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更新日:2020年4月16日 ページID:034490
令和2年4月15日(水曜日) 午後10時00分~午後10時30分
▶ 会見の様子は、こちら(新しいウィンドウで開きます)
田上市長
本日、4月15日、長崎市において、1例目となる新型コロナウイルス感染症患者を確認いたしましたので、ご報告をいたします。
ご本人は、30歳代の男性で、日本国籍の方でございます。福岡県在住の自営業の方で、海外渡航歴はありません。長崎市内での行動歴ですが、4月1日に長崎に来られ、それ以降、仕事のため市内に滞在されております。4月7日に味覚に異常があり、10日から仕事を休まれています。その後、4月13日に発熱を認めたため、4月14日に、市内の医療機関を受診され、医療機関から、帰国者・接触者相談センターへ連絡がありましたので、帰国者・接触者外来へ受診調整を行っています。4月15日に帰国者・接触者外来において検体を採取し、長崎市保健環境試験所において、リアルタイムPCR検査を実施し、本日、4月15日、19時ごろ、陽性が判明をいたしました。現在、市内の感染症指定医療機関への入院を調整中です。もうこの時間、指定医療機関に入られているかもしれないと、そういうタイミングになります。
なお、濃厚接触者については、現在調査中となっています。
本日は、夜が遅い、こういった時間ですので、詳しい状況調査については、あす以降実施することになります。
以上、まず私からの報告にさせていただきます。
記者(西日本新聞)
まず、現在の症状なんですけど、発熱とありますけれども、これ大体何度ぐらいですか。微熱、高熱、どれぐらいになりますか。
田上市長
37.9度の発熱と、咳と痰が、現在の症状ということです。
記者(西日本新聞)
仕事で市内に来られて、滞在されたということですけれども、これはホテルに泊まっていたんですか。
田上市長
そうですね、市内の、はい。
記者(西日本新聞)
濃厚接触者の状況というのはこれから調査とありますけれども、少なくともどれぐらいの方と接触したとか、そこら辺はまだ全然。
田上市長
そうですね、今のところ、人数は言えません。
記者(西日本新聞)
PCR検査をした時間って、大体何時ぐらいだったんですか。
市民健康部長
結果がわかったのが19時ですので、その前、6時間ぐらい前から検査を始めたという形で聞いています。
記者(西日本新聞)
市長にお伺いしたいんですけど、長崎市で初めての感染者確認というニュースですけど、改めて受けとめをお願いします。
田上市長
これまで長崎市内では確認をされていなかったわけですけれども、現在の社会状況を考えると、いつ確認されてもおかしくない状況だということは、常に思っておりました。そういった中で、県内これで15例目になりますけれども、そのほとんどが、感染経路が割とわかりやすく、外から入ってきているという状況ですけれども、今回のもそういう意味では、県外からの方ということになりました。
市内滞在中の濃厚接触者等をしっかりと調査して、今後、対応したいというふうに思っています。
記者(西日本新聞)
ただ、今、現在、小中学校とか始まっていますけれども、その辺の対応というのは、今後のどういった経路をたどったのかとか、どういった方と接触したのかというのを見て、判断するということですか。
田上市長
そうですね、そういうことになります。
今回の場合は、そういう意味では、最初の、県外からという部分で、ある程度わかりやすい形になるんではないかなというふうに思っています。
記者(西日本新聞)
認識としては、まだこれからだと思いますけれども、福岡から来た方が、言葉は悪いですが、持ち込んだということなんで、長崎市内で感染が広がっているかどうかというのは、まだ。どういった認識ですか。
田上市長
そうですね。仕事が自営業ということなんですけれども、夜間の現場作業ということですので、あるいは、市内で公共交通機関は使われていないということは確認できていますので、そういった状況をより詳しく調査をさせていただいて、まず濃厚接触者をしっかりと特定したいというふうに思っています。
記者(西日本新聞)
公共交通機関を使っていないということは、車で、福岡から長崎に来られたということですか。
わかりました。ありがとうございました。各社さん、何か質問はありますか。
記者(NHK)
自営業は夜間の現場作業ということなんですが、これは、建設現場等ですか。現場作業というのは、どういう仕事になるんでしょうか。
市民健康部長
現段階では、まだ公表する段階ではないということで、ご理解いただきたいと思います。
記者(NHK)
現場作業となると、一緒に作業をする人も多数いるんじゃないかと思うんですが、そういった方や、滞在先がホテルということですが、ホテルの関係者もこういう調査はされるんでしょうか。
田上市長
そうですね、そういうことになると思います。
記者(長崎新聞)
現場作業って、細かく言えないにしても、例えば、土木関連とか、それくらいは言えますか。土木関連、建築、建設、あるいは。何かもう一言欲しいです。現場の仕事だけだとちょっと。
田上市長
今、お聞きしている範囲では、建築関係だと思います。
記者(長崎新聞)
あと、1日からずっと市内のホテルということですけど、福岡に戻ったりとか、そういうのは、これまでのところ全くないんですか。
田上市長
それはないようですね。
記者(長崎新聞)
全くなかった。ということは、福岡で感染してこっちに入ってきたという、それとも、こっちで感染したのかというのは、その辺、今のところどう見ていらっしゃいますか。
保健所長
そうした点につきましても、これからの調査で考える必要があるものと考えておりますので、現時点で即断することはできない状況にあることを、ご理解いただきたいと思います。
記者(長崎新聞)
そうすると、市長、最初に、福岡から入ってきたということですけれども、ひょっとしたら、これはまだ経路が追いづらい案件である可能性もあるということですかね、状況としては。はっきり福岡から持ち込んできたということも、まだ断言はできないわけですね。
保健所長
検査を行って、結果が出て、今、3時間ちょっとたった段階で得られている状況をもとに即断することは難しいところだろうとは思いますが、概ね、今、得られている情報をもとにしますと、市内での感染の可能性は高くないというふうには思っているところです。ですが、これから、それは、今後得られる情報をもとに判断していくことになろうかと思います。
記者(長崎新聞)
今のところは、市内での感染は、高くないということですか。持ち込んだ可能性が、どちらかというと高いなというぐらいですね。
あと、4月13日に発熱を認めるってあるんですけれども、これは、何か、自分で体温計で測っているということでよろしいですか。
保健所長
13日に体温計で測られて、38度台の熱があったという情報はいただいています。
記者(長崎新聞)
それは、ご自身で測って。そのときは、38.何度だったかというのはわかりますか。
保健所長
今、手元に詳しい数字は持っていませんが、38度台の数値だったというふうにはお伺いしています。
記者(長崎新聞)
あと、建築関連ということで、自営業なんですか。いわゆる会社勤めではなくて、自営業というのは、建築関連の自営業という理解でいいんでしょうか。
市民健康部長
まだ詳しい内容までは確認できておりません。自営業で、建築関係ということまでで、今からの調査ということになります。
記者(長崎新聞)
基本的に、単身でこっちに来ていて、ずっと市内で寝泊まりしていたという状況ですか。家族とか、あるいは同僚と一緒にとか、そういうのは。
市民健康部長
今、お伺いしているなかでは、単身で来られたということで、確認しております。
記者(NCC)
10日からは、検査のために外出とかされていると思うんですけど、それ以外は、基本的にホテルにいらっしゃったということでよろしいですか。仕事を休んでいたということは、ホテルにいたということなんですか。
市民健康部長
まだ具体的な行動、そこまでは確認できておりません。調査する形になります。
記者(NCC)
逆に言うと、9日までは現場に出ていたということになりますか。
市民健康部長
そういうことになります。
記者(NCC)
なるほど。現場というのは、もちろん屋外ということですか。建設現場。
田上市長
そういうことです。
※「屋外である」と回答していますが、正しくは、「 現場が屋内であるか、屋外であるかについては、現時点では確認できておりません」です。
記者(NCC)
そういうことですね、はい。私からは以上です。
記者(NBC)
14日に市内の医療機関に相談、PCR検査は翌日という形なんですけれども、検査に至るところで、この方が検査するというふうに決めた理由というんですか、相談した経緯というのは、いかがでしょうかというのがまず1つ目ですね。検査件数がふえている状況だとは思うんですけれども、この方の検査をすることになったことを教えてください。
保健所長
現行、このご相談いただいた医療機関のドクターが、聞き取りを行っていただきまして、その背景情報から検査をする対象として適切であるというふうにご判断いただいたことを、センターの方にもご連絡をいただきました。そうした医師の判断をもとに、検査の方に進んでいただきましたという状況でございます。
記者(NBC)
今まで、長崎市内で出ていなかったんですけれども、やっぱり症状の中から、これはというところは、感じ等はあったんでしょうか。症状の中で気をつけているところとか、聞き取りのところで気をつけていることとか、保健所の中でですね、それはいかがでしょうか。
保健所長
現行、このケースについては、診療していただいたドクターの判断が中心となりますので、その後、保健所が聞き取りを行って判断を変えるということはございません。そうした中では、ドクターが聞いていただいた診療情報というものが非常に重要となってくるものでございます。
記者(NBC)
問い合わせの中で、今、こういった情報が増えていたりとか、そういったこととかはございますか。一般の方から、その感染症の、帰国者・接触者外来において、こういう相談が来るケースというのは。味覚の件についてはいろいろあるとは思うんですけど、いかがでしょうか。
保健所長
味覚、嗅覚の件については、既に国の方から、症状の1つとしてとらえるべきであるという連絡も来ておりまして、相当前から、そうした情報も、発熱や気道症状、咳などの情報と一緒にお伺いをしているところであります。やはり数割、確定した数値をお出しすることは難しいとは思いますけれども、これまで言われている中では、3割程度の方が、そうした味覚、嗅覚の異常を感じられるのではないかという情報も出ておりますが、長崎地区で、実際にどれぐらいの方がという個別のデータは持ってございません。
記者(NBC)
その中で、今回初めて出たということですね。
保健所長
陽性例は初めてであるということでございます。
記者(KTN)
先ほど、建築関係で働いている方とお伺いしたんですけれども、具体的にはどんなものをつくられているんでしょうか。例えば、家だったりとか、ほかに建築物があると思うんですけど。そこはいかがでしょうか。
田上市長
それ以上の詳しいことは、まだ今後の確認になると思います。今の段階では、そこまでということです。
記者(KTN)
同じ作業現場に、体調不良を訴える方というのはいらっしゃるんですか。
市民健康部長
現時点では、まだ調査、その辺に入っておりませんので、確認できておりません。
記者(KTN)
滞在していらっしゃるのは、長崎市内のホテルでよかったですか。
田上市長
はい。
記者(NBC)
今、ホテルのお話が出ていましたけれども、いわゆる、このホテルというのは、観光客が泊まるようなホテルか、それとも、出張客が使うビジネスホテルか、いわゆる建築関係の方が長期で滞在するようなホテルか、どういうタイプのホテルになりますでしょうか。
田上市長
今のところ、市内の宿泊施設というところまでが、確認できているところです。
記者(NBC)
そのジャンル的なところというのは、まだ確認できていないですか。いわゆる、観光客が泊まるようなホテルか、いわゆる長期滞在の、建設関係の方が泊まるようなホテルなのか、そのあたりは。
田上市長
宿泊施設の皆さんと、どういった形で公表するかという点について、まだ確認できていない部分がありますので、今は、市内の宿泊施設というところまでだと思います。
記者(KTN)
県内で感染が相次いで、壱岐市は、小中学校、臨時休校の期間を長くしたりしていると思うんですけれども、長崎市内で初めて感染者が出たということで、不安に思っている親御さんたちもいらっしゃるでしょうけど、そのあたりというのは、今、明確にお答えできますか。
田上市長
今、第1例が確認されたという状況ですので、まずはしっかりと、行動歴等を調査して、そして、濃厚接触者等を特定してという作業を、しっかりと、あす以降進めたいというふうに思います。それが第一だというふうに思っています。
記者(KTN)
あともう1点、きょう、飲食業の方が中心だと思うんですけど、市で独自の経済対策を、今週中に取りまとめるということでありましたけれども、この感染を受けて、今後、進捗に影響が出たりとかいうことは考えられるでしょうか。
田上市長
いや、それは、経済対策の進捗には、直接関係はありません。
記者(NCC)
長崎市では、感染者が出た場合に、詳細に、どういう場合に、どういうふうな対応をとるということは、ある程度決めていらっしゃると思うんですけど、あす以降、市の対応として、いろいろな窓口業務とか、いろいろな業務があると思うんですけど、その辺はどういうふうに考えて、どういうふうにしようという、ここの指針みたいなものはありますか。感染者が出た場合の。
田上市長
市全体のという意味ですか。
記者(NCC)
市の、例えば、施設だとか、そういうものをどうするだとか、そういうものというのは何かありますか、あす以降、あすからの方針。
田上市長
まず、先ほどからお話ししておりますように、しっかりと行動歴等を調査して、どういったところを動かれたのか、どういった皆さんと接触されたのか、そういった部分をしっかりと調査することが第一だと考えています。その中で、そういった皆さんを特定したり、あるいは、場所を特定したりですとか、そういったことが、その後に対応が決まってくるものというふうに考えています。まずは、調査することだということですね。
記者(NCC)
今のところ、それによって何かすぐ動くものではないと考えてよろしいですか。
田上市長
そうですね、まず調査してからということですね。
記者(NIB)
この方、4月に入って、福岡から長崎の方に来られていますけれども、仕事含め、プライベートを含め、県外から長崎市に入ってくる人の数というのを、例えば、市で把握されていますでしょうか。1日に何人ぐらい、県外から。
田上市長
特に、4月7日に緊急事態宣言が出て、その際には、福岡県を初めとして、7つの都府県の方からも県外に出ないようにといったような呼びかけがされています。また、その対象地域でない県の方でも、そういったところに行かないようにと、訪問しないようにといったような呼びかけもされているという状況ですので、通常とは全く違う状況でもありますので、今、実際にどれぐらいの皆さんがというのは、わからないという状況です。把握されていない。
記者(NBC)
今回、福岡の方なんですけれども、当該の自治体の方とは、その情報のやり取りとかをされているでしょうか。この方のご家族が福岡にいたりとか、その辺は確認はされていらっしゃるでしょうか。
市民健康部長
福岡の方には、情報提供をしております。具体的な内容調査はこれからということで、ご理解いただければと思います。
記者(KTN)
今月28日まで、市内の主な観光施設は閉鎖ということが決まっていますけれども、そのあたりの影響はどうでしょうか。
田上市長
それについて、きょうの意見交換会の中でも、話題といいますか、テーマの1つであったわけですけれども、皆さんからもさまざまなご意見も当然お伺いしながら、それも、今週末をめどに方向性を決めていくと、方針を決めるということにしています。その時点で決定していきたいと思っています。
記者(NHK)
ホテルと、現場の仕事の関係者のウイルス検査はいつから始められるのかと、検査方法は、同じく、PCR検査ということになるんでしょうか。
市民健康部長
まず、濃厚接触者の行動歴等の調査を行います。そして、必要な方については、速やかにPCR検査を実施する形になります。
記者(NHK)
現場については、夜間の工事が必要になるということは、ある程度規模が大きいものが想像されるんですが、そういった現場について、あす以降、作業を中止したりとか、そういった対応は、市としては検討されているんでしょうか。
田上市長
現場の作業というのが、どの程度の規模なのかということについても、決してそんなふうに決めつけられるものではないと思いますので、そういった状況に応じてということになると思います。
記者(NHK)
現場の大小にかかわらず、作業としては、あす以降どうするべきだとお考えですか。
田上市長
その作業自体が、まだ続いているのか、終わっているのかということも、まだ、現段階で明確になっていませんので、そういったことをしっかりと調査してからの対応になると思います。
記者(長崎新聞)
今、市内の感染症指定医療機関に入院するように調整中ということですが、入院したかどうかというのは、現時点で確認はとれないんですか。
市民健康部長
ちょっと確認してみますね。
記者(KTN)
感染者の方は、ホテルから現場までは、徒歩で移動していらっしゃったんですか。
市民健康部長
自家用車の方で移動されています。
記者(KTN)
ホテルとか、あと、建築現場の方は、消毒状況は、今、どんな状況なんですか。
市民健康部長
ホテル等については、一応消毒とかも行っています。また、あす以降も、必要な消毒等がないか、必要に応じて、指導を行い、消毒を行っていきたいと考えています。
記者(KTN)
ホテルについては、終わっていると理解していいですか。
市民健康部長
一部しているところもありますが、全体的には、まだこれからになってくると思います。
記者(長崎新聞)
ちょっと確認になりますけれども、今のところ、濃厚接触者、一緒にいたような方たちで、具合が悪いという人は、今のところは把握されていないんですか。
市民健康部長
今のところは聞いておりません。
記者(長崎新聞)
どこまでが濃厚接触者か、その辺の確定というのは、あした以降ですか。
市民健康部長
あした以降の調査になってくると思います。
記者(長崎新聞)
あと、ホテルは、消毒したということで、ほかのお客様は一回出てもらったとか、そういう措置とかはとられているんですか。
市民健康部長
まだ具体的といいますか、消毒はしているんですけれども、まだ全体的なという形ではなくて、まず、その方がいらっしゃったところの、例えば、フロアとか、そういうところを中心にまず行ったと、あす以降、必要な。
保健所長
私の方から、わかっている範囲でお答えをいたしますが、発生してからまだ3時間ちょっとしかたっておりません。この段階で得られる情報で対応できるものはかなり限定的でありまして、そうしたところの消毒を進める手配を今、しているところでありますが、現行、確定した場所を消毒できたという情報でお伝えする状況ではございません。ですが、こうした時間の中、早い段階で、皆様にお伝えする必要があるということで、こうした場を持たせていただいているところを、何とかご理解いただきたいところです。
記者(長崎新聞)
現在の男性の症状で、発熱、咳、痰ということですが、例えば、何か、意識はある、重症とか、重体とか、軽症の部類ですか、症状としては。
保健所長
今、若干、社会的に言われております、重症の定義を、器官内挿管、人工呼吸器や集中治療室というものとしますれば、重症では全くございませんで、ご自身で会話もできるし、歩くこともできる、移動もできるという状態でございます。
記者(長崎新聞)
軽症でいいんですか。
保健所長
軽症という定義をどうとらえるかということだと思います。
記者(NBC)
改めて、念のための確認なんですけれども、濃厚接触者についてはこれから調査をするということなんですが、調査の対象なんですが、まず、1日から、仕事を休まれた9日ぐらいまでのところと、そこから先と、全体を通して、行動歴というのは、これから調べられるということになるんでしょうか。
保健所長
そのとおりだと思います。
記者(NBC)
まだ、今現段階では、把握はしていないということですね、詳しくはですね。1日から10日までぐらいのところはですね。今まだ、詳しくは確定していない、把握していないということですかね。
保健所長
まだ把握する時間もいただいておりません。これからすることになります。
記者(NHK)
感染が、市内ではなくて、市内に来る前に感染した疑いがあると、現時点で考えられているということで、よろしいですか。
保健所長
その可能性もあると、お答えしました。そうでない可能性もあると、お答えさせていただきます。
記者(NHK)
どちらもあるということですか。
保健所長
両方の可能性を考えるために、調査をするべきであるというところであります。
記者(NHK)
濃厚接触者の調査は、1日から、それ以降接触した人、長崎市内に滞在していたときに濃厚接触を調べるということでいいですか。
保健所長
一般論で言いますと、ご承知いただいていることかと思いますけれども、今の国の制度では、発症したとき以降の接触者を対象としているところでありますけれども、WHOなどの示すところでは、発症時期より2日さかのぼってというような指針が示されているところもあります。実際の接触状況によって、その濃厚接触と判定するかどうかは変わってまいりますので、それは、ケースごとに保健所の方でも考えさせていただくことになろうかと思います。一律にこうしたルールでということをお伝えするには、ちょっと難しいところはあろうかと認識しています。
記者(NHK)
今回については、どの範囲を調べるんですか。
保健所長
おおむね、味覚異常の症状を感じられた日から2日ほどさかのぼってと思っておりますが、それ以外の方も、濃厚接触の具合等々を判断して、考慮するということでございます。
記者(NCC)
確認なんですけど、さっき、NBCさんが、9日までの行動履歴は調べるという話でしたが、さっき私が質問したときは、基本的には、現場の作業にいらして、調べるといった場合は、その仕事以外のところも含めるところを調べるということですか。現場作業だったのは、9日までは行かれていたということでよろしいですか。
保健所長
(はい。)
地域保健課長
追加で、病院に着いたかどうかということですけれども、今現在、救急車に乗って、搬送中で、まだ病院には着いていないということです。
記者(長崎新聞)
きょう入院するのは、間違いないんですか。
入院したということで、あした新聞に載ることですので。わかりました。
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