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更新日:2018年3月14日 ページID:000676
(そくひぜんじしょかけのげ)
指定年月日 昭和47年3月16日
所在地 長崎市鍛冶屋町7番5号 崇福寺内
寛文11年(1671)5月19日は即非(そくひ)禅師示寂(じじゃく)の前日である。崇福寺二代を嗣ぐ千獃(せんがい)禅師のために上掲の偈を書き与えたもので、偈には次のように記してある。
「我若し火化せば、空の空に合するが如し。真空は不空なり。青山旧に依る白雲の中。 曇子に命ず。擧喝(こかつ)(喝という声を発すること)秉炬(ひんこ。荼毘の時、炬火(こか)をとって法語をなすこと、下火(あこ)に同じ)は敢て尊宿を煩わせざるなり。寿山病僧即非手書」
これを火化の偈といい、翌20日禅師は示寂している。
炬火…たいまつの火
法語…禅僧が修行者を正しく導きだそうとして示す語のこと
出典:『広説仏教語大辞典』中村元著(平成17年3月)
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