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更新日:2021年10月28日 ページID:000705
(こうふくじまそどう)
指定年月日 昭和37年3月28日
所在地 長崎市寺町4番32号
媽祖(まそ)は天妃(てんぴ)・天后聖母(てんこうしょうぼ)・老媽(のうま)・菩薩(ぼさ)などいろいろの名前があり、海上守護神として華南地方では深く信仰された。来津唐船に祭る媽祖小像は、在泊中各由縁の唐寺の媽祖堂に安置するが、寛文3年(1663)市中の大火に一山焼亡のあと、当寺復興における媽祖堂再建の年代と、現存の媽祖堂との関係は諸説があって定かでない。
堂内正面に寛文10年(1670)の「海天司福主」の横額があるため、大火後7年目の寛文10年には媽祖堂は整備されていたと思われる。黄檗(おうばく)天井の前廊・半扉(はんとびら)・化粧屋根裏風天井で内外総朱丹塗等、建築様式に唐風も見られるが、細部様式の基調は和風である。
備考
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路面電車・バス「市民会館」下車徒歩5分
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