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更新日:2018年8月22日 ページID:031636
都市景観大賞(主催:「都市景観の日」実行委員会)は、良好な景観の形成に資する普及啓発活動の一環として、平成3年度より毎年度実施されている表彰制度です。「都市空間部門」と「景観まちづくり活動・教育部門」があり、「大賞」、「優秀賞」等を授与するものです。
このうち、「景観まちづくり活動・教育発部門」は、地域に関わる人々が景観に関心をもち、自らの課題として捉え、その解決に向けて活動できるよう意識啓発、知識の普及、景観制度を活用した取組等による活動を対象にしたものです。
詳しくは、下記の国土交通省のホームページをご覧ください。
www.mlit.go.jp/toshi/townscape/toshi_townscape_tk_000022.html(新しいウィンドウで開きます)
平成30年5月21日、国土交通省より平成30年度都市景観大賞の発表があり、深堀地区の優秀賞受賞について発表されました。
www.mlit.go.jp/report/press/toshi10_hh_000278.html(新しいウィンドウで開きます)
平成30年度都市景観大賞受賞概要(PDF形式:1,417KB)
景観まちづくり活動・教育部門
民・学・官が一体となった「深堀地区」の景観まちづくり
深堀地区は、深堀鍋島家として、長崎市唯一の城下町であり、カギ型街路や石塀が数多く築かれました。しかしながら、近年、こうした資源が住宅開発等で失われており、このことに危機感を持った住民が、歴史的景観をまちづくりに活かすため、平成8年1月、地域住民主導によるまちづくり推進協議会が設立されました。
住宅地であるため、景観まちづくりと自治活動は不可分との考えから、協議会と自治組織を一体とした独自の仕組みが構築されています。平成23年4月の長崎市景観計画の施行を契機に、地域住民だけでなく、大学や行政等と協働し、積極的に景観まちづくりに取り組む機運が生まれました。
平成24年4月深堀地区景観形成重点地区の指定、平成26年3月法定外の深堀地区景観まちづくりガイドライン策定、平成29年4月深堀ふれあい広場の完成のほか、地区内の5件の景観資産を景観重要建造物に指定するなど、住民のアイデアを協議会で合意形成することで活動の成果が目に見える形で表れてきています。
平成30年6月22日(金曜日)、関係者が長崎市役所を訪れ、市長に受賞を報告しました。
平成30年度都市景観大賞受賞概要(PDF形式 1,417キロバイト)
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