ここから本文です。
更新日:2013年3月1日 ページID:000655
(ながさきぶぎょうしょかんけいしりょう)
指定年月日 平成18年6月9日
所在地 長崎市立山1丁目1番1号 長崎歴史文化博物館
本資料は、江戸幕府の直轄領長崎を支配した長崎奉行所に関する文書・絵図類である。長崎奉行所が作成した資料、受領した資料とその控え・写し等1,242点からなる。長崎は、鎖国体制下で海外への窓口であったこともあり、内容は対外交渉や貿易統制、長崎警備、キリシタン禁圧等多岐にわたる。
遠国(おんごく)奉行所の中では最もまとまった歴史資料であり、とりわけ長崎奉行所の判決記録である「犯科帳(はんかちょう)」は寛文(かんぶん)6年(1666)から慶応(けいおう)3年(1867)まで200年におよぶ近世法制史料として極めて貴重なものである。さらに、明治維新後、新政府(長崎県)に引き継がれ、多くの文書類が現役の行政文書として活用された点も非常に珍しい。
江戸時代におけるわが国の政治・外交・貿易に関する研究上重要な史料群である。
備考
地図検索(新しいウィンドウで開きます)
(補足)公開の有無は所在地に直接お問い合わせください
より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く