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更新日:2013年3月1日 ページID:000599
(おおのきょうかいどう)
指定年月日 平成20年6月9日
所在地 長崎市下大野町2619番地
明治12年(1879)に外海地方の主任司祭として赴任したド・ロ神父は、当地における布教と福祉・殖産に多大な貢献をした。大野教会堂は、同神父が明治26年(1893)に建設した小規模な巡回教会である。
建物は、北側の会堂部と南側の司祭室部からなる。会堂周りの3面は当地産の玄武岩(げんぶがん)割り石を漆喰モルタルで固めた特異な壁体(地元では神父に因んで「ド・ロ壁と呼ぶ」)を築き、その上に洋式のキングポスト(真束)をもつ木造小屋組を架ける。側面の窓は上部を半円アーチ形の煉瓦造とする。
堂内は列柱(れっちゅう)のない一室構成で、現在の和風の棹縁(さおぶち)天井と板張りの床は後補とみられる。上記のド・ロ壁や洋式小屋組のほか、通り抜けにした前廊部とそれを覆う変則的な寄棟屋根、軒下に出る梁の先端に施したり彫り込み装飾など、ド・ロ神父の建築技法が随所にみられ、また地域の風土に密着した造形を示す。
備考
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(補足)地図は目的地周辺の概ねの位置を示しています
バス「大野」下車徒歩10分
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