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更新日:2013年3月1日 ページID:000613
(きゅうながさきぜいかんさがりまつはしゅつしょ)
指定年月日 平成2年3月19日
所在地 長崎市松が枝町4番33号
長崎港は鎖国時代にも我が国唯一の外国との窓口として開かれていたが、開国後も貿易港として重要な位置を占め、税関が置かれた。
この派出所の建物は明治31年(1898)に新築された。庁舎は、正面を海に向けて建つ煉瓦造り、平屋建の建物で、正面両端に三角破風(はふ)を見せた端正な意匠になっている。内部は検査場・倉庫・事務所等から成る。建物の後方には便所があって渡り廊下でつながり、敷地は煉瓦塀で囲まれている。
小規模であるが、よくまとまった建物で、附属の便所、敷地を囲む煉瓦塀等、明治時代の税関施設の状況をよく伝えており、資料的価値が高いだけでなく、海岸通りの景観上も重要な役割を持つ。
備考
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路面電車「大浦天主堂」・バス「大浦天主堂下」下車徒歩約3分
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