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更新日:2024年7月1日 ページID:001693
長崎市は地形的制約から平地が少なく、斜面地に市街地が形成されてきました。
しかしながら、斜面地では車をはじめとした交通機関が利用できないため、近年、高齢者や人口流出、家屋の老朽化が進んでいます。
したがって、斜面地の住環境を改善するためには、地区の特性に応じた交通環境を改善することが必要不可欠であるものと考えています。
本市では、その一環として、南大浦地区において全国ではじめての試みとなる「斜行エレベーター」を導入することにしました。
斜行エレベーターは、徒歩しか手段のない斜面市街地において、交通弱者といわれる高齢者や障害者の方でも安全で快適に移動できる新しい交通手段として、これまでの道路機能を飛躍的に向上することにより、斜面地の再整備に大きな役割を果たすことができるものと期待されます。
市の都心南部に位置する南大浦地区は、斜面に密集住宅が広がる典型的な斜面市街地となっており、傾斜がきつく、道路整備も困難であるため、住民の多くは日常的に長距離の階段昇降を余儀なくされています。
市内にはこのような斜面地が多数ありますが、南大浦地区はその中で以下の特性を持ち、整備効果が最も高い地区であることから、斜行エレベーターを導入することにしました。
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