことが推定できる。
このような用途の住宅遺構が群として残存することは全国的に類例がなく、また、東山手の景観上特異な存在であり貴重である。
備考
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