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更新日:2013年3月1日 ページID:000628
(かわはらおおいけじゅりん)
指定年月日 昭和53年8月22日
所在地 長崎市宮崎町
川原大池は長崎半島の千々石(ちぢわ)湾側の海岸にある。大池と海をへだてる自然堤防の上には樹林地があり、そこが指定地である。おもな樹種は、ホルトノキ、クスノキ、アラカシ、ヤマモガシ、ムクノキ、クヌギ、トベラ、クチナシ、ハマナツメ、ハマボウなどである。水辺には、ヨシ、ヒトモトススキ、ガマ、アンペライ、テツホシダが生育する。植物分布からは、ハマナツメ(クロウメモドキ科)の生育がとくに貴重である。
ハマナツメは、中国南部や台湾、日本では琉球、九州南部、西部、東部、四国や紀伊半島の沿海湿地に点状に分布しており、川原大池は九州西部における分布北限地のひとつである。
備考
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バス「川原公園前」下車徒歩5分
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