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平成29年度 第3回長崎市図書館協議会

更新日:2024年2月22日 ページID:041703

長崎市の附属機関(会議録のページ)

担当所属名

市立図書館

会議名

平成29年度 第3回長崎市図書館協議会

日時

平成30年3月28日(水曜日) 13時30分~

場所

長崎市立図書館3階会議室

議題

長崎市立図書館の運営状況について
(1) 統計資料
(2) 市民の声(要望等)について
(3) これまでのイベント等の実績と今後のスケジュール
(4) その他

審議結果

開会あいさつ
新委員への辞令交付
事務連絡と資料の確認
教育長あいさつ
事務局側の紹介 

長崎市立図書館の運営状況について

(会長)
本日の出席は6名であり、長崎市立図書館条例第23条第2項の規定により委員の過半数が出席しているので協議会が成立することを確認した。
これより議事に入る。まず報告事項について事務局からの説明をお願いする。 

(長崎市立図書館の運営状況について、資料を基に事務局から説明。) 

(会長)
これより質疑応答に入る。委員の皆様、ご意見、ご質問などをどうぞ。

(委員)
資料1ページの延滞点数について、多いと考えているのか。また、その対処のためにどのようなことをしているか。

(事務局)
6,306件というのは1月現在の数である。他の図書館に比べると少ないが、延滞は減らさなくてはならないと認識している。その対処としては、延滞があればメールなどで連絡をする。平成29年12月に図書館の電算システム更新を機会に、延滞等の発生に対し自動音声電話サービスを使って連絡するようにしている。現在、少し延滞は減る傾向にあるが、今後もっと減る見込みだ。この延滞停止者も、将来は無くすように考えている。

(委員)
自動音声への反応はどうか。人同士の会話なら、いろいろ事情を聞いたりできるが、自動音声では相手が聞き放しなので、返却率が下がりはしないか。

(事務局)
実際にご年配の方から機械に不慣れで不安であると申し出が1件あり、特別な措置としてスタッフが電話をかけている。もっと対応に追われるのではないかと予測していた。高齢の男性で、女性スタッフからの督促を嫌がったり、注意されているように感じて反発したりするような利用者が、音声案内だと反発されることなく、スムーズに返却された。コミュニケーションに苦手意識がある利用者にとっては、良かったのかもしれない。予想以上に反応は良く、館長の説明を補足すると、一般の督促は、対象の方あて一斉に機械で電話ができる。それで返さなければ、また何日目かに再度の電話がいく。スタッフが電話をすると、どうしても数が多くて全部の督促ができないこともある。全ての対象者に同じ条件で電話をするのは難しかった。同じ時間に、公平に一斉の電話ができるのは機械の利点である。機械の導入による数値の変化には、もう少し時間をおいて見極めるべく様子をみたい。

(会長)
自動音声で督促電話を導入しているのは長崎市の他にもあるのか。どの程度普及しているのか。

(事務局)
他館でも実績がある。市立図書館では発信サービスを使っているが、応答サービスを使っているところが多い。大阪市立図書館など大規模図書館のレファレンス等に応答サービスを導入している。発信だけのサービスを導入しているところは、自分は知らないが6年ほど前から各社がサービスを始めており、図書館でも取り入れるところが増えている。

(委員)
発信での自動応答のイメージがつかめない。電話を受けたらどのようになるのか。

(事務局)
アンケートの無作為抽出など発信型のサービスがあるが、名乗ってからこのようなことをお伝えしますという前置きがあって、その後、予約確保と督促のご案内をご家族分まとめてしている。

(委員)
宗教勧誘やアンケートで電話がかかってきたことがある。共通したあいさつがあって、いろいろな内容をご質問させていただきますので、という感じだった。

(委員)
予約を電話通知にすると同じものが聞けるという感じか。

(事務局)
そのとおりである。ぜひ利用してほしい

(委員)
その関連だが、戻ってこなかった図書はあるか。返さない人がいるか。

(事務局)
開館以来、未返却本に対する督促はしているが、やはり戻ってこないものもある。

(委員)
図書館でいろいろなイベントをしていることを自分は知らなかった。公民館では1年間のスケジュールが埋まっているような状態である。これはどこも同じだと思うが会議一つでも場所探しが大変だ。新規の方が図書館の施設を年に何回か使わせていただく場合、空きスペースはあるのか。

(事務局)
有償貸室については、問い合わせていただければ、空き状況のご案内はできる。多目的ホールなどは6か月前から、それ以外の部屋などは2か月前から予約ができる。

(事務局)
催し物の規模や人数によって利用する部屋の大きさが変わるが、週末など大きなイベントがすでに入っていないか貸室の空き状況のご案内はできる。

(事務局)
ホールなどは100名以上の大きな行事で使うことになるが。

(事務局)
貸室について、平成30年度から予約システムの導入を検討している。インターネットを通じて貸室の空き状況を確認できるとか、予め利用者登録をしていれば、ネットから事前の予約と抽選ができるような仕組みになる。既に導入されているブリックホールなどと同じ仕組みになるので、市立図書館や市民会館などの会議室の空き状況を合わせて確認することができるようになる。

(委員)
わかった。

(委員)
要綱に関する質問。6ページで「館内の写真撮影はご遠慮ください」の掲示を出されているようだが、これは言葉通りの掲示をしているのか。

(事務局)
新聞雑誌コーナーに提示をしている。

(委員)
掲示を見た利用者が、館内の撮影はできないが資料の撮影はできると誤解しているようなことはないか。

(事務局)
その可能性はある。

(委員)
雑誌コーナーでは切り抜き注意の表示がされているが、それは複写サービスの案内をすればよいと感じる。切り抜く人は、切り抜くしか方法がないと思っているから、コピーできることを案内すれば、切り抜きは減るのではないか。写真撮影はだめだというのは、資料を撮ることがだめだとは思っていないかもしれない。

(事務局)
複写サービスについては、コピー実費1枚10円としている。ご指摘のように、図書をスマホ等で撮る人がいるので、複写サービスとの公平性から、複写申込書を書いていただき、所定の場所で写してもらう形で指導をしている。これについては撮影の音で気が散るとか、利用者からの苦情もあるので、もっと徹底させていきたい。

(委員)
複写サービスができることが伝わればよいと感じるが。

(事務局)
おっしゃる通り、その辺りが大事だ。

(委員)
意思疎通ができてないかもしれない。

(会長)
閲覧室で水を飲むとか携帯をつかうとか、写真撮影もそうだが、しないでくださいと禁じるよりは、できる場所と方法を案内したほうがよさそうだ。今でも携帯のために設けたボックスで通話するように案内されているが、閲覧室内で携帯を使う人はいる。それでも全体的には、できる方法をご案内したほうがよいと感じる。

(事務局)
ご指摘のように、禁止事項ばかりでは印象もよくない。可能であれば、できる場所や方法の案内をさせていただきたい。

(会長)
館内でも撮影できるとは知らなかった。

(委員)
県立図書館でもできる。

(委員)
温度管理についてのご意見がずっと出ているようだ。前の会議でも出ていた。図書館サービスの中では空調の管理も大事だろう。満足して帰っていただく視点も必要ではないか。長崎市は冷暖スポットの案内をしているのに、図書館に来ると温度に不満を感じてクレームにつながっているのでは。その辺りをどのように考えているか。利用者にとっては不愉快との言葉が使われていたが、職場環境という視点から考えると、暑さ寒さは職員の体調管理にも影響していないか。職場としての環境整備はどのように考えているか。健やかな笑顔が見える職場が望ましいと思うが。

(事務局)
館内の温度については今までも何度か話題になった。基本的な考えとしては、環境省の基準を基にしている。これは市役所ほか長崎市の各施設でも同じである。その中で環境に配慮しつつ、一定の範囲の中で温度管理をさせていただいている。利用者からの意見にもあるが、図書館でも維持管理の職員が定期的に各室内の温度を測りながら一定の温度を保っている。ただ場所によってばらつきがあり、個人の体感温度もあるので、一部の方の意見とそれ以外の多くの方にも配慮しながら対応してかなければと考えている。冷暖スポットとしては、環境部で市立図書館が涼スポットとして紹介されており、環境部が示す条件をクリアしているものと考えている。

(委員)
夢彩都など民間の施設では、クレームも少ないようだが、なぜ図書館にクレームが来るのか。

(事務局)
施設の新旧による。新しい施設は個別に冷暖房ができるが、古い施設はある程度まとまった部分でしかできないので、温度を高めに、或いは低めに調整しないといけない。一例として市役所の庁舎は古い施設なので、暖房が暑すぎたり冷房が寒すぎたりすることがある。施設によってその環境は違うと思うが、委員も言われるように、冷暖房スポットとして紹介されているので、快適な環境を考えていきたい。
職場環境については、閲覧室よりも執務室が若干温度は低い感じだ。職員の間でも、逆に執務室が寒いのではといわれるので、働く環境の整備としての観点から気を使っていかなければならないだろう。

(委員)
予算をどこから確保するのかという話が出てくるかもしれないが、風が回らないことで体感温度が高いのなら、サーキュレーターなどを置けばかなり改善できるような気もする。熱がこもって暑く感じる方がいるようだから。

(委員)
働く方の体調も大事だが、利用者の体調管理も大切だ。今までに体調不良で救急車を呼んだことは無いと思うが、しっかりと考慮しなければならないと思う。

(事務局)
救急車を呼ぶまでのケースは聞いたことがないが。個人的に暑い寒いとの苦情はよくある。

(委員)
これは端的に文章としてまとめているからかもしれないが、要望に対しての回答の表現が冷たいように感じる。例えば、資料3ページの9月21日に、英語のペーパーバックについての要望が載っている。英検3級で読めるレベルの本はどれかという相談なら答えられると思うし、質問者にもそのように答えることはできただろう。案内は難しいかもしれないが、このようにすれば利用者のレベルに見合った本を探せるといった案内はできたのではないか。12月3日の件も同様で、台帳は作ってないにしても、この利用者が求めることについて、こうやれば探せるという案内はできたのではないか。資料では端的にまとまっているからそのように回答したのかもしれないが。8月14日にも、本の探し方がわからないので掲示してはどうかとの意見がある。配置図・ラベルの見方を検索機に設置しているとの回答だが、設置していてもこの利用者にはわからないのだろう。ちょっと冷たい気がするのはそのことだ。

(事務局)
指摘があった件は、無記名でご意見箱に入れられたもので説明や回答ができないものになる。実際に対応できるかどうかの記載であり、このように回答したわけではない。記名されているものに対しての回答も抜粋で載せているので、この通りの言葉遣いでの回答ではない。前回も同様の説明をしたが、報告している中には、執拗に同じことを何度も言ってくる方や、何に対しても文句を言ってくる方とかいろいろな利用者がいる。館内で暑いや寒いといったお話しがあれば、この席が涼しいとか、その席は窓際だから暖まりにくいといった案内はしている。レファレンスや窓口にご相談いただければ回答できるものはたくさんある。以前あった「生協の白石さん」のように、カウンターで聞いてもらえれば要望に応えられる内容が、実際には、意見を書いて伝えたことで満足されてしまったケースになっているのだと思う。いただいたご意見をすぐ実行できる場合や、常々図書館でも考えていた件なら前向きな表現の回答になったのだろうが、説明だけなので冷ややかな表現になっている。

(委員)
無記名の場合は誰にも回答が届かず、掲示することもないのか。

(事務局)
その通り、回答がほしい方はご記名くださいというもの。

(委員)
それはもったいない。

(会長)
それは、できるだけ利用者とコミュニケーションをとれる状況で、無記名の投書箱に入れる以前にスタッフと話しができるというのが、図書館側が努力すべき点だろうと思う。無記名で入れたい人もいるだろうが、スタッフに尋ねにくかったので、ご意見箱に入れたとならないようなカウンターワークがスタッフの能力によるものだと思う。

(事務局)
フロアワークもそうだと思うが、利用者の1人1人に声かけができるように指導していきたい。

(会長)
無記名で入れる人は、どうしても入れるのだろう。もう一つ思ったのは、ペーパーバックを読みたい方に英語のレベル毎の案内は難しいとのことだが、グレード別のシリーズが出ている。図書館職員は、言われたら全部適えようとするので、できなければ駄目だとなってしまう。ペンギンブックスなどをレベル別に何セットか入れて、並べるだけでもよいのでは。シリーズで出ているので、この方の希望はそれで満たされるのではと思った。全部持っているものを分けるのは当然ながら無理だ。でもグレード別のシリーズを入れるのは、ある程度は可能だろう。DVDのリストについても、全部は無理だが、部分的にできるものなら、それを実行するのでよいと思う。

(会長)
10月26日の質問・要望で、職場体験では活水の学生もいろいろお世話になっているが、学生や生徒たちも不慣れなことには配慮してほしい気もする。図書館で社会体験をすることは学校としてもたいへんありがたいことなのだが、これを見ると、いろいろ迷惑をかけているのかと思った。

(委員)
資料4の事業計画概要で、この数年、活版印刷関連イベントや和の芸、図書館利用講習会、調べる学習関連講座など同じような項目が並んでいる。医療健康情報関連講座もあるが、過去の実績を見ると割と人数が少ないようだ。特に医療に関しては、公民館など生涯学習施設としては力を入れている項目であり、地域全体で月1回は公民館講座等もあるので、図書館での医療講座が不人気だったのか、或いはどこかのイベントと重なって来られなかったのかと思った。同じようなことをするなら、内容の工夫が必要ではないか。あるいは、項目はこれでもよいが、調べる学習に関しては、大人の方で受賞された方もいる。4月からの新しい学習指導要領では、深い学びや語り合うということも項目として挙がっているので、その意味では大人の調べ学習は難しいかもしれない。しかし、いつでもどこでもという生涯学習の施設として考えていくと、これからもっと重要視していかなければならないだろう。それに関して、図書館は静かにしていなければとクレームも出ているが、新しい学習指導要領で語り合うという言葉が出たことで、子供たちが勉強してきたことが、社会教育施設や生涯学習施設など社会の中で改めて勉強していくと、語り合って築いてきたものの考え方が出てくる。そうなると、図書館は静かなところでなければならないということが覆されるような未来もありうるので、このようなクレームを言う方への対応が難しくなりそうだ。今後は一緒にわいわい言いながらまとめていく施設であることをアピールするのか、静かに本を読みたい方はそのような1階フロアなどに行くのか、もっと賑やかなほうがいいのか。先日テレビで見た新しい施設は、おしゃべりできるスペースがあり、視点として取り入れていく必要があるかもと思った。生涯学習施設としての在り方はどのように考えているのか。

(事務局)
ご指摘のイベントで、図書館の事業計画の中で骨格となるものはある。健康医療や長崎学に関するものなど、市民が興味を持ち人気があるものが骨格として出てくる。ただし、その中でも、興味を持っていただく内容にするといった方法が当然ながら必要である。例えば、調べる学習について、子どもたちが自分で主体的に本を見て、調べて知識を得て、判断して、自分でまとめていくという一連の動作が今後は必要だということで、学習指導要領にもある。我々も教育委員会で学校教育課とも話しをして、推進しているところだ。そのような流れの中で、小学校や中学校など各学校にお願いして、子どもの分は少しずつ応募が増えてきている状況である。成人の方は、一回受賞はしているが、参加人数も少ないということで、今後は生涯学習の観点から言えば、社会人の方もっと力を入れていくことも必要かと考えている。

(事務局)
事業計画については、骨格となる部分と年間計画で既に決定している部分しか入れていない。詳細については毎年同じものをやっているわけではない。活版印刷についても次年度は内容を変えてやっていくことで共催相手の印刷組合とも話をしている。医療健康情報と調べる学習に関しては、講演会形式ではやっていない。医療健康情報について、今回は医師を呼んで皆で話すのではなく、自分から医療情報を得るにはどうしたらよいかということを少人数形式でさせていただいている。図書館のような公共の場所で医療関係者を招いての講演会というのは過去ほとんどなかったが、長崎市立図書館の取組みが先行事例となり、医療健康情報を公共図書館でサービスするのは、図書館業界では知られている。最近は似たような取り組みが多くなり、公民館でも開催されているので、図書館では講演会形式でなくてもよいと考え、この形になった。図書館としての医療健康情報サービスは、調べ方ではないかと考え、医師に相談する前に、自分で入手できる情報の取捨選択とか、そこを利用者とともに考えていくのが図書館の使命と思い、どこでもできる講演会を開催する必要があるのかと問いかけている。調べ学習講座も、全て模索しながら大きな講演会形式でやっていたものを、少人数方式にすることを考えている。和の芸についても、違うものへの変更も考えられるが、大入り満員札止めになる人気のある催しなので、もう一年やることにした。もちろん、演目は毎年違っている。今年度の実績を見ていただくと、最初の事業計画には無いものもある。運営事業者は民間企業なので、年度当初に予定していなくても対応ができる。ジャイカ(JICA)のように、直前に相談があり急ぎの対応など、相手からお話があればそれに応じることもある。これだけしかやらないというわけではない。

(委員)
自分もこれらを楽しみに見ている。委員として、医療のことに先駆けて提案されたということだが、今後も違う分野でもっと先をみた提案に期待したい。そして地域全体で、このようなことができるとお知らせしていくのも、市立図書館の役割と思う。生涯学習施設としての公民館やふれあいセンターももちろんだが、それにプラスして知恵を絞り、私たちが期待してしまう新しい提案をしていただきたい。

(事務局)
図書館は他の生涯学習施設の中でも圧倒的に利用人数が多く、生涯学習の拠点という中では、来られる方にインパクトを与えられるような、そしてまた図書館に来ていただけるようなものを模索していかなければならないし、そのように努力をしていく。

(委員)
今の関連で、医療関連の参加人数が少ないというのも、今、長崎市がコミュニティで地域づくりにがんばっているが、包括関係もケアシステムということで、地域にある民間の病院と組織を作って地域は地域で見るということも考えてやっている。障害者の方もその中に入ってくる。地域のほうでも、このような講座をよくやっている。だから、中心部ばかりではなくて、できれば本来、地域でそのような方々は、先々看るような、コミュニティとその包括を一緒にするところもあるだろうし、それが入るとコミュニティが大変になるという話も出たばかりである。そうなってくると、少し変わるかもしれない。自分はできれば、中心部ばかりでなくて、障害者から子どもから、やはり地域で近くにそのような子どもがいれば、きちんと把握しておくとか、そのような話が出ている。公民館でもPTA関係者からの話が出て、市民会館でも、体育施設があるが、子どもは来ても遊ぶ場がない。だから、週に1回でもいいから、子供たちが自由に遊び回れるように一時間解放することはできないかという話が出ている。各地の公民館でもその話が出て、曜日を決めて一時間は子どもに開放する。そうすればお子さんたちが家に帰っておとなしくなるそうだ。一所懸命走って回っているから。静かに静かにとばかり言うものだから、子どもたちを動かす術がない。一時間でも走り回らせてほしい。何かよい方向に進んでいけばいいなと感じている。公民館とも関連するのでお話させていただいた。

(事務局)
公民館に関しては生涯学習課が動いている。しかし、図書館システムの関係では我々も連動しているので、地域の生涯学習の場である公民館と中心部の拠点としての図書館とは連動していかなければならないので、生涯学習課とも連携しながらそのありかたについてよく考えながら実施していく。

(委員)
ばらばらでやるより、できるだけ一緒に考えを共有したほうがよい。

(事務局)
さきほど語りあう図書館という言葉があった。図書館の中でもレファレンスコーナーなどは、語り合いながら目的のところへ導いていくやり方をとっているので、完全に静かな状態ではない。今後ともそういったところは、こちらでは静かに、一方では語り合いながらという状況を作っていければと考えている。

(事務局)
グループ学習室もあるので、図書館の本とか、そういう関係のある方は調べものにも使えるので、そこも語り合う部分である。ただ基本的に閲覧室は静かなところなので、しっかり使い分けていく。

(事務局)
長崎市ではないが、ビジネス支援に特化した図書館ができていく流れがある。静かに本を読むのではなく、いろいろな議論をしながら目的とするところへ考えをまとめていくことをコンセプトとしてやっていくようだ。これから数年のうちに、長崎でも必要となってくるだろうと思う。

(委員)
そのような新しいことで育ってきた人たちが図書館を利用することになるだろう。つい最近、図書館の映画会のことで、最初は夜だけだったが、今は昼もするようになって来やすくなったというご意見を聞いた。それから公民館との比較みたいになってしまうが、他の施設では教育委員会が選んだような映画しかないが、市立図書館では公民館とは違い割と新しい映画が上映されているので評価が高い。大変だとは思うが、それが市立図書館の目玉にもなっている。映画好きな方は他施設の映画会も見ているので、その人たちのお話を聞いていたら、ダントツに市立図書館の評判がよかった。あとバリアフリーも常にしていただいているので、見る人は少ないかもしれないが、このような形で障害者へ伝えることを知ってもらえるきっかけ作りにもなっているようだ。今後も優れた映画の上映に期待したい。

(委員)
私は20年近く聴覚障害者の支援をしている。資料にある障害者サービスで、委員が今言われたバリアフリー上映会というのは、映画会のことなのか。図書館の広報で映画会のお知らせなどを見ることがあるが、なかなか行けない。聴覚障害者と長年接していて、外国映画には字幕がついているが日本映画はどうなのか。

(事務局)
バリアフリー上映会というのは、視覚障害の方には音声ガイドを、聴覚障害の方には字幕を、それを装備した映像をバリアフリー映画としている。聴覚障害と視覚障害の方だけではなく、健常者も一緒に見られる映画になっている。健常者と一緒に見ることが大切で、視覚や聴覚に障害のある方が家族と一緒に見られることで喜んでいただけている。

(委員)
これはぜひ紹介させていただきたい。

(事務局)
最初は少し気になるが、見ていると、自分に不要な情報は取り入れなくなるので、みんなで楽しんでいただける。

(委員)
平成28年に障害者差別解消法が施行されて、そこから自治体や各企業なども積極的に障害者のためバリアフリー化を進めていると聞いている。聴覚障害者の方もかなり多くの人が図書館を利用していて、聴覚に障害がある方こそ、文字からの情報は貴重なもので、インターネットや本からいろいろな情報を得ている。平成30年度の事業計画案にも、医療講座があり、昨年度も、癌をテーマとするシリーズを開催されていた。聴覚障害者には、補聴器を使用、または人工内耳の方がいる。補聴器では、マイクを通した声が機械的な雑音のようになって明瞭に聞こえない。このような講座は当然マイクを使っているだろう。癌にかかって数年経ち、癌の講座の案内があっても、自分は聞こえないから行ってもわからないと言われている方もいる。障害者に対するバリアフリーを考えるのであれば、障害者手帳を持つ受講希望者がいるから対応をするのではなく、予め視覚障害者も聴覚障害者も、いつでもウェルカムという状態で図書館側から受け入れる体制をとっていただけるとよい。日本は癌大国ともいわれ、多くの方が癌を経験している。そのようなところを障害者向けサービスとしてご検討いただきたい。

(事務局)
たまたま聴覚障害者が来館したとき、開かれている講座を聞きたいと言われても、手話通訳のできるスタッフがいないので難しいと思う。障害者サービスが進んでいる図書館では、全ての講座は無理だが、年間いくつかの大きな講座では必ず申し込み時に手話通訳や点字の資料の準備をしたり、デイジーでお渡ししたりするなど、事前の申し込みで対応している。私たちもそのようなご意見を受けてから、準備させていただくことになる。できる限り対応することが法律の趣旨であるので、今後ご要望があれば、長い講演会では交代可能な複数の手話通訳者の手配とか、点字資料の準備とか、今のご意見で、そういった方向で、対応できるように、準備していかなければと考えている。

(事務局)
以前、新しい制度が始まる時に、視覚障害の方向けの説明会の講師をしたことがある。事前の調整で資料をデータでほしいと言われた。図を用いても説明しにくい内容だったが、できるだけ文字で書いてお渡しした。すると、渡した資料を参加者のスマホやタブレットに送ってあり、自分たちで拡大表示しながらそれを読み込み、参加者からたくさんの質問を受けたということがあった。私たちが考えているより、いろいろな機器を活用されていると感じた。

(委員)
タブレット端末など機能がすごい。視覚障害者など弱視から全盲まで何段階もおられる。聴覚障害者の方でも、生まれつき障害のある方は県立の聾学校などへ進学されて手話なども学んでいるが、病気や事故による中途失聴者の方は、直前まで普通にコミュニケーションができたのに突然聞こえなくなった人が何人もいる。手話の訓練を受けていない方は、音が聞こえないので屋内でも屋外でも危険予知ができない。自動車などクラクションを鳴らされても分からない。生活そのものに支障がでてくるということだ。今、スマホのアプリで、精度としてはまだ不十分だが、言葉を話すと音声認識装置で文字通訳してくれる仕組みがある。そのような進んだ機械を図書館で利用すれば、人がしないといけない部分がだいぶん省かれるだろう。ぜひ活用していただければと思う。

(会長)
ご意見ご要望の8月2日の料理本コピーと、10月23日の個人所有のデジカメ撮影の部分だが、職員の説明はどちらも法的には正しい。8月2日の件では、編集権とか著作同一権があるので、部分で撮っていいのかとなると、厳密には職員の説明で正しい。10月23日の、利用者自身のデジカメで撮影するのは、著作権法30条の規定で、対応としては正しい。どちらにしても図書館側の対応は正しいのに、利用者に伝わっていないのが問題だろう。著作権法は本当に権利が煩雑なため個別の説明は大変で、いろいろな場で一気に説明するのは難しい。図書館だよりで、いろいろな対応についてお知らせしているのを見ているが、著作権法について、図書館用に一目でわかるようなパンフレットなど、なぜ図書館では複写機はだめでデジカメはよいのか、どのような法律でそうなっているのかわかりやすくしてもらうと、若干不満に思っている人も、わかっていただけるのではないか。どうして、とヒートアップする前にそれを見るとより入りやすそうだ。複写申込書に「著作権法第31条による制限」と簡単な文面よりも、もう少し詳しい説明がよいと思う。著作権法は、全て著作者の権利なのだからコピーはいけない、全て著作者に尋ねるようにという法律である。31条では図書館の公共性に鑑みてコピーしてもよいというのがこの三つであって、31条によって許可されているというのが正確だろう。著作権法全体としては何をしてもだめというものである。その意味では少し違うかと感じている。利用者にとってわかりやすく、30条だからデジカメで撮れる、31条だからルール通りにというのは、それぞれの図書館の権限だということだ。詳しいことをわかりやすく書いていただければと思う。図書館の対応としてはどちらも正しいのだから、謝ることはないと思った。

(事務局)
今の意見は参考とさせていただきたい。

(委員)
デジカメ可ということだが、周知徹底のやりかたを考えないと安易な方向に流れそうな気がした。

(会長)
投書をみていると、図書館側は全く誤ったことはしていないと見ていた。

(委員)
閲覧室で写真を撮られると、周りの人が気にするというのが最も大きいのだろう。

(事務局)
確かにそれはある。

(会長)
デジカメで撮るのと複写サービスとは、法律の根拠が全く違うことをお知らせする必要はある。

(委員)
職員がよく理解して、利用者に説明していただければいいかもしれない。

(委員)
デジカメで撮るのは30条にある私的複製に当たる。

(会長)
ご自分のデジカメで撮ることになるので、それはいいのだが。

(事務局)
私的複製となると、図書館員が紙を出させたりすると私的複製にならない。雑誌の最新号はどうなるかという話や運用の話になってくる。

(会長)
ヒートアップする前にお知らせしておけば納得される人もいるだろう。中にはスキャナーで撮る人もいて、それはどうなのだろうと困ったこともあるが。市立図書館での運用を文面で知らせたほうが、お互い気持ちよくできると思う。

(事務局)
さきほど図書館の環境について、最近の図書館の中には写真撮影を可能にしているところもある。
いま図書館のありようが従来の形そのままでよいかと議論や検討がされていて、今は過渡期にあるか思う。本当にどちらがよいのかは、市民の皆様と共に考えていかなければならない。私自身は物を食べてもよい、写真を撮ってもよいなどの対応は、心配で落ち着かない。古いタイプの図書館員なのかもしれないが、どんな図書館がよいのか一緒に考えるという思いはある。撮影が気になるという方から、たびたび苦情を受けるが、撮っている人は実際にもっと多いだろう。それを見かけたら声をかけるのだが、スタッフの前では撮らないのでわからない。30条と31条の説明は難しいが、図書館のスタンスをはっきりさせて、できるだけ著作権法について利用者にご理解いただくようというところは図書館としても努力しなければならない。

(委員)
書店でのデジタル万引きに似ていて、隠れて撮らなければならないと利用者は思っているかもしれない。雑誌の最新号でなく、貸出が可能なものであれば、借りたものをどれだけ複写しようが図書館の預かり知るところではない。考えてみると隠れてやらなくても、きちんとできて然るべきだと思い至るのだろうが、隠れて撮るから反って気になるのではないか。こうやったらできるという案内があればよいという気はする。

(会長)
次に報告事項の4その他について事務局からお願いする。

(事務局)
資料の中で、長崎県が平成30年3月7日の長崎新聞で発表した内容で、第1回・第2回の協議会で、県立図書館の閉館に関する内容を報告し、協議していただいた。平成31年3月末に予定していた新県立図書館の開館時期が11月末までずれこむ見通しであるという記事である。県の説明では、平成31年1月末の新県立図書館の完成後、執務室や資料の移転、機器の設置に8か月、蔵書点検や職員の研修に2ヶ月かかることがわかり平成31年11月末までずれこむ見通しとのことである。市立図書館としては、県立図書館閉館への対策として市立図書館で所蔵していない資料の計画的購入や他市町からの相互貸借を行うと共に、郷土資料については、特に県立図書館に依存しており購入が困難な状況であるので、県立図書館以外で所蔵が考えられる歴史文化博物館等と図り、資料の把握に努めて利用者に案内するなどの対応をしていく必要があると考えている。いずれにしても県立図書館の移転に伴い、これまで県立図書館からサービスを受けていた市民への図書館サービス低下を少しでも緩和して地域住民の文化度と教育の振興を図りたいと考えております。閉館後の県立図書館については今後、閉館時期の把握に努め、できるだけ早期の新図書館の開館を県に要請していきたい。郷土資料の提供サービスについては、今も県立図書館に依存しており、購入が困難な状況なので、県立図書館の閉館から新図書館の開館まで、また郷土資料センターが平成33年にできることになっているが、その間も、なるべく郷土資料の提供サービス確保を県に要請していく。

(委員)
いろいろな本が動くということは以前からいろいろ意見は出ているが、常に予算関係がついてまわる。市としての予算繰りが難しいなら、県から補助が出るのかどうかで、どうしてもその辺りの事情で動きが鈍くなることがあるのだろう。大変だとは思うががんばっていただきたい。もしかしたら市民も分かっているので無理にいろいろしなくても、閉館に伴って市立図書館も休止という考え方もあっていいかと思う方もまたいるかもしれないので。

(事務局)
市立図書館にとっては郷土資料が最も貧弱なので、県立図書館閉館から新館の開館まで全く利用できなくなることが特に厳しいと思う。他の融通できるところであれば、購入または相互貸借で借りるなどの対応はできるが、郷土資料についてはどうにもならないので、少しでも市民県民が郷土資料を利用できない状況を作らないように我々としても県に強く要望していきたい。

(会長)
そのあたり、ぜひがんばっていただきたい。

(事務局)
前回、平成29年度第2回協議会のときに、香焼図書館の移転について、移転のための設計と実際の移転と二か年に渡ると説明したが、県立図書館についても解体のための設計委託をするという話があって、実際にその予算を確保したと聞いている。壊すのにどうして設計委託をするのかと考えると、建物が古いので現在の基準ではそのまま壊してはいけない建築資材が使われているのかと個人的に思った。

(委員)
他の方のご意見を含めてのお願いだが、休館日についてカレンダーを見ると平成30年のおくんちは、最終日の9日が火曜日で休館である。おくんちは毎年あるが、休館日と重なったときは、この近辺はすごく静かである。地元の人も、観光都市長崎と打ち出している中で市立図書館が休館なのは寂しいという意見がある。せっかく遠方から来ているので、自分はうまく説明できないが、図書館の資料を使っておくんちの説明をしたかったというご意見もあるので、今年の9日がどうなるか
以前、新聞のため朝早くから待っている方のために早く開けていただけるというお話もあったが、8月9日が休館日のときに、図書館に行ったが救護所メモリアルなどを見られず寂しかったというご意見がある。この火曜日休館について今後は、特別に開けていただけることが可能なのか、検討課題の中に入れていただきたい。特に市立図書館は、おくんちマップなど様々な地図の中で、トイレが使える施設ともされているので、難しいとは思うが検討していただきたい。それから、県庁が移転し、市役所も移転すると、市立図書館前の通りが暗い雰囲気になる。市立図書館のスタディルームは夜9時まで子どもたちも利用できるが、今まで残業などビルに灯りが点いていたので夜も明るかったのだが、移転してしまうと本当に暗い。高校生など午後10時までに帰宅しなければならなかったかと思うが、午後9時まで図書館にいて、それからバスに乗って午後10時までに帰宅できるかどうかという声もあった。できれば今の時代にあわせてとなると働き方改革などの話が出ているので、朝活をされている方もいると考えると、午前9時の開館は難しいかもしれないが、9時30分でもよいので少し前倒ししていただき、午後8時のフロア閉館と同時に閉館して子どもを早く帰宅させる青少年保護の考え方からすると、それもよくなっていくのかなと、或いは働いている女性が多い職場なので、早く子どものもとへ帰すという視点を考えると、今までは午後9時まで開いてるのはよいことだとされてきたが、今後、午後8時までに前倒しすると、生活のリズムの中で、市立図書館が地域のために何かためになるのかなと思うが。一辺に変えるのは難しいだろうが、いろいろな角度から考えた時の午後9時というのが運動かな。ちょっと子どもが心配だ。子どもを迎えに車で来る方もいるが歩いて帰る方もいる。バス停も近いのだが、最終バスのこともあり、そこからどのくらい乗れるか気になるので、ぜひご検討いただきたい。

(事務局)
確かに開館時間・休館日の見直しというのは市議会からも言われている。ただ、市立図書館のコンセプトとして、維持管理も含めて週一回の休館日を設ける形でスタートしている。今後見直すに当たっては市民からの要望とか使い勝手も考えなければならない。今のスタディルームの件でも、図書館は午後8時までだが最初の設定で午後9時までとなっている。ただ、利用されている方がいて逆の要望も寄せられている。今利用されている方は、そこがなくなると難しくなるということの中では、今後そのようなご意見も承りましたので、今の現状をしっかり把握しながら、またアンケート等の結果や市民の要望も聞きながら検討していく必要があると思う。

(委員)
特に市立図書館の近辺は夜が暗くなってきたので、すごく心配される親御さんもいる。

(委員)
近くに住んでいるためか、私たちは全然そのような感覚はない。ただ、地域としては防犯上もそのようなこともあるかと思う。こんどは図書館を利用する側からも意見を聞かないといけない。

(委員)
そのようなご家庭で、子どもに早く帰るようにというわけはいかないのか。

(委員)
だいたい小学校あたりでは、保護者がついていれば別だが冬場なら6時半くらいには家に帰るように言う。市立図書館近辺の学校でも、おそらく夏休みなど夜は何時までに帰るようにと保護者に書類を配っていると思うが。だいたい8時頃には暗くなるので。

(委員)
ただ図書館というのは、あらゆる世代が利用する。スタディルームは子どもたちや学生たちだけが利用するものではない。特定の世代の防犯に特化するというと、午後8時で閉館して、大型箱もののほうを規制するのではなく、市立図書館が仮に夜の12時まで開いていても、それは自己管理ということがとても大事である。防犯上、この付近が夜に暗く寂しくなるようなら、小中高など年齢に応じた帰宅時間が各ご家庭での取り決めになるのでは。市立図書館が遅くまで開いているのでとても便利だという方もいる。

(委員)
ゲームセンターなど小学生は午後6時まで、親と一緒なら午後10まで遊べるとか変わってきたが、高校生や中学生あたりなら何時までに帰るように決めるのも可能だろう。

(委員)
遅くまで開いていると、働いている人にとっては便利である。

(委員)
ただ、おくんちのことに関しては、いつまでになるか。

(事務局)
図書館は、私たち民間事業者が運営しており、この日開けてほしいとか1時間早く開けてとかいろいろ言われるが、予算化していただかないとできない。図書館には50名ほどスタッフがいるので、1日開けるためには、全ての事業者が1日余分に出勤しなければなりたたないから簡単には開けられない。

(委員)
逆に、観光の側面から1日開けるための経費を支出しようと決めれば簡単な話である。

(会長)
活発な議論をありがとうございました。これで会議を終了する。

(事務局)
平成29年度については、香焼図書館の改修等の問題があったため例年より多い3回の協議会を開催した。平成30年度については例年通り進めることを考えている。8月頃、第1回の協議会開催を予定している。事前に日程の確認等を連絡するので、ご出席についてお願いしたい。
以上をもって平成29年度第3回長崎市図書館協議会を終了する。
委員の皆様、ありがとうございました。

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電話番号:095-829-1124

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