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長崎市総合計画審議会第2回全体会

更新日:2018年11月9日 ページID:032003

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

企画財政部 都市経営室

会議名

長崎市総合計画審議会 第2回全体会

日時

平成30年8月29日(水曜日) 18時00分~19時40分

場所

長崎市役所本館5階 大会議室

議題

1. 市長あいさつ
2. 長崎市第五次総合計画の策定について
3. 各部会における評価結果報告について
4. 審議会のまとめについて 
5. 長崎市政策評価に関する報告書(案)について
6. その他 

審議結果

○ 市長あいさつ

■議題1 長崎市第五次総合計画の策定について

 〔事務局より説明〕  

■議題2 各部会における評価結果報告について

【部会長(第1)】

〔部会長から報告書について説明〕

【会長】
A2とB1は評価が上がったことは、非常にこれは素晴らしいことだと思う。第4部会においては逆のことが起きた。A2、B1は市民に評価されたということだと思う。

【部会長(第2)】

〔部会長から報告書について説明〕

【会長】
イノシシの問題については第4部会でも出たが、これは喫緊の対策が必要である。

水道の料金に関しては話題に出なかったか。長崎の水道はものすごく高い。全国でも3、4番目ぐらいである。そういうことに関する市民の意見はどうだろうかと思い質問した。

【部会長(第2)】
料金の高さに関する意見は出ていない。

【部会長(第3)】

 〔部会長から報告書について説明〕

【委員】
第3部会の協議内容にバリアフリーについての記載がないが、高齢者、障害者が暮らしやすいまちづくりというテーマがあるので、バリアフリーについて協議をされたのかどうか伺いたい。
観光白書の中にも外国人を増やすためにはバリアフリー化というのが重要になっている。そして、2020年東京オリンピック、パラリンピックに向けてだと思うが、今年の5月には改正バリアフリー法が成立している。
市民会館に難病患者さんを連れて行った時、10人ほど車椅子の方がいたが、車椅子の客席が確か2つほどしかなく、舞台に上がる設備もなかった。公共施設のバリアフリー化。特に長崎市は観光施設が非常に多いが、京都と比べた時に、観光地のバリアフリー化が相当遅れている。今回の改正バリアフリー法は交通関係施設、事業者に対するバリアフリー、社員に対する介護的な研修もするようになっている。高齢者や障害者が暮らしやすいまちづくりがテーマであれば、バリアフリーに対する協議をしてほしかったがバリアフリーについてどう考えているか伺いたい。

【部会長(第3)】
今回はバリアフリー化について実際に議論はなかったと思う。バリアフリーというのを考えた時に、おっしゃったことは物理的なバリアフリーだと思うが、それだけではなく、いかにそのノーマライゼーションの中で一緒に生活をしていくことができるかという観点では擦り合うところは出てきたが、市にもっと物理的なバリアフリー化を推進してほしいとか、成果指標に入れてほしいとか具体的な話は今回出ていない。次回、そういったこともきちんと提言したい。

【会長】
このバリアフリー化は第3部会だけではなく、おそらく第1部会や第4部会にも関わってくると思う。ここに出てこなかったということは問題点であり、来年度は大きくクローズアップするという方向でよろしいか。

【事務局】
人事異動が8月に行われたことについて、人事異動は各組織定年退職等があるため、4月に実施するのが通例であるが、仕事をする中で、部長、課長が非常に重要な位置を占めているということで、それ以外の時期に変える、議会が終わったから変えるということではない。今度の8月1日の異動については、教育長が任期満了になり、総務部長が教育長に昇任したことと、MICE施設についてしっかり進めていく必要があることから、施設整備の担当、それから誘致する担当、総括する政策監を配置したということで、組織の充実を図ったことに伴い、昇任が生じることから必要限度の所属長の異動があったものである。今後ともしっかり施策を進めていくためには、部長、課長が安定して勤務をするということは非常に重要であるので、必要最小限度の年度内の異動が行われていくと考える。議会が終わった時に異動するということではないということだけはご理解いただきたい。

【会長】
G2、G3の評価について、「Dc」となっているが、これは評価そのものに対する構造的な問題があるのではないか。例えば、目標の数値が曖昧過ぎるとか、ブレイクダウンの仕方を再検討する必要があるのではないかという感じがするがいかがか。

【部会長(第3)】
まず、「D」になってしまう理由として、成果指標の最初に「運動・スポーツ実施率」があるが、普通目標を立てるのであれば、「現実にはどれだけだから、どれだけずつ上がっていかなければいけない」という立て方をするのが普通だと思うが、これは国が立てている目標をそのまま置いているので、長崎市の現状と国の状況がかけ離れているにもかかわらず、そのままそれを成果指標としているのが失敗なのではないか。

【会長】 

 〔第4部会長が欠席のため、会長から報告書について説明〕

【副会長】
10ページ基本施策C4「新しい企業・新しい産業を創造し育成します」というのは長崎市にとって、今後の10年もその先も非常に大きな課題になっていくのではないかと思う。その時に、今、会長からご指摘いただいた成果指標のつくり方というのは非常に重要だと思うが、一体新しい産業というのは長崎市にとって何なのかと、どういうふうにこれを方向付けていくのかということだと思い、11ページの最後の委員の方からの意見の中に、どの自治体でも情報通信産業や新エネルギーなどを欲しがっているんだと、非常に品質の高い溶接技術、これは三菱さんのみならず、航空機産業にも関係してくるが、こういったものをあげておられるが、政策評価として、ここのところをもう少し今後具体化していくといいのではないか。あまりにも重要なテーマだけにおそらく長崎市の将来、若い人を引き付けられるかどうかという点でも重要な項目になると思うので、今後この項目を考える時、次期総合計画の時に議論していただけたらと思う。

【会長】
今後、積極的に議論したいと思う。

■議題3 審議会のまとめについて

【委員】
第1部会の12ページ「市民が被爆の実相の継承を進めている」について、今回8月18日から20日まで広島・長崎子ども会親善交歓会の41回目を開催した。そういう認識が皆さんにあったのかどうかを知りたい。それから、去年は40回目だったので広島市長に講話をいただき、私たち団体の職員を呼んで向こうの首長と平和について語り合った1時間であった。そういうことを今から長崎でできるのかということをお聞きしたい。

それから、第2部会の7ページイノシシ対策について、現在、横尾地区ではコミュニティの関係の指定を受けてイノシシ対策に手を入れている。9月に市の方に提案して、だいたい山2つ200メートルぐらい対策をしようと思っている。それで、お金が足りなかったので住民と一緒に来月柵を作るつもりである。住宅地であり小学校が近いということで、イノシシ対策については早急にやろうということで、コミュニティのおかげでできているので報告事項としたい。

【部会長(第1)】
広島との平和交流の件について、所管課が把握しているかどうかについては、委員会でそういう意見が出たわけではなく、平和関係の施策についてはD2もあり、今回の議題ではなかったこともあり、そちらの方で本来ならばされるべき議論かもしれない。所管課の方には事務局を通じてお伝えいただき、把握しているのか、それを今後の平和推進の施策に活かしていくのかというのを調べて、報告いただくようにしたいと思う。

【事務局】
広島長崎子ども会親善交歓会は伝統のある事業で、所管はこども部で担当している。今年の予算編成の中でも原爆被爆対策部とこども部の連携についてはより密接に取り組むようにということで、両部も今後とも更に連携して取り組んでいくということで、今後の方向性は確認しているので、こども部が所管しているが、平和事業という位置付けでは長崎市全体で連携して取り組んでいきたいと考える。

【部会長(第2)】
イノシシの問題については、環境の問題、あるいは農業被害ということで話をしたが、他の施策の時も自然災害という見方もできるということもある。被害に遭われている方は本当に大きな問題として意見も述べられており、そういったことも行政が縦割りでどの分野でいくということではなく、横同士の中で対策を練るなど考えていただきたいという意見は出している。

【委員】
イノシシの問題について、現在私も農業に少し関与しているところもあり、実際被害がある。ただ、一番心配しているのは、農業の被害という経済的な問題ではなく、環境が破壊されていること。イノシシによってがけ崩れが起こり、山が崩れている。長期的にいうと保水力がなくなってくる。自然災害で大雨が降ったら相当な被害が出てきているが、これを長期的な視点から考える必要がある。確かに今おっしゃったように生徒たちの命に関わるようなこともあり当然すぐやっていただかなくてはいけない問題だが、10年20年たった時にどうしていくのか、里山の保全が保たれないことが心配である。これは市だけの問題ではなく、県や国と考えていく必要がある。イノシシだけでなく、シカやサルなどいろんなことがあってくるだろう。その共存をどうしていくのか。もう共存はするべき時代から少し外れてきているではという状況があったので申し上げたところである。

【会長】
イノシシの問題に限らず、色々な細かい共通に議論しないといけないものがたくさん出てくる。そういったものは縦割りでは必ずしも十分ではなく、やはり、お互いに情報の共有や対策など連携をとっていかなくてはならない。そういったことはかなり昔から出ており、ぜひこのことも提案したいと思う。

【事務局】
イノシシ対策に対する市の基本的な考え方について、イノシシ対策はここ10年ぐらい年々農業被害が非常に増えてきている。現在、生活被害の方まで増えてきており、住宅地の問題にもなってきていると深刻に受け止めている。平成30年度の予算編成の中でもイノシシ対策をどうしていくのかが一つの大きなテーマになり、今までは現状をどう対応していくのかという考え方であったが、これではなかなか追いつかない。抜本的に対応するためには、現在イノシシがどの程度いるのかと、これは非常に難しい命題であるが、イノシシは1年に2回ぐらい非常にたくさんの子どもを産むということで、何頭いるのかまず推計を行い、それを減らすためには1年間に何頭駆除をすればいいのか、そのための体制をどうつくればいいのかということで、今年論議を行い、今年度予算からは、現在の生息数を見込み、その中で減らすためには何頭捕るのかと、その必要な頭数を捕るための予算及び体制を抜本的に取り組んでいるところである。ただこれは推計であるため、実際に現在の捕獲については、市民にご協力いただき、各地域でイノシシを捕るボランティアの方による組織、市民の捕獲隊をつくり対応していただいていることもあり、従来からすると飛躍的に多い数のイノシシの捕獲が進んでいる。それで、実際に農業被害が減少する方向になるのかということを確認しながら今後とも進めて参りたいと考える。

【委員】
今日、県に長崎幕末維新祭というパンフレットが届いた。表紙に幕末に長崎で活躍した20人の顔写真が載っているが、パッと見て11人しかわからなかった。漢字ではなく、ローマ字やアルファベット表記をされており、すごく有名な顔でないとわからない。吉田松陰などはいつも見る肖像画とは全然違うものを掲載している。
理由を市職員に聞くと「急いで作った」とのこと。顔写真の掲載許可を一番とりやすいのが許可がいらない国会図書館だそうで、国会図書館で取れる画像を使っていて、それが一番多い。それで、みんな国会図書館所蔵と書いてある。その国会図書館所蔵は訳したら漢字でその人の名前は書けるわけである。こんな見てわからないようなものを出しても。これは、たぶん業者の人に丸投げして、指導は最初したけど、チェックが甘い。忙しいのはわかるが、忙しいのが無駄遣いにつながるのはどうにもならない。これを見てびっくり。14人分かった人もいたが、私は一応歴史の専門家のはしくれだが、11人しかわからなかった。吉田松陰にしても、それは普段我々が見慣れている写真、肖像画じゃないから。急いでいるのはわかるが、長崎市が持っているリンガーの写真とかもあまりいい写真が載っていない。いくら時間がないといっても、長崎市が所蔵している写真ぐらいはもう少しいい写真を使ってもらいたい。時間がなくて委託しても、指導、監督、チェックを大事にしないと予算の無駄遣いになる。これは役に立たない。全体につながることかなと思い申し上げた。

【事務局】
今のご意見については、お返しする言葉はないので、しっかりと受け止めて今後に活かしてまいりたい。

■議題4 長崎市政策評価に関する報告書(案)について

〔事務局説明〕

【委員】
15ページの先ほどご説明いただいた前文のようなものについて、3つの文からできており、1つ目のところは「重要な役割を果たしている。」3つ目の文章でも「提案することも重要な役割である」ということは最もだと思うが、2つ目のところに書かれている「反映させるようなサイクルを確立しなければならない。」というのは誰がサイクルを確立しなければならないという意味なのか伺いたい。

【事務局】
サイクルとは、基本的にPDCAサイクルのことと考える。皆様からいただいた意見を市としてしっかり反映させ、次の施策に活かしていくということで、市が行う部分と考える。

【委員】
あえて書くことかどうかわからないが、これは市の方でということは、投げかけられた問題それぞれの所管課において、所管課にあったかたちで行うということなのか、あるいは、評価の在り方、あるいは評価の反映のさせ方、システムそのものについて見直しをしていくかというところかが分からない。例えば、実施要綱の9条に書かれていることは、「効果的・効率的な運用を図るため、継続的な改善に努める」とあり、この努めるの主語は誰が務めるのか。この審議会が務めるのか、あるいは市長が務めるのか、市の幹部が務めるのか。せっかく出してもそれが伝わらないのでは、そこをあいまいにしておくと、言いっぱなしで終わってしまうような気がする。

【事務局】
要綱の部分を引用していただいたが、しっかり施策に反映していくという部分では、市に課せられているところかと考えるので、所管部局も含め、肝に銘じて取り組んでいく。

■議題5 その他

  〔事務局から今後のスケジュールについて説明〕

○ 企画財政部長あいさつ

以上

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1118

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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