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更新日:2016年2月8日 ページID:028076
市民健康部健康づくり課
平成27年度第1回 長崎市歯科口腔保健推進審議会 フッ化物洗口推進部会
平成28年1月14日(木曜日) 13時30分~15時00分
長崎市役所本館地下1階 議会第1会議室
1 部会長の選出
2 長崎市フッ化物洗口推進事業について
3.フッ化物洗口実施施設・学校の拡大について
議題1.部会長の選出
参加委員の互選で、貝通丸委員を部会長に選出
議題2.長崎市フッ化物洗口推進事業について
(1)長崎市フッ化物洗口推進事業について
(2)進捗状況について
(3)平成27年度の啓発活動について
【事務局】
(1)(2)(3)について説明
【委員】
県と市の事業の対象に差があるのか。
【事務局】
県の補助対象は小学校まで、市は中学校までとなっている。
【委員】
平成29年度100%実施について現場の状況はどうか。
【委員】
それぞれの学校が、その実情に応じて委員会や歯科校医の先生と相談をしながら、進んでいると思われる。
議題3.フッ化物洗口実施施設・学校の拡大について
(1)啓発媒体について
・学校に対する「長崎市フッ化物洗口実施マニュアル」の改訂について
【部会長】
「洗口液を作る作業は必ず学校教職員等複数の大人が行います」ということが書かれている。学校の先生の負担になるのではないか。
【委員及び事務局】
複数がかかわることで安全性が確保され、かつ個人の過重な責任や負担がないように書かれているので、その記載があったほうがいい。
【委員】
「劇薬」という言葉は少し柔らかい表現にならないか。
【委員及び事務局】
顆粒の状態では劇薬、溶かして洗口液になると普通薬になる。この様な形で書かざるを得ない。
【委員】
ミラノールではなく、オラブリスを選択した経緯について教えてほしい。
【事務局】
ミラノールは甘味があり、それを好まない子もいるとのことで、無味のオラブリスを選択した。
【委員】
マニュアルとは別に、誤飲した場合の危機管理マニュアルの統一したものはあるのか、各学校で考えるものなのか。
【事務局】
このマニュアルは、全校に共通するマニュアルとして作成した。危機管理のマニュアルは、各学校の実情に合わせ作成した方が、より現実的ではないか。
【委員】
危機管理マニュアルのひな型的なものがあれば参考になるのではないか。
【事務局】
基本は今回のマニュアルで示している。それぞれの状況に対応できるマニュアルを作るのは非常に難しい。フッ化物洗口をすでに実施している学校で作成されたものをできるだけ提供するので、各学校の実情に合わせた形で検討してもらいたい。
【事務局】
マニュアルについては、今の意見を踏まえて、審議会の会長とも相談して、事務局の方で今年度整理をするという形でよいか。
【全委員】
了承
・啓発ポスターの作成について
【委員】
記載内容について説明がないと難しい部分もある。脱灰と再石灰化がキーワードになっているので、もう少し説明し、漢字にルビをふるなどが必要ではないか。
【事務局】
今の意見を踏まえ、長大歯学部の先生等にも相談し、完成させたい。
【全委員】
了承
・「長崎市のフッ化物洗口実施施設・学校」のホームページへの掲載について
【委員】
せっかく実施拡大の良い流れに傾きつつある、悪い意味でせかされるみたいな感じになることが懸念される。実施校の名前を出すのは、好ましくない。
【委員】
小学校で、だんだん増えていることが見える形が望ましいと思うが、それよりは、実施校が増えてきている中で、どういった形で実施をしているという学校の情報提供が有用ではないか。
【委員】
こどもは学校を選べないので、義務教育の部分を載せるのはどうか。幼稚園・保育所の掲載は賛成である。学校の情報提供については、ユーチューブだと簡単に見られるので、実際のフッ化物洗口のやりかたを、動画で啓発することも良いかと思う。
【委員】
保護者がフッ化物洗口をやっている所を選びたいという時には役立つが、フッ化物洗口を実施していない施設からは、各施設で教育内容も違うので、その情報発信の必要性を疑問視される可能性もある。
【委員】
平成29年度に100%を目指す取り組みをまずして、平成29年度以降に例えば実施施設を公開するという形でも、遅くはないと思う。
【部会長】
この件については、時期的なものも含め、もう少し検討を加えていくということでよいか。
【全委員】
了承
【委員】
その他フッ化物洗口実施施設・学校の拡大について何かないか。
【委員】
小・中学校は各学校にホームページを持っている、行ったことをホームページに掲載するということを、市教委を通じてやると、良いのかなと思う。
【事務局】
指導ということは出来ないが、そういう試みも学校が進めていく中で、ご紹介できればと思う。
(2)その他
【委員】
フッ化物洗口が小学校まで進んで、一休みして中学校にもっていくとなると、またエネルギーが必要になるので、中学校まで一度に持っていった方が良い。中学校になると臨床現場では第二大臼歯のむし歯が非常に多いと実感している。中学校についてはどう考えているのか。
【委員】
平成29年度までに小学校が100%になるという想定の中で、平成30年になったら卒業した子たちが中学校にあがってくるので、出来れば中学校としても平成30年度から取り組めるような形でいけるのが理想的と思う。教育委員会が方向性を示せば、一度には出来ないかもしれないが、中学校も取り組みやすいと思う。
【事務局】
フッ化物洗口というのは、継続が力だと認識をしている。今保育園、幼稚園で実施率が上がってきている中で、引き続きまず小学校を継続的にやっていけるような形で進めている。継続という考え方の中で、中学校をプランニングしていきたい。
【委員】
実施に向けて最初の一声をあげるのは歯科の先生方になるのか、保護者になるのか、学校側になるのか。今実施している学校の状況はどうか。
【委員】
学校歯科医より7校、PTAより3校、校長より1校、行政(旧町)より3校、1校については未把握。
【部会長】
歯科医師会の中でも、学校歯科医の先生方になるべく早く取り組むように声掛けをしている。次年度以降は、そういった形で各学校歯科医の先生も積極的に動くと思う。それ以外に意見はないか。意見がなければ、協議を終了する。
閉会
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