ここから本文です。
更新日:2013年3月1日 ページID:000726
(しほんちゃくしょく なんばんじんらいちょうずびょうぶいっそう)
指定年月日 昭和10年8月3日
所在地 長崎市立山1丁目1番1号 長崎歴史文化博物館
本屏風は、六十数点現存する南蛮屏風と称されるものの一つである。南蛮屏風には二つのタイプがあり、一つは、日本の港町に洋式帆船が入港し、南蛮寺が建っていて宣教師や南蛮商人(スペイン・ポルトガル人)たちの様子を左右一双に描いたもの。他は上のモティーフを一隻に描き、他の一隻に外国の港や町の情景が描かれたものである。この屏風は前者の部類に属する。
南蛮屏風の制作された時代は1590年代頃から1680年代頃までと考えられている。本屏風は慶長初期(1600年頃)の制作と推定される。 作者は不詳。狩野派の系統をひく画家の作と思われる。
備考
地図検索(新しいウィンドウで開きます)
(補足)公開の有無は所在地に直接お問い合わせください
より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く