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更新日:2013年3月1日 ページID:000586
わたりどりづか(くひ)
指定年月日 平成10年4月30日
所在地 長崎市本河内1丁目19番
文化10年(1813)、長崎の俳人平田祥禾(ひらたしょうか)を始めとして、 当時の蕉門俳人が、芭蕉翁120回忌、去来110回忌に当たり、馬町墓地に建立したもので、蕉風俳諧の祖松尾芭蕉の句「めにかかる雲やしばしのわたり鳥 翁」(建立当時のベストセラー「芭蕉句選拾遺」所収句)と蕉門俳人で長崎出身の向井去来の句 「故さとも今はかり寝や渡りどり 落柿舎(らくししゃ)」を表面及び右面に刻み、裏面に「文化十とせの夏みな月 蕉門の師弟こころを合わせて建けるよしを祥禾しるす」と刻んである。
長崎の俳諧史の歴史の中で芭蕉塚は数本建立されたが、芭蕉・去来の師弟句碑はなく、文学的にも大きな価値を持つものである。
備考
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(補足)地図は目的地周辺の概ねの位置を示しています
路面電車・バス「蛍茶屋」下車徒歩10分
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