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更新日:2019年7月2日 ページID:033069
企画財政部 市民協働推進室
令和元年度第1回 長崎市市民力推進委員会
令和元年6月13日(木)18時30分~
長崎市市民活動センター「ランタナ」 2階会議室
市民力向上に向けたこれまでの取り組みと今年度事業について
■「市民力向上に向けたこれまでの取り組みと今年度事業について」
(1)協働研究部会の調査の進捗
《委員長より職員アンケート、事務局より市政モニター及び市民活動団体へのアンケ―ト調査結果を報告》
【事務局】
本日は、現時点での概要報告をさせていただいた。今後のスケジュールについて、事務局としては、内容をもう少し精査させていただき、協働研究部会において分析を深め、その後、本体の委員会で結果をまとめたいと考えている。
【委員】
最終的に、アンケート結果は、分析内容を文章で書いてもらうとわかりやすいと思う。
【委員長】
アンケート結果は、この委員会だけではなく、市役所内部でも役に立つ資料になると感じている。
【委員】
市の職員の属性で、市町村合併前の旧市の職員と、旧町の職員では、傾向が異なっているのではないか。今後、市の職員を対象に調査する場合は、この点の違いにも着目したほうがよいと感じる。違いが分かれば、協働のマインドを高めるために、人事異動において、活かせることができるのではないか。
協働についての教育や実体験があれば、認識も違ってくるのかもしれない。
【委員長】
アンケート結果から、協働の経験があれば、必要性も強く認識する傾向があるので、早い時期に協働を経験することは重要だと感じる。
【委員】
市の職員アンケートから、市長と現場の職員に意識の差があるのではないかと感じた。職員に協働の意識が浸透していないではないか。
【委員】
組織に協働推進の担当を置くのは少し違うのではないかと思う。自らが事業を進めていく中で、市民や団体と協働する必要があることを、一人ひとりがあたり前にできるようになる必要がある。
【委員長】
アンケートの調査結果は、職員の育成などにも使ってもらうように伝えたい。
最終的にデータを精査し、部会で協議したうえで、再度本委員会に諮ることになるが、精査を行う際に調査を行ってほしい内容があれば、事務局に相談してほしい。
(2)長崎市市民活動表彰(ランタナ大賞)の見直し
《事務局から、本年度一旦休止する市民活動表彰(以下「ランタナ大賞」という。)について、表彰部会で今後の方向性を検討することを提案》
【委員】
ランタナ大賞だけではなく、全体的に事業を見直したほうがよいのではないか。現在の市民活動をしている方が応募したいと思うものに見直すというよりも、全体的に考えることも必要なのではないか。
【委員長】
アンケート調査の結果を踏まえたうえで、全般的に見直し、そのうえでランタナ大賞を考えていかなければいけないかもしれない。
【委員】
現在まで、ランタナ大賞の目的をモチベーションのアップとしているが、団体が何を求めているのか、資金なのか、情報なのか、ネットワークなのか把握したうえで、議論を進めたほうがよいと思う。
【委員】
今年は投票の方法を変更したが、総合的な内容は変わらなかったのか。
【委員長】
当日のイベントは確実によくなったと思う。表彰式のほか、情報交換会も大変盛りあがった。
ただし、エントリーの段階で、応募団体数が少ないことを市として問題視しているところである。
【委員】
多くの人が参加しにくい日時でランタナ大賞が開催されているのではないか。
また、団体側は参加することで、モチベーションのアップにつながることも事実だが、多くの人に知ってもらう機会になるように、一般の来場者を増やす工夫も必要であると思う。
来場者が増えると効果があがると思うので、総合的な内容についても考えてみてはどうかと思う。
【委員】
団体登録する場合、20の活動分野から選ばないといけないが、一つひとつの範囲が広すぎるため、実情に合わせて、項目を細分化したほうがよいのではないか。
【事務局】
団体の活動分野は、特定非営利活動促進法に基づいているが、指摘のとおり分かりにくい部分もある。
【委員長】
場合によっては、内閣府の分類の下に、長崎市独自のもう少し細かい分類項目を今後考えてもよいのではないか。
【委員】
登録団体の中には、アンケート調査の回答がない団体や登録が未更新のところもある。このような現状も踏まえたうえで、市民活動表彰を考えなければいけないと思う。
【委員】
ランタナ大賞のベースとなるエントリーについては、プレーヤーが固まってきたのではないかと感じる。この状況において、ランタナ大賞は表彰されて良かったと感じてもらうだけでなく、団体の活動に役に立つものでないといけないのではないか。
プレーヤーが固まってきた段階では、ランタナ大賞だけではなく、委員会がどのような支援をするか方向性にも関わってくると思う。
【委員長】
本件については、基本的に事務局の提案どおりとしたいが、今回のアンケート結果も踏まえて、全体的な事業の中でランタナ大賞を考えていきたい。
(3)市民活動団体紹介ブックの発行
《事務局から、市民活動団体を紹介する冊子の作成について説明》
【委員】
紹介ブックの案に示されているインデックスは、全ページにつくので工夫してはどうかと思う。
【委員】
紹介ブックは紙だけの発行になるのか。
【事務局】
紙媒体での発行を考えているが、ホームページでの閲覧も並行して行う。現在、ランタナを利用されている方に対して、団体情報をファイルに綴じて閲覧に供しているが、より手軽に、きっかけとなる物を提供したい。また、地域の方がつながるだけでなく、市役所の職員も協働の相手を探す媒体がなかったため、今回作成してみてはと考えた。
予算は紙媒体の発行で確保しており、現状では、ネットへの掲載はPDFを添付するイメージを持っているが、将来的には、ながさき市民力ネットで情報を更新していくようにも考えている。
【委員長】
ネットで検索する場合は、困りごとから団体が検索できるよう、受け手側が検索しやすいようにしてみてはどうか。
【委員】
紙媒体は発行するとして、ネットに掲載する場合は、キーワードから検索しやすいようにしたほうがよいのではないか。
【事務局】
現在も、ホームページ上で団体の名称や分野、またはキーワードでの検索機能はある。
【委員】
各団体にキーワードを示してもらい、タグをつけてみてはどうか。
【委員長】
なるべく、目指す団体を見つけやすいように工夫してほしい。
【委員】
全てをネットで分かるようにしない考えもあるのではないか。ブックとして作成したものをPDFでホームページに添付する考えでもよいと思う。あとは、QRコードや団体のホームページに誘導するものをインデックスにしてみてはどうかと感じる。団体がどのような活動をしているかを紹介するのは団体に任せて、オンタイムで周知してもらったほうが、負担が少なく、誤りも防ぐことにつながるのではないか。
その他、多くの人が手に取りやすいサイズの検討をしたほうがよいのではないか。個人的にはA4が一般的であると思うが、他の書類に埋もれる可能性がある。単純に、A4は掲載できる情報量も増えるので有用でないかと思う。それぞれの大きさは、一長一短があるので、時間があれば研究してもらうことでよいと思う。
団体の方には、ホームページなど、団体自身が直接多くの方に訴えかけることができるものをつくることを啓発したうえで、インデックスによって団体につながることで、団体情報を見た方と団体が直接つながることになると思う。
【委員】
団体情報を紹介するサイトもあるが、適当なインデックスがついていないため、検索がしにくくなっている。中に入っている情報がよくても、検索する際のインデックスが適当なものでなければ、引き出すことができない。結果として、閲覧する人が減り、データの更新がされなくなり、内容は陳腐なものとなってしまう。インデックスの作成にあたり、団体を紹介する様々なサイトを参考にしてほしい。
【委員】
情報を見た個人と団体がつながった場合は、市に対して報告しなければならないのか。
【事務局】
現時点では未定である。
【委員】
紙媒体の紹介ブックは、内容がずっと変わらず、何年も同じ内容だと見る側は面白くないと思う。その点を作る側は考えてほしい。
【委員】
課題があり活動している団体は、課題が解決するまでは活動が変わりようがないということも言える。課題が存在する状況下では、記載内容が変わらない場合もあり得る。このようなことを認識しておく必要もあると思う。
【委員長】
一生懸命同じ課題に取り組んでいる場合にも、そのことが分かるような内容で公表しなければ、団体のモチベーションが下がることになるので、工夫が必要かもしれない。
【委員】
ブックのサイズは、他の書類に埋もれないように邪魔になるサイズがよいと思う。横に長ければ、アピールすることになるのではないか。
発行部数は、予算が関係すると思うが、協働の参考にしたいならば、現行の予定では少ないのではないか。また、作成にあたっては、どのような人に見てもらいたいか、どのような人が見るだろうかということを想像したうえで、団体への質問項目を精査すると、より使ってもらいやすくなるのではないか。
【委員長】
相手のことを考えた質問項目としたほうがよい。また、以前作成した「協働ハンドブック」から協働の進め方など一部を団体紹介ブックに転載してみてもよいかもしれない。
【委員】
現在の案では、4つの団体を1ページに掲載することにしているが、もう少し多く掲載してもよいのではないか。多くの団体が目に入れば、そこから興味がわく場合もあると感じる。
また、団体の紹介にあたっては、全部を文字で紹介するのではなく、内容によっては星などで視覚的に表してもよいと思う。
インデックスについては、紙媒体は無理かもしれないが、ホームページを作成する際には、ジャンルや活動時間など様々なインデックスから団体の紹介ページにつながれば楽しいのではないか。
【委員長】
他に意見等ないか。
【委員】
(特になし)
- 以 上 -
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