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更新日:2019年7月30日 ページID:033202
井原東洋一長崎県被爆者手帳友の会会長のご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。
井原会長におかれては、昭和62年に長崎市議会議員に初当選され、以来7期28年に渡り教育厚生委員会委員長や都市整備対策特別委員会委員長などを務められ、市政の発展に大きく貢献していただきました。
平成18年には長崎県被爆者手帳友の会の第2代会長となり、被爆者援護、核兵器廃絶を求める運動など、国内外で精力的に活動されるとともに、福岡俘虜収容所第2分所香焼追悼記念碑の建立や長崎平和アートプロジェクト(ナヘア)の設立にもご尽力されました。
平成28年の平和祈念式典では、被爆者代表として、「武力で平和は守れない。地球市民とともに核兵器廃絶の実現を!!」と「平和への誓い」を力強く読み上げていただきました。また、平成29年には、これまでの活動が認められ、旭日小綬章を受章され、多くの皆さんと盛大にお祝いしたことが思い出されます。
井原会長のこれまでの活動に心から感謝の意を表すとともに、故人の遺志を継ぎ、核兵器廃絶と恒久平和の実現に向けて、力を尽くしていきたいと思います。
ご家族の皆様のご心痛をお察し申し上げますとともに、安らかなるご冥福をお祈り申し上げます。
令和元年7月30日
長崎市長
田上 富久
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