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更新日:2024年9月3日 ページID:042637
令和6年8月29日(木曜日) 10時31分~10時43分
▶ 会見の様子(YouTube動画)は、こちら(新しいウィンドウで開きます)
鈴木市長
それでは、台風第10号に関する本市の対応について臨時でお知らせいたします。
長崎地方気象台の情報によりますと、非常に強い台風第10号は本日早朝に暴風域に入っておりまして、本日夕方頃、長崎市に最接近する予報とされております。現在のところ、長崎市では人的被害は報告されておりませんが、暴風・波浪警報が発表されており、本日夜から30日未明にかけて、長崎市において大雨警報や土砂災害警戒情報の発表、線状降水帯の発生の可能性があり、災害の危険度が急激に高まるおそれがございます。このような状況を踏まえまして、本市では、この後、市内全域を対象として警戒レベル4の「避難指示」を発令いたします。
「避難指示」は危険な場所にいる方に避難を促すものでございまして、全ての方に避難を促すものではありませんので、不要不急の外出は控えるなど、暴風や大雨等への警戒と「命を守る行動」を最優先に行っていただきますよう、どうぞお願いいたします。
なお、ごみ出しについては、本日と明日は台風の影響を考慮し、行わないこととしておりまして、また交通機関は本日、路線バス、JR及び路面電車が終日全便運休となっております。
また、本日夜間急患センターは休診になっております。夜間の急な体調不良があった場合は、♯7119にお電話ください。
現在、市内109箇所の指定避難所を開設しておりまして、市民の皆様におかれては、避難所、避難経路の確認や、備蓄品や非常用持出品の準備をしていただくとともに、明るいうちに必要に応じて早めの行動をお願いいたします。
避難情報等は、ホームページや公式LINE等のSNSで随時発信いたしますので、最新の正確な情報の収集に努めてください。
以上でございます。よろしくお願いします。
記者(長崎新聞)
先ほど人的被害は確認されていないということですけれども、開設した避難所に現時点でどれぐらいの方が避難されているのか、情報があれば教えてください。
防災危機管理室
防災危機管理室からお答えさせていただきます。
本日、9時現在で109か所の避難所を開設しておりますけれども、9時の時点で507世帯、728名の方が避難をされているという状況でございます。あわせて、ペット避難所の開設もしておりまして、4世帯8名、ペット5匹ということで避難をされている状況でございます。
記者(朝日新聞)
聞き漏らしていたらすみません。避難指示は発令。
鈴木市長
これからです。この後発令いたします。
記者(朝日新聞)
何時。
鈴木市長
11時目途です。
記者(朝日新聞)
それではまたすぐに出ると思いますけど、その対象の世帯というか、規模数って分かりますかね。市内でいうと何十万とか、何世帯とかという言い方でできるのでしたっけ。
防災危機管理室
対象につきましては、市内全域ということになっておりまして、必ずしも避難所に避難することではなくて、自らの命を守る行動をしてくださいという意味の避難指示ということになっております。もし避難所よりもご自宅のほうが安全だということでお感じになっていらっしゃる方につきましては、外出をしないようにというような形の命を守る行動を取ってくださいというふうなメッセージであるというふうに取っていただければと思います。
記者(朝日新聞)
世帯数については。
防災危機管理室
世帯数につきましては、令和6年8月1日現在の長崎市の全世帯数でございますけれども、18万6,459世帯でございます。こちらが全世帯数ということでございます。
人口は少しお待ちください。
記者(朝日新聞)
それが対象、分かりました。
防災危機管理室
人口が38万9,194人、同じく8月1日現在の数字でございます。
記者(朝日新聞)
あともう一つは、これは長崎市の地形の斜面のところにたくさん家があるというところで、そういう特殊な部分があると思いますけども、その辺りで特に土砂災害を含めて何か注意というか、警戒すべきところというのがもし分かれば教えてください。
鈴木市長
ご指摘のとおり、長崎は斜面都市でございます。たくさんの斜面がございまして、土砂災害に対する警戒、厳重に行っていく必要があります。その辺りでお住まいの地域がどのような点に気をつける必要があるか、そこはぜひ市役所のホームページでハザードマップがございますので、ぜひご自身の地域についてハザードマップをご確認いただければというふうに思います。
記者(KTN)
今回避難指示を出されたと思いますけれども、長崎市として避難指示を出すのは、今回が初めてになるのでしょうか。
鈴木市長
これまでも避難指示は出しております。具体的なところ、よろしいですか。
防災危機管理室
過去に令和2年、令和4年に発出した経緯がございます。
記者(毎日新聞)
今日、明日の長崎市役所の窓口対応などは、変更など検討していることは今ありますでしょうか。
鈴木市長
窓口対応については、今のところ変更は予定しておりません。
記者(長崎新聞)
先ほどごみ出しについての今日、明日、収集日が重なっている地域があると思うのですけれども、今日朝の時点で既に昨日から出さないという、収集しないということで連絡はLINEとかでされていたのですけど、今日の朝の時点で出されている方もいるようにごみステーションとかで見受けられたのですけれども、そういったごみについては、飛散のおそれとかもあると思うのですが、その辺をどのように対応されますでしょうか。
鈴木市長
ごみ収集については、事前に広報させていただいたとおり、今日、明日と収集を行わないわけでございますが、ご指摘のとおり、一部出ているものもございます。そういったものについては、強風による飛散、それによる被害のおそれもありますので、市役所におきまして最低限の対応、そういう飛散をしないようにということで、それを収集したりとかということはしております。最低限の対応はさせていただいております。
記者(西日本新聞)
開設している避難所、こちらは水、飲食類など、どのぐらいの備蓄をされているのか教えてもらってよろしいですか。
防災危機管理室
防災危機管理室からお答えさせていただきます。
長崎市内の備蓄品ということでお答えさせていただきますけれども、まず食料、水など、2万1,600食程度、全世帯分として設置をしております。それを分散して市内の拠点となる場所に分散の配置をさせていただいております。
また、毛布につきましても、各避難所に分散して配置しておりまして、毛布は総数で1万2,000枚準備をしているところでございます。
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