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更新日:2013年3月1日 ページID:000719
(しょくにんづくし)
指定年月日 昭和31年4月6日
所在地 長崎市上西山町4番30号 松森神社境内
松森(まつのもり)天満宮、 本殿の瑞籬(みずがき)の欄間(らんま)に中世職人風俗を彫刻彩色した鏡板(縦30.3センチメートル横172センチメートル)をはめ込んだもので、30枚ある。松森神社は、寛永2年(1625)今博多町に創設されたが、 明暦2年(1656)現在地に移転した。
正徳3年(1713)社殿の改修が行われ、 このほり物はその際に奉納されたものである。彫刻者は御用指物師喜兵衛・同藤右衛門であり、下絵を描いた画家は不詳であるが、 当時の長崎奉行御用絵師小原慶山(おばらけいざん)ではないかと考えられている。この彫刻にみる職人風俗の精緻な描写は、歴史民俗資料としての価値とともに、 美術品としても高く評価されている。
備考
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路面電車・バス「諏訪神社前」下車徒歩5分
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