ここから本文です。

被爆76周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」被爆者代表 岡 信子氏のご逝去に伴う市長コメント【2021年11月5日】

更新日:2021年11月5日 ページID:037673

 岡 信子氏のご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。
 岡さんは、今年挙行した平和祈念式典において、これまでで最高齢となる92歳の被爆者代表として、負傷者の救護に従事した自らの体験を踏まえながら、「命のある限り語り継ぎ、核兵器廃絶と平和を訴え続けていく」と「平和への誓い」を力強く読み上げていただきました。
 この思いのままに、これから益々被爆体験講話等の活動に御活躍いただけるものと期待していただけに、大変残念でなりません。
 岡さんは、自らの被爆体験を語り平和の発信を行うのに、決して遅すぎることはないということを私たちに示してくださいました。今後、岡さんの思いを引き継いで、後に続く方々が出て来られることを願います。
 岡さんのこれまでの活動に心から感謝の意を表すとともに、故人の遺志を継ぎ、残された私たちは、核兵器廃絶と恒久平和の実現に向けて、力を合わせて取組んでいきたいと思います。
 ご遺族の皆様のご心痛をお察し申し上げますとともに、安らかにお眠りになられることをお祈り申し上げます。

令和3年11月5日

       長崎市長
田上 富久

アンケート

アンケート

より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く

ページトップへ