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更新日:2021年10月27日 ページID:000701
(もぎどうむえんとう)
指定年月日 昭和50年12月5日
所在地 長崎市上小島2丁目13番
正徳2年(1712)痘瘡が流行し、三千余人の患者が出たといわれている。この時の死者(主として子ども)を供養し、併せて長崎の町に病気が入ってこないように祈念するため茂木道に供養塔を造ったのであろう。この塔の正面は道より向って左側である。正面には上部に釈迦如来座像が石に浮刻されて、その下部に「開天寶剏慶悠長……」の文字が刻まれている。左面には観音菩薩,右面には阿弥陀如来.裏面には地蔵菩薩の座像の浮彫があり、下部にそれぞれ「南無観世音菩薩」・「南無阿弥陀仏」・「南無地蔵王菩薩」と刻む。基礎石の獅子の浮彫が目立つ。土地の人はライオン様と呼んでいる。他の三面には法華経化城喩品の偈など彫ってある。
備考
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