ここから本文です。

令和2年度第1回 長崎市スポーツ推進審議会

更新日:2020年11月4日 ページID:035581

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民生活部 スポーツ振興課

会議名

令和2年度第1回 長崎市スポーツ推進審議会

日時

令和2年10月6日(火曜日)10時00分~11時30分

場所

市民会館1階 アマランス会議室1、2

議題

(1)長崎市スポーツ推進計画のふりかえりについて
(2)次期長崎市スポーツ推進計画の策定スケジュールについて
(3)その他

審議結果

【事務局】
(配付資料により説明。説明概要等は以下のとおり)

「1 策定の背景」として、長崎市では国のスポーツ基本法第10条1項に基づき、国のスポーツ基本計画を参酌(さんしゃく)し、平成27年5月に「長崎市スポーツ推進計画」を策定した。
「2 基本理念・基本方針」について、基本理念は「する、みる、支える」スポーツの振興とし、これに伴い6つの基本方針を設け、市民の運動・スポーツへの多様なニーズへの対応と競技力向上を目指し、各種事業を行っている。
「3 計画の期間」について、現在の「長崎市スポーツ推進計画」は2020年度までの計画となっているが、新型コロナウイルスの影響などにより「第四次総合計画」が1年間延長されたことから、長崎市スポーツ推進計画についても1年間延長することを決定している。

長崎市スポーツ推進計画期間中の実績と振り返りについて配布資料により説明。

-説明を区切る-

【委員】
レクリエーションスポーツ教室に関して、広報が少ないと思う。周知が行きわたっていない部分があるのでは。少子化の影響もあり少なくなるのはわかるが、もう少し上げられるのでは。また、今般のコロナの影響で子供たちの体力・スキルが落ちていると感じる。徐々に大会など開催されるようになってきたが、レベルが落ちていて驚くことがある。取り戻すのは大変と感じる。

【事務局】
レクリエーションスポーツ教室については、近隣の小学校や幼稚園などに周知を行っている。
スポーツ推進委員と話をする中で、老人会など、対象を広げてもいいのではとの話が出ている。参加者
数増について、取り組んでいきたい。

【事務局】
広報の効果というのは今後課題になってくると考えている。SNSについて、活用があまりできていな
いため、参加者数増に向けて取り組んでいきたい。市のホームページ上で動画による運動の啓発のため、
参考になりそうなページの紹介をしているが、コロナ期間中に落ちた子どもたちの体力の回復について
も次期計画に採用したい。

【委員】
小学校へはどのように周知しているのか。

【事務局】
近隣小学校へ、全生徒分のチラシを印刷して配布している。

【委員】
県のレクリエーション祭では、配布されたチラシを持って訪れる親子連れをよく見かける。チラシの
配布はコストがかかるが有効であると考える。

【委員】
市民体育館や県立体育館などはスポーツを好きな人たちが集まる重要な場所である。
市民体育・レクリエーション祭の参加者など、市民会館の中でもどこにどのようなものがあるかわからな
い人が見受けられる。知らせる場所を考えていただきたい。スポーツに関する興味を持ってもらうという点が少ないと思う。


【事務局】
学校の体育館・運動場が使えることを知らない人もいる。いろいろな場で、周知していくことが必要と考えている。

【委員】
中心部のイベントは、引率者等の負担がかかる。地域でイベントの周知をしても、なかなか売り出
せない。今後の一つのあり方として、市全体で行うことも必要とは思うが、地域ごとに、例えば市を4
つのブロックに分けて、住民に近い施設を利用して参加しやすいようにすることも大事ではないか。
コロナで大人数が一同に集まるのは難しい状況もあり、分散して開催することがより求められるのでは
ないか。スポーツ推進委員の活動の場が増えスキルの向上にもつながる。

【事務局】
全市的な市民体育・レクリエーション祭のほかに地域スポーツ教室というものも行っているが、広報
が足りない部分があるかと思う。Withコロナの時代に、あまり大人数での開催が難しい場面も想定でき
る。地域で分散して開催することも、今後重要になってくると考えている。


-説明再開-

長崎市スポーツ推進計画の振り返りについて配布資料と現行計画の冊子を参照しながら基本方針ごとの検証及び総括を説明。基本方針ごとに、主なものをあげながら、振り返りを行った。


-基本方針1及び2で説明を区切る-


【委員】
当事者間でいろいろなことが行われ解決されているため、当事者間で終わってしまっているという危機を感じる。うまく情報共有して、さらに色々な人たちに伝えていくことを今後のところに含めていただきたい。大学生が関われるところがたくさんあるなと感じる。それぞれ委員の皆さんが所属している団体があると思うが、連携しながら進めていく時に来ていると思う。

【委員】
部活動について、部員はいるが指導者がいない状況を見る。学校の教員も忙しそうにしている。
指導の資格を持っている人に指導者を依頼する場合であっても、コーチはやっているが指導者となると
少し腰が引ける部分があるが、練習を見に行ったり、週一回でも指導いただける方を見つけられるよう
今後検討してほしい。規則かは分からないが、市民プールでは個別に指導ができない。安全第一の考え
とは思うが、施設の管理者と指導をしたい人との横のつながりも薄く、一致していない部分がある。
子ども達の姿勢が悪くなったように感じる。また骨も弱くなっていると感じる。家庭での生活について
も、スポーツとのかかわりとして入り込めるよう検討してほしい。

【委員】
部活動の専門性をもたない教員に対しては、市の方で講習会や研修会など、指導力が高まるような取り組みをいただいているが、なかなかすぐに指導ができるようになるものではない。自分が経験したことのある競技や、それ以上に積極性のある教員であればよいが、近年の働き方改革や、部活動の地域委託の話もあり難しい状況にある。部活の指導をやりたい教員もいるが、自信がないのにお願いされてマイナスの気持ちでやっている人もいる状況。

【委員】
スポーツ指導員の活用がうまくいっていないように感じる。スポーツ指導員は専門競技のほかに体の
状況も加味している。スポーツ指導員の把握ができていないのではないか。資格はもっているが、生かす所がないと言っている人もいれば、一方で指導者を求める声もある。行政に提案しても、そのフォローがない現状は気を付けていただきたい。

【委員】
課外クラブについては、運動する子供が減ってきているなと感じる。子どもの遊び方、親の考え方により、スポーツをする機会は減っていると感じる。小学校の教員は専門的ではなくいわゆる浅く広く。小学校の体育部会として、今年度から教科書に代わるものとして体育事業プログラムを配布し、ある程度のレベルの体育の授業ができるようにしている。しかし教員は体育以外にもやることが多く、近年の働き方改革の点からもなかなか対応が難しい。社会体育、スポ少など、子どもたちがスポーツに触れる大事な機会はいろいろとあるが、保護者は教員の指導者を求めることがある。人間関係のトラブルに対応するには、教員が近くやりやすい部分があるためと考えられる。また、中心になってくれる指導者と、お願いされて何とかやっている指導者での差があることは想像がつく。しかし指導者がいないと廃部になってしまうことになる。教員は転勤もある中で、スポーツの機会を維持するため、なんとか回している状況。小学校では週3回体育の授業がある。しっかりと教員たちが教えていくことも大事と考える。

【委員】
親とのコミュニケーションが課題となっている。地域の指導者は教員では無く、見えない部分がたくさんある。地域にいても見えない部分がある。スポーツ少年団は一競技のみ教えるため、何か問題にあたった際に、親とのコミュニケーションがなかなかうまくいかないことがある。問題の解決などに教員が入ってくることもある。ほかの指導者同士で情報共有することがよいのではないかと思う。スポーツ少年団に入ってないクラブもたくさんある。登録しているチーム間のコミュニケーションをとれるように気を付けている。

【委員】
資格があっても生かす場所がないのは、つらい状況があるなと思う。
指導にあたっては、安全確保が最優先と考える。ボランティアといえども報酬について、交通費などの実費部分の検討があらためて必要ではと考える。

【事務局】
-基本方針3から6について、資料に基づき説明-

特に各委員からの発言無く、報告事項「(1)長崎市スポーツ推進計画の振り返りについて」の審議終了。


報告事項「(2)次期長崎市スポーツ推進計画の策定スケジュールについて」

【事務局】
(配付資料により説明。説明概要等は以下のとおり)
今後、事務局の方で市民アンケート案を作成し、次回来年の1月ごろに再度審議会を開催し、アンケート案をご確認・審議いただく予定としている。また同時に、これまでの振り返りや、今回の審議会でのご意見等をもとに、次期計画の骨組み案(基本方針案)を事務局で作成し、ご審議いただきたいとも考えている。その後、来年の4月ごろに、市民アンケートの結果についてご審議いただき、ご意見等ふまえ、8月ごろには次期スポーツ推進計画の初案をお示しできるかと考えている。11月ごろに次期計画案についてパブリックコメントを行い、再来年(2022年)の1月ごろの審議会にて、次期計画の最終案の提示ができるものと考える。


【会長】
次期計画の基本方針はどうなるのか。

【事務局】
次回の審議会にて、骨組みの素案をお示しする予定としている。


他に発言なく、審議事項「(2)次期長崎市スポーツ推進計画の策定スケジュールについて。」審議終了

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1118

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

アンケート

アンケート

より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く

観光案内

平和・原爆

国際情報

「行政運営・審議会・指定管理者・監査」の分類