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平成23年度第2回長崎市個人情報保護審議会

更新日:2013年3月1日 ページID:006731

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

総務局総務部総務課

会議名

平成23年度第2回長崎市個人情報保護審議会

日時

平成23年10月5日(水曜日)午後2時~午後3時20分

場所

長崎市議会第4会議室

議題

  1. 諮問第24号「長崎の教会群とキリスト教関連遺産の世界遺産登録に係る諸調査に伴う個人情報の収集について」
  2. その他

審議結果

1 議事審議

(1)諮問第24号「長崎の教会群とキリスト教関連遺産の世界遺産登録に係る諸調査に伴う個人情報の収集について」

 内容

現在、世界遺産への登録を目指し、準備を進めている中で、条例第4条第3項に定める思想、信条及び宗教に関する個人情報の収集となる調査を実施する必要が生じたため。

2 結果
諮問第24号について実施機関からの説明を受け、質疑を行った。(質疑については、7のとおり。)質疑の結果、承認を決定し答申案の質疑を行い、語句の修正の確認は会長に一任し答申を決定した。

3 その他
特になし

4 主な質問・意見等
諮問第24号関係

委員
調査対象者の紹介とはどのようなことか。

実施機関
対象地区の中で昔から住まわれている方等を地元自治会の方等に紹介してもらい、本人同意を得たうえで調査を実施する。調査を実施し、調査対象者から新たな対象者の情報を得た場合も同様の手順により調査を実施する。

委員
昔から住んでいる人を調査対象者とするのであれば、戸籍や住民票で年齢を確認し、直接協力のお願いをしてよいのではないか。それをあえて地元住民や調査対象者に紹介してもらう方法をとり、資料2のように記述していると、調査対象者から第三者の宗教に関する情報を得て次の対象者を決めるという誤解を与えてしまうのではないか。

実施機関
この調査は、特定の宗教の人だけを調査しようというものではないし、平成20年から文化的景観の調査等で外海地区の方々と関わりを持ってきた当室(世界遺産推進室)の人脈を活用して調査対象者を特定する方が、協力できないと拒否されることも少なくなり、時間を要さずにすむのではないかと考えている。

委員
協力できないと拒否される時とはどういう時か。

実施機関
文化的景観の調査の時は、調査自体に批判があるのではなく、現在の景気を考えると、世界遺産登録事業より他の事業を優先するべきではないかといった意見から断られる時がある。

委員
自分の信条に踏み込んでほしくないと思っている人ほど情報を持っている可能性があるが、そのような人に無理矢理聞き出すようなことにはならないか。

実施機関
民俗学的な聞き取り調査であるため、宗教に関することも聞かざるを得ないが、途中で拒否された場合は調査を中断する。

委員
この調査は取り扱いが難しいものであり、後日、情報公開請求があった場合等のことを考えると、資料の中に誤解を生むおそれがある記述があるので注意してほしい。

委員
調査対象者は何人くらいになるのか。

実施機関
各地区で20人程度を予定している。

委員
調査結果は公表するのか。

実施機関
個人が特定できない形で報告書としてまとめ、県に提出する。その後は県の方で会議等に使用することになるので公表もすることになる。

委員
調査員はどのような人物か教えてもらえるか。

実施機関
この諮問の答申を受けて、調査員の任用手続きに移るので、現在、未決定である。

委員
調査に携わる調査員は、個人情報に関することを取り扱うので、充分な配慮が必要であるが、その対策はどのように考えているか。

実施機関
調査員を非常勤特別職の職員として任用するにあたり、要綱を作成して守秘義務を課し、要綱廃止後もそれは引き続き課せられる。このことについては、調査員に対して事前に充分な説明を行いたい。

委員
他市町との連携はあるのか。それとも長崎市が単独で行っているのか。

実施機関
取り組みについては、関係市町で連携して行っている。

委員
調査時に映像等の記録もとるのか。

実施機関
聞き取り調査なので行わない。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1118

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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