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市長記者会見(定例)【2023年12月25日】

更新日:2023年12月26日 ページID:041440

市長記者会見(定例)

1.日時

令和5年12月25日(月曜日) 午後1時00分~午後1時37分

 ▶ 会見の様子(YouTube動画)は、こちら (新しいウィンドウで開きます)

2.市長発表・質疑応答

市長発表

省エネ家電等買換え補助金 第2弾スタート!
西日本・九州ゴールデンルートアライアンスの取組みについて
ランタンフェスティバル皇帝パレード特別版に係る追加情報の発表について

市長発表への質疑応答

その他の質疑応答

3.会見録

市長発表

省エネ家電等買換え補助金 第2弾スタート!

鈴木市長
 それでは、私から3点お知らせをさせていただきます。
 まず1点目でございます。省エネ家電等買換え補助金についてでございます。長崎市では、ゼロカーボンシティ長崎の実現に向けた取組を加速化させているところでございます。その一環といたしまして、エネルギー消費性能が高い優れた省エネ家電等への更新の支援を行うものでございます。第1弾は好評につき予算到達となりまして、令和5年6月14日をもって終了いたしましたけれども、今回はそれに続く第2弾でございます。対象機器及び補助額でございますけれども、エアコン、冷蔵庫、高効率給湯器、この3つにつきましては、補助額が上限3万円、補助率6分の1、そして対象機器4.のLED照明器具につきましては、補助額上限5,000円、補助率2分の1というふうになっております。補助対象者は長崎市民となっておりまして、購入対象及び申込みの期間ですけれども、今年の12月25日、今日から令和7年の3月末までというふうになっております。第1弾で補助を受けた方は、来年の令和6年の4月1日以降が対象ということになります。それから予算到達した場合には、受付終了となることを申し添えさせていただきます。対象となりますのは、市内店舗で購入されたのみとなっておりまして、5万円以上の製品、ただしLED照明については5,000円以上の製品が対象となっております。

西日本・九州ゴールデンルートアライアンスの取組みについて

鈴木市長
 続きまして2点目でございます。西日本・九州ゴールデンルートアライアンスの取組についてでございます。大阪・関西万博でございますけれども、海外から約350万人の来場が想定されているところでございまして、西日本・九州ゴールデンルートアライアンスという取組について、長崎市も参加しておりまして、訪日外国人の誘致を推進しているところでございます。特に大阪・関西万博がございます2025年でございますけれども、これは被爆地長崎にとっても被爆80周年の締めの年でございます。この年に被爆地であります長崎と広島がこの観光面でも連携をすると、しかも平和という共通のテーマで国籍・言語・文化の違いを乗り越えまして、平和の文化を感じていただく、それと同時に長崎・広島で合わせて4つの世界遺産がございますので、そういった世界遺産も訪れていただきつつ、原爆の悲劇と復興、平和への祈り、そして文化・歴史などを体感していただく、そういうピースツーリズムの推進に取り組んでまいることとしております。これまでにそういった今申し上げました広島市との連携をはじめ、例えば西九州新幹線沿線都市の連携なども行っております。そういったことも含め、今後西のゴールデンルートの参加都市とも連携して、万博も見据えながらその機運醸成、そして誘客に取り組んでまいりたいと考えております。

ランタンフェスティバル皇帝パレード特別版に係る追加情報の発表について

鈴木市長
  3点目でございますけれども、2024年長崎ランタンフェスティバル皇帝パレード特別版の追加情報についてご説明いたします。既に前回11月24日の記者会見で皇帝役に福山雅治さんにご出演いただくということを発表させていただいたところでございます。2月17日に皇帝パレード特別版として実施すること、そしてテーマといたしまして、「新たな交流を紡ぐ出島から未来のDEJIMAへ」ということで、ルートとしては出島から出島メッセ長崎まで、こちらをコースとして実施するということを発表させていただいたところでございます。今回は追加情報といたしまして3点ご説明させていただきます。まず1点目でございますけれども、皇后役が決定いたしました。皇后役といたしまして、長崎県出身の俳優、仲里依紗さんの出演が決定いたしました。仲里依紗さんは、ドラマ、映画に出演されているほか、ファッション誌ではモデルとして御活躍されています。皇帝役の福山雅治さんと一緒に肯定パレード特別版を多いに盛り上げていただけるものと期待しております。
 次に2点目でございます。観覧応募の受付を開催いたします。応募期間は本日より来年の1月10日までで、ウェブ申込みとなりますけれども、長崎市民の方ははがきでの応募も可能となっております。1件の応募で5人まで応募が可能となります。事前応募、抽せん制となっておりまして、当選枠は長崎市民約1万人、市外の方約1万人の計約2万人となっておりまして、当選者のみ当選結果を通知いたします。観覧無料となりますので、ふるってご応募ください。観覧応募につきましては、長崎市公式観光サイト「トラベル長崎」、フェイスブック「長崎市観光情報」、X「長崎市観光交流推進室」から観覧者募集ページにお進みください。また皇帝パレード特別版と検索していただきますと、2024長崎ランタンフェスティバル皇帝パレード特設サイトから、観覧者募集ページにお進みいただくことも可能となっております。また、長崎市民のみとなりますが、はがきでの申込受付も可能となっております。はがきに必要事項をご記入いただき、長崎ランタンフェスティバル実行委員会宛てにご応募ください。
 最後に3点目でございますけれども、ランタンフェスティバルが100年続くお祭りになるように、クラウドファンディング型の個人版ふるさと納税と、企業版ふるさと納税の寄附の申込みを受付いたします。いただいた寄附がランタンオブジェの制作などに活用されることとなっております。クラウドファンディング型の個人版ふるさと納税におきましては、長崎市では初めての取組となっておりますけれども、1万円以上寄附をいただいた市外の方には、皇帝パレード特別版を記念したオリジナル記念タオルが返礼品として返礼されることとなっております。また、企業版ふるさと納税は、市外に本社を置きます企業様が対象となっておりますけれども、法人関係税から税額控除となっております。最大で寄附額の約9割が軽減されます。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

市長発表への質疑応答

西日本・九州ゴールデンルートアライアンスのコンセプトと大阪万博のコンセプトをどうつなげるか

記者(日本経済新聞)
 今の中で2点についてお伺いいたします。まず大阪万博に絡む西のゴールデンルート、2回目の会合ということだったのですけれども、詳細はこれからだと思うのですが、ポイントの1つはやはり平和ということで、広島・長崎、両方外国から来た方に訪ねていただくということだと思うのですけれども、万博がなかったとしても80周年ということでいろいろと市としてはなさると思います。お聞きしたいのは、今回のプロジェクトのコンセプトというか、大阪万博のコンセプトが「命輝く未来社会のデザイン」ということなのですけれども、今回のこの西のゴールデンルートを万博のコンセプト自体にどうつなげていくかということについて、市長の考えをお聞きしたいです。

鈴木市長
 万博、幅広く扱っていくということだと思いますけれども、特に万博においてはSDGsも1つの大きなキーワードになっているかと思います。そういう意味ではSDGsにおいて平和も1つのゴールになっております。あるいはそういう環境の観点も、やはり今長崎はサステナブルツーリズムを推進しております。そういうサステナブルツーリズムの観点からも、大阪・関西万博のテーマと通ずる点があるのではないかというふうに思っております。そういうSDGsの観点からいろいろな観点で長崎市として進めているSDGsの施策と連携してやっていくのではないかというふうに思っております。

ランタンフェスティバルの訪問客数の予想について

記者(日本経済新聞)
 それからもう一点は、ランタンフェスティバルですけれども、今日の発表で皇后役も出ましたので、メインイベントで皆さんの関心のあるところは大体固まったと思うのですけれども、それで来年の2月、2週間、どれぐらいの訪問客を予想しているかというのを知りたいのですが、過去を振り返りますと最近で一番多かったのが、平成30年、100万人を超えていました。それでコロナ直前というか、コロナに入っていたのかな、令和2年が56万人、今年は市は発表していないと思うのですけども、推計で53万人ぐらいだったと思うのですが、来年はまずどれぐらい呼ぶというふうに考えていらっしゃいますか。

観光交流推進室
 これまで一番多かった年が直近ですと平成29年で、17日間開催したところで106万人ということがございました。今回ですけれども、福山さんにご出演いただく、今回仲さんもご出演が決定いたしましたけれども、そういったことで大変多くの方がご来場いただけるということで、推計としまして136万人ぐらいは来られるのではないかということで、プラス30万人ぐらいを考えているところでございます。

記者(日本経済新聞)
 ありがとうございます。それはちなみに過去最高ということですか、そうでもないのですか。

観光交流推進室
 過去最高ということになります。

ランタンフェスティバル期間中の宿泊施設や飲食店の人手不足について

記者(日本経済新聞)
 ありがとうございます。では、それを受けて市長に1つ伺います。来年マリオットができたり、ランタンフェスティバルはその後ですよね、という感じで、今年もアパホテルが新築したりはしていますけども、そうはされながら例えば、宿泊でいうと人手不足がかなり深刻だとか、要するにスタッフが足りないので稼働率を上げられないとか、飲食店なんかもコロナでちょっと離れた人が戻ってこないという感じですけども、一気に倍ぐらい増えるということに対して、市長はどういう備えが必要というようなことは考えていらっしゃいますでしょうか。

鈴木市長
 どうしてもピーク時といいますか、このように何かイベント、お祭りがあって来訪者が集中するという時期、こういう時期は宿泊も状況がひっ迫するということ、ここは本当にこれまでもそういう状況になっております。「おくんち」のときもそうでございますし、ランタンフェスティバルのときは、やはりどうしてもホテルの宿泊、予約がなかなか難しいということはよく聞きます。そういった状況の中で1つは、どうしても長崎市内のキャパシティーが足りないときには周辺の市町村とも連携しながら周辺のところの宿泊施設にお泊りいただくということも、そういうオプションも用意していくということだというふうに思います。そういうふうに好機的に捉えながら対応していくということが必要だというふうに思っております。

皇帝パレード特別版の皇帝・皇后役決定についての受け止め

記者(KTN)
 ランタンフェスティバルについてお尋ねいたします。今回福山さんに続いて、また仲里依紗さんというすごくビッグなゲストが決まったことについて、本当に率直な受止めをお願いいたします。

鈴木市長
 今回皇后役ということで、仲里依紗さんにご出演いただくということを決定したこと、これは仲里依紗さんは長崎県出身で、テレビ、ドラマ、あるいはファッション雑誌のモデルとしても本当に大活躍ということで、そういうビッグなお二人に福山さんに皇帝役、そして仲さんに皇后役ということでお願いできるということ、これは長崎としても本当に地元出身の大スターがそろって皇帝役・皇后役を務めていただくということで、本当に誇らしく思いますし、また大変うれしく思っております。

皇帝パレード特別版の皇帝・皇后役決定の経緯について

記者(NHK)
 今の質問に続いて、ランタンフェスティバルのことでお聞きしたいのですけれども、今回先ほどもおっしゃったように大変著明なビッグなお二人が並んで出演されるということで、そういったお二人に出演を今回市から依頼してという形になるのですかね、そういったところの経緯についてお聞きしたいのと、あとお二人が出演することの狙いをお聞きできたらと思います。

鈴木市長
 お二人ともやはり地元出身のまさにビッグスターということで、長崎市からそれぞれ皇帝役・皇后役ということで出演を打診させていただいたところでございます。お二人とも非常に強い地元愛、そして地域貢献の思いを持っていただいておりまして、それでご出演をお受けいただいたところでございます。特にお忙しいお二人でございますので、当然スケジュールの確保というのは本当に難しいわけでございますけども、それもスケジュール調整をいただきまして、今回の出演ということに至ったわけでございます。

記者(NHK)
 あと、今回観覧者数も過去最高を見込んでいらっしゃると思いますが、そういったところについてこのお二人に出演してもらうところの狙いというか、どういったところを目指していらっしゃるのかというのをお聞きできたらと思います。

鈴木市長
 まさに福山雅治さん、そして仲里依紗さんというビッグスターにご登場いただくということで、これで本当に俄然全国的な注目が高まると、これまでどうしても長崎ランタンフェスティバル、まだまだ全国的に認知度が十分でなかったというようなところがありまして、どちらというと九州をはじめとする西日本を中心の集客となっておりました。これが今回国内外に大きな発信力を持たれるお二人に出演いただくことで、認知度が格段に上がると、全国区に上がっていくというふうに思っておりまして、これによって交流の拡大、さらに経済効果の拡大にもつながることを期待しているところでございます。

その他の質疑応答

人口減少対策について

記者(日本経済新聞)
 まず1つは、市議会もありまして、市長も人口減対策へのアクションプランの素案を示されました。それで現状は、去年も人口でいうと宮崎市に抜かれて、長崎市は県庁所在地では九州で下から2番目という状況です。議会でもこの件に関してはいろいろと議論があったと思うのですけども、今の段階で改めて市長の思いというか、人口減対策にどう取り組んでいくかということについて、一言お聞きしたいと思います。

鈴木市長
  私も今年の4月に市長に就任いたしまして、それ以来この人口減少、これはもう100年に一度の危機であるという、そういう危機感について市民の皆様にもお伝えして、そのためにもしっかりとやれる施策を本当にフル動員して対処していかなくてはいけないと、まずは大きな柱として、どうしても社会源、特に若い世代の人たちが一旦長崎から出て行くと、もうなかなか魅力的な雇用の受け皿が長崎にはないということで戻ってこない、戻ってこられない、そういう状況が見られるものですから、まずは経済の活性化、経済再生が必要であるということ、それが1つ目。
 そして2つ目が、子育て世帯も暮らしやすい町にしていく、そのための少子化対策をしっかりとやっていくということ。
  3つ目として、そういった施策を推進するための市役所、これがしっかりと元気でなくてはいけないということで、新市役所創造、この3つを柱としたプロジェクトをそれぞれ推進しているところでございます。これからもこの3つのプロジェクトについて、今アクションプランを作成すべく議論を進めておりますので、しっかりとこの議論を進めていって、アクションプランを作成して、これを人口減少対策につなげていきたいと、そのためにこれを取り組む主体としては、もうオール長崎で産学官、そしてさらには市民お一人お一人のお力も借りながら、このピンチを克服していきたいというふうに思っております。

長崎スタジアムシティの開業にあたっての交通渋滞対策について

記者(日本経済新聞)
  では、もう一つの質問です。来年の秋に開業します長崎スタジアムシティについてです。昨日付の長崎新聞に、これは広告だと思うのですけども、JTの長崎支社長と、それからリージョナルクリエイションの岩下社長と一緒にてい談というか、話していらっしゃいます。ここで市長のスタジアムシティにかける期待というか、市の協力についても書かれております。例えば、用途用地の変更だとか、ふるさと納税、そういうものをやったり、あるいは商店街の売上げとかということをなさるということです。今日お伺いしたいのは、市民目線で課題はないのかということなのですけど、2つばかり、1つは交通の面ですけれども、相変わらずあそこの路面電車の道路が混むということが慢性的に起きていますし、1年前の西九州新幹線の開業のときには、新幹線の開業だったんだけれども、なぜか茂里町にずっと行くところの道路が大渋滞していたりしましたけれども、道路整備とかを見ているとそこのところはあまり変わっていないように思うのですけども、まず交通渋滞対策については、今の時点でどう考えていらっしゃいますでしょうか。

鈴木市長
  交通渋滞対策でございますけれども、道路整備、新しい道路を造る、例えば今計画しておりますものとしては、長崎南北幹線道路、さらに西彼杵道路にもつながっていくわけですけれども、その長崎南北幹線道路なども渋滞の緩和ということで、今整備を進めようということで進めているところでございます。ただ、道路整備ということになりますと、ちょっとまだ時間がかかる、そういうプロジェクトになってまいります。ただ、今できることはしっかりとやっていくということで、今関係者で連携しながらその対策を講じているところでございます。今スタジアムシティに関しましては、車両動線をしっかりと工夫していくということで、出入口も目的別に出入口を用意していくということ、例えば立体駐車場とか商業利用者の車両については、浦上川線からの入庫にしますとか、あるいはホテル利用者は長崎駅東通線側から入庫するとか、そういうふうに目的別にルートをうまく仕分けていくとか、そういうふうな工夫をしていくということです。そういったことを関係者でも今検討しているところでございます。そのほか、とにかく公共交通の利用をもっと促進するということ、これが大切だというふうに思っております。今も運賃無料デーなどを使いまして、公共交通の利用促進を図っているところでございますけれども、スタジアムシティが開業してからはやはり公共交通、より使いやすいようにすると、その工夫をするということ、さらに臨時駐車場からシャトルバスを運行させるとか、そういった工夫も今検討しているところでございます。そのほか引き続き関係者一丸となって、開発事業者側、あるいは交通管理者、道路管理者、そういったそれぞれ要は県警もそうですし、あるいは道路管理者もそうですし、それぞれとこの協議をしていくということでうまく対策を練っていきたいと。その対策については、SNSも含めていろいろな媒体を使って市民の皆様にお知らせして、しっかりと周知を図っていきたいと思います。

記者(日本経済新聞)
 すみません、今のに関連して、車だけじゃなくてというのは、鉄道とか徒歩だと思うのですけども、広島球場ですと例えば、駅から球場まで歩いていく何とかロードってあると思いますし、今トランス・コスモスもたしかVロードというのがあると思うのですけども、長崎駅からスタジアムまで行く、そういう歩道というか、ファンのための道みたいなのって計画されているのでしょうか。

土木企画課
 駅からスタジアムまでの動線についてなのですけど、広幅員の歩道を持った道路の整備に併せまして、そこが歩きやすく、そして分かりやすく、そしてスタジアムに向けて気分が盛り上がるような仕掛けづくり、仮称Vロードと今呼んでいますけども、そういった取組について関係者ともどもと協議をしている状況でございます。

長崎スタジアムシティの開業にあたっての騒音対策について

記者(日本経済新聞)
  ありがとうございます。
  すみません、2点と申し上げて、最後にもう一点ですけども、これも近隣の方々がちょっと心配しているので、機運なのかもしれませんが、こけら落とし公演が福山雅治さんということですし、アリーナじゃなくてスタジアムでコンサートをやったりというのもあると思うのですけども、かなり市街地ですし騒音が大変なのではないかという懸念の声も出ているようですけれども、これについては何か対策をするのか、あるいはあまりそういう心配はないのか、今の時点でお考えをお聞かせください。

鈴木市長
  地元ともしっかりと今コミュニケーションを図っておりまして、対策も含めお話をさせていただいているところでございます。そこはしっかりとそういう騒音等の問題にならないように、そこはしっかりと対策を立てて、そして同時に住民の皆様の声もしっかりと拾いながら、また開業してからも、そこで実際にそのとおり影響がないのかというところもしっかりとモニターをしながら進めていきたいというふうに考えております。

重点プロジェクトアクションプラン素案について

記者(長崎新聞)
  先ほどお話に上がりましたけれども、人口減対策に向けた重点アクションプランの素案が今回の議会で発表されたということで、それに関連してお伺いいたします。アクションプランの素案自体は、政策顧問を交えた政策実現会議で話し合われて出てきたものだと思いますけれども、市長としてまず現状の素案をどのように評価されるのかというのを教えていただければと思います。

鈴木市長
  アクションプランの素案でございますけれども、私が就任以来申し上げております柱、先ほども申し上げました経済再生、少子化対策、そして新市役所創造、それぞれについて具体的なプランということで政策顧問の方も含めてご議論いただいてまとめているところでございます。今のところはまだ素案ということでありますけれども、おおむね私が目指している方向と、しっかりとそれを達成するための最初のステップとしては、まさに思い描いているような感じかなというふうに思っておりますので、まずはこれをファーストステップとしつつ、この素案を基にいろいろなご議論をいただきながらご指摘もいただきながらブラッシュアップしていって、最終的にまず年度内に取りまとめるアクションプランを仕上げていく、そしてそれを初年度のものといたしまして、しっかりとスタートさせていきたいというふうに思っております。

記者(長崎新聞)
  ありがとうございます。今後もまだブラッシュアップをされていくということではあるのですけれども、6月議会以降市長も、そのほか市の幹部の方も今まで人口減対策には取り組んできたけれども、それではなかなか成果が出ていないので、選択と集中をして、より重点化していくという、そのためにプランをいろいろと考えていくというふうなことをおっしゃっていたと理解しているのですけれども、実際の素案時点で見てみますと、結構かなり取組方針とかの量が多くて、これが結構政策が分かれているのかなと思いまして、重点化、選択と集中というところとはちょっとまだそこができていないのかなという印象を持ったのですけれども、市長はその辺はどのようにお考えでしょうか。

鈴木市長
  アクションプラン取りまとめに当たって、やはり大切なのは全体像をきちんと見据えながら、その中でパーツパーツとしてどういうことをやっていくかというのを考えていくということだと思っております。そういう意味ではアクションプランも広めに結構いろいろなものを盛りだくさんに入れておりますけれども、それをスタートダッシュで全部をがーっとやるというわけでもなくて、その取りかかり方もスタートダッシュで一気に進めるものもあれば、もっと中長期的な視点で長年をかけてじっくりとやっていくものもあるというふうに思っております。そういったものの種まきもあると思いますし、いろいろなものを列挙しておりますけれども、そういう意味ではそれぞれの取組としては、時系列的には必ずしも全部一斉によーいドンではなくて、それぞれ段階的にやっていくということになると思いますから、そこでメリハリをつけていきたいというふうに思っております。

記者(長崎新聞)
  ありがとうございます。今の話であれば、新年度の予算とかにアクションプランでいろいろと列挙したものの中で特にこれをやっていきますというものを絞り込んで反映していくというふうな考え方でよろしいでしょうか。

鈴木市長
  はい、新年度の予算にしっかりと取り込むものもあれば、新年度に必ずしも予算化はしなくても、アイデアだけをあれしてまず検討だけを行うというものもあると思います。あるいはちょっと種まき的な調査だけを行うというものもあると思いますし、それぞれバラエティーにとんだ形の着手になると思います。

重点プロジェクトアクションプランの市民への周知について

記者(長崎新聞)
  ありがとうございます。あと、関連して1点だけ、先ほどの日経さんの回答の中で、オール長崎、あと産学官で市民一人一人も一緒に取り組んでいくというふうなお話がありましたけれども、市民の方に今回のアクションプランが完成した後に、どのような形で市民の方に理解をしてもらったりですとか、一緒に取り組んでもらっていこうとお考えなのか、市民への伝え方について、市長はどのようにお考えでしょうか。

鈴木市長
  まさにやはり市民の皆様にこのアクションプランを策定後にしっかりとお知らせして周知をして、共有をする、それによって共通の認識を持って、そして共通の目標に向かって進んでいただくということが大切だと思っております。そのためにもアクションプランを策定して発表をする際には、しっかりと私の口から市民の皆様に何らかの形でご説明したいというふうに思っております。

お問い合わせ先

企画政策部 広報広聴課 

電話番号:095-829-1114

ファックス番号:095-829-1115

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(8階)

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