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平成23年度第2回長崎市政治倫理審査会

更新日:2013年3月1日 ページID:006683

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

総務局総務部人事課

会議名

平成23年度第2回長崎市政治倫理審査会

日時

平成23年8月16日(火曜日)午前11時~11時40分

場所

市役所本館3階第2応接室

議題

(1)長崎市長の資産等報告書の審査について

(2)長崎市議会議長及び副議長の資産等報告書の審査について

審議結果

1 長崎市長の資産等報告書の審査について

まず、事務局から市長提出の資産等報告書について説明を行い、その後審査に入った。

委員
借入金が増加した理由は何か。

事務局
建物、土地の購入に係る借入と自身の後援会への貸付け等から増加したものである。

会長
借入については当初、住宅ローンの約2700万円があり、その後、資産等補充報告書で約230万円と、1000万円が報告されているが、これは住宅ローン以外のものではないのか。

事務局
当初の約2700万円が、建物と土地の購入費用である。平成21年に報告された約230万円の借入は車の買い替えに伴うものである。次の平成23年に報告された1000万円はその他の借入である。

会長
市長は報告書に記載されている場所に居住しているのか。公舎はないのか。

事務局
市長は平成19年4月に就任して以降、玉園町の市長宿舎に居住している。なお、市長宿舎については、長崎市職員宿舎規則において規定している。

会長
議案1について審査会の結論を出したい。本件については、特に指摘すべき事項は無いものとしてよろしいか。

各委員
はい。

2 長崎市議会議長及び副議長の資産等報告書の審査について

まず、事務局から議長及び副議長提出の資産等報告書の内容について説明を行い、その後審査に入った。

委員
議長の居住地はどこか。

事務局
つつじが丘5丁目である。

委員
その他の物件は、貸しているのか。

事務局
報告書の土地、建物欄に記載している立山についてはマンションである。用務の都合等から、場合によっては、つつじが丘の居宅へは帰らず、このマンションを使用している。その他の物件については賃貸のアパート又はマンション等である。

委員
ダイヤランドの土地は、面積が非常に広いが、固定資産税の課税標準額が小さい。地目は
なにか。

事務局
地目は雑種地であり、現況としては山林である。

委員
報告書の土地の欄に、立山の土地が2筆ある。しかし、報告書の建物の欄に記載されている立山所在のものは1棟のみである。その理由は何か。

事務局
立山に所在している土地、建物はマンションであり、報告書の土地の欄に記載のある2筆の土地にマンションが建っているものである。

会長
報告書の土地の欄につつじが丘5丁目の記載がないが、土地の所有はどうなっているのか。

事務局
土地は本人名義のものではないため、報告書に記載はない。

委員
自動車の報告基準が、取得価額が100万円を超えるものに限る、ということだが、この取得価額とは購入当初の価額か、それとも、減価償却後の未償却残の価額か。

事務局
取得価額とは実際に取得した時の価額である。

委員
議長は自動車の取得価額が100万円を超えるものはないのか。

事務局
本人名義の自動車がないため報告されていない。

委員
本人名義以外のものはあるのか。

事務局
議長は株式会社の取締役であり、その会社名義の車はあると聞いている。

委員
副議長も同様か。

事務局
副議長は会社を持っていないが、本人名義のものはないと聞いている。

会長
議長は経営者か。

事務局
代表取締役である。

会長
その会社はどのような事をしているのか。

事務局
中小企業のサポートを行っている。

委員
議長が所有している株券は、自社と関連しているものがあるのか。代表取締役であれば、資本の部分で自社の株、又は出資金があるのではないか。それは記載されないのか。

事務局
資産等報告書の報告要領は政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公開等に関する法律に準じた取り扱いを行っている。株券の報告についての規定では、資本金の額が1億円以上の株式会社の株券などに限るとされているが、この規定に該当していないため報告書に記載がないものである。

委員
報告書の土地、建物の欄について、面積及び固定資産税の課税標準額の合計を記載できるよう改正できないか。

事務局
報告書の様式については規則で規定しているため、所管課等と協議等を行うこととする。

会長
土地、建物の面積等は登記簿謄本で確認したのか。

事務局
登記簿謄本での確認は行っていないが、主に納税通知書で確認は行っている。

会長
議案2について審査会の結論を出したい。本件については、特に指摘すべき事項はないものとしてよろしいか。

各委員
はい。

事務局
本日の審査会の結論について、本日の経過を踏まえて審査報告書を作成するのだが、この作成を会長と事務局に一任していただけるか。

各委員
異議なし。

会長
今回の審査会は以上で終了する。

審査報告書

平成23年8月31日
長崎市長 田上富久様
長崎市政治倫理審査会会長 塩飽志郎

当審査会は、平成23年8月12日付長人第76号をもって依頼があった件について、長崎市政治倫理審査会条例第6条第2項の規定に基づき、次のとおり審査を行ったので、その結果を報告する。
1 審査の対象
⑴長崎市長の資産等報告書
⑵長崎市議会議長及び副議長の資産等報告書

2 審査の経過
⑴審査会の開催状況 平成23年8月16日(火曜日)
⑵審査の方法、内容
提出された報告書について、所定の様式に沿って記載されているか、記載事項に疑義がないか等を審査した。

3 審査結果
今回提出のあった長崎市長並びに長崎市議会議長及び副議長の資産等報告書については、特に指摘すべき事項はないものと認める。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1118

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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