上戸町浮立太鼓・シャギリ
更新日:2013年3月1日 ページID:000788
上戸町浮立太鼓・シャギリ
- 所在地 長崎市上戸町
- 保持団体 上戸町浮立太鼓・シャギリ保存会
- 組織 上戸町浮立太鼓・シャギリ保存会を組織し、前田会長を中心に会員34名で運営に当たっている。戸町小学校と連携し、クラブ活動で指導し、芸能の継承を図っている。
- 上演期間 10月18日(戸町くんちヤスマキ)19日(戸町くんち)
- 上演場所 戸町神社と地区内
- 指定状況 無指定
- 備考 長崎郷土芸能保存協議会未加盟
由来
- 浮立 古くから稲の生長と豊作を祈願し雨乞いと害虫を追い払う行事として行われてきた。現在、浮立に使われている鉦に、宝暦9(1759)年と刻まれていることから江戸時代の中期には上戸町浮立が行われていたと考えられる。
- シャギリ 昭和2年に矢上中尾地区のシャギリに上戸町・新戸町の数人が参加していた。昭和22年からは、戸町地区でもシャギリの習得に努め、長崎諏訪くんちのシャギリ呈上町として、各踊り町の依頼をうけて勤めていた。囃子手の高齢化により諏訪神社の呈上シャギリは中止したが、戸町神社の呈上シャギリと祭前夜のヤスマキは今日まで続いている。
芸能の構成
曲目としては、田の畔から戸町の港まで虫を追続けるための道中囃子である「道中」続いて、戸町の港で行われた祈願囃子の「まくり」、すべての行事の終了と家内安全、豊作を願う囃子「しめ節」の3部構成。
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