心田庵休場のお知らせ
心田庵は、建物や庭園の傷みが散見されるため休場しています。
建物や庭園の保存・活用計画を策定したのちに、整備を実施する予定にしています。
したがって、休場期間中は、一般公開及び施設の貸出しを中止します。
【休場期間】令和3年4月1日から当分の間。
心田庵(しんでんあん)
文化財の名称
市指定史跡 心田庵
所在地
長崎市片淵2丁目18番18号
心田庵について
- 創建 寛文~天和期(1660~80年代)
- 敷地面積 1,581.08平方メートル(茅葺建物面積 149.79平方メートル)
- 心田庵は、何兆晋(がちょうしん)が長崎片淵郷(現在の片淵2丁目)に建てた別荘です。何兆晋は、寛永5年(1628)に長崎に来た住宅唐人・何高材(がこうざい)の長男で、万治元年(1658)に唐小通事となりました。父・高材とともに長崎の清水寺本堂(国指定重要文化財)を寄進したことでも知られます。
- 心田庵は長崎の茶道において重視された由緒があり、天和2年(1682)の「心田菴記」や、文化14年(1817)の「心田菴図」などの資料も残されています。名称の由来として、「心田菴記」には、「何兆晋の心の田畑はとても広大で、まさに子が種をまき、孫が耕すごとく、心の宝である」と記されています。人は地位や名誉、財産などより、「心の田畑を耕すことが最も大切である」との意味から名付けられたものと察せられます。
- 長崎市にとって継承すべき歴史的、文化的な遺産で、平成25年2月に長崎市の史跡に指定されました。
利用案内 (令和3年4月1日から令和7年3月31日まで休場します。)
一般公開及び施設の貸出は現在行っておりません。
一般公開についてのお知らせは、こちら

春の庭園

秋の庭園
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