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令和5年度第4回 地方独立行政法人長崎市立病院機構評価委員会

更新日:2024年5月31日 ページID:042175

長崎市の附属機関(会議録のページ)

担当所属名

市民健康部 地域医療室

会議名

令和5年度第4回 地方独立行政法人長崎市立病院機構評価委員会

日時

令和5年8月21日(月曜日)18時00分~

場所

長崎市役所5階 第3委員会室

議題

地方独立行政法人長崎市立病院機構の業務の継続について
地方独立行政法人法の業務運営における目標と評価の仕組みについて
第4期中期目標(案)について

審議結果

次第1 地方独立行政法人長崎市立病院機構の業務の継続について 

【委員長】
病院機構を存続させること、業務を継続させてもいいかということについて。
これまで実績評価とかしてきて、概ね良、目標達成しているという状況なので、提案どおり病院機構を存続させる、業務を継続するということに私たちは意見なしということでよろしいか。

(異議なし)

次第2 地方独立行政法人法の業務運営における目標と評価の仕組みについて 

【事務局】
地方独立行政法人法の業務運営における目標と評価の仕組みについて説明

次第3 第4期中期目標(案)について

前文

【事務局】
前文について説明 

【委員長】
第3期では健全な経営の質を担保しという感じの文章があるが、第4期については経営基盤に関するところがない。そこはどうお考えか。 

【事務局】
「法人の自主性、自律性を生かした効率的かつ持続可能な病院経営を実現する」ということをこの目標で掲げ、これに対して病院機構が経営基盤の強化について計画を立てていくという形になろうかと思う。 

【委員長】
第4期の中期に達成すべき重点項目のところに経営基盤のことが上がっていないという指摘。
「自主性、自立性を生かした効率的かつ持続可能な病院経営を実現する」ということの中に経営基盤、財務状況なども含まれているということだろうが、重点項目という書き方として、「持続可能な病院経営が可能となるような財務的な基盤を実現する」というような表現でもいいのかもしれないと思った。最終的に市長が決めるものだと思うが。 

【事務局】
第4で財務内容の改善に関する事項ということで財務改善というのがある。 

【委員】
第4の財務改善で書けるようにするために、重点項目のところに「持続可能な病院経営の基盤を確保・実現する」とか「基盤をつくることに努める」などの文言になってもいいのではないか思う。 

【委員長】
最後のところが、そういう役割を果たすことを「期待したい」という表現になっている。長崎市長が目標として設定するものなので「期待したい」ではなく、「果たすこと」というような表現にした方がいいと思ったがどうか。 

【事務局】
第1から第5という項目については、明確に指示する内容ということで委員長がご指摘されているような「果たすこと」とか「図ること」などの書き方にしている。今ご議論いただいている前文は、第3期の振り返り、現状認識など包括的なところを言っているところになるため、明確な指示をするといった表現にしていないという状況。 

【委員長】
構造改革に関しては「着手することを要望する」となっている。「地域医療全体の医療資源の規模と配置の適正化を実現する」というのは医療界全体の話であって、主体は市だと思う。「そのために先導役を果たして欲しい」っていう期待感だと思っている。ニュアンスの問題だが、「先頭役を期待する」、「先頭役を果たすことを要望する」とか、「果たすこと」とか、若干強すぎではないか。
あと、「経営を実現する」というのはニュアンス的に違うというか、「経営基盤を実現する」とする方が具体的というご意見、これで市長の思いが病院の方に伝わるのであれば別にいいが他に何かあるか。
前文については特に他に意見がないようであれば、委員のご意見もあったので、そこについては一度ご検討いただければと思う。 

【事務局】
ご意見ありがとうございます。重点項目の4の「病院経営を実現する」という言葉、文章としてちょっと適当なのかというところを検討の余地はあるかなと思った。私どもの認識としては、これまでの3期12年で地域の急性期および高度急性期を担う機関医療機関としての構造、組織及び機能的基盤がほぼ確立されたという認識でいることから、指摘があった「基盤を確立する」というところは私どもの現状認識とは異なると考えている。繰り返しなるが、「病院経営を実現する」という点は工夫を考えたい。 

第1 中期目標の期間

【事務局】
「第1 中期目標の期間」について説明。 

【委員長】
特に意見もないということにさせていただく。

第3 業務運営の改善および効率化に関する事項

1 持続可能な病院運営 

【委員長】
特にご意見なしということでよろしいか。

(異議なし)

2 魅力ある職場環境作りと人材確保・育成

⑴ 働きがいのある職場づくり

ア 業務改善

イ 働きやすい職場環境の構築 

【委員】
医師の働き方改革というところから繋がるとキーワードとしてタスクシフトとかタスクシェアリングとか出てくるのかと思ったが。これは例えば業務改善から病院側がタスクシフト・シェアリングっていうところに繋げるのか、例えばここに入れておいた方がいいのかという感じもするがどのような状況か。 

【事務局】
タスクシフトを含めたところは、計画の中で出てくる内容かと思う。目標としては方向性を示し、それ基づいて機構が計画策定するという形になる。 

【委員長】
2の⑴働きがいのある職場づくりというところについては、意見はないということでよろしいか。

(異議なし)

⑵ 人材確保、適正配置 

【委員長】
委員会として意見はないということでよろしいか。

(異議なし)

⑶ 人材育成

ア 医療人材の育成 

【委員長】
ここについても、評価委員会として意見はないということでよろしいか。

(異議なし)

イ 経営管理人材の育成

ウ 人事評価制度の活用 

【委員長】
確認だが、資格取得のところは指示しないというふうになっているが、これは医療人材の育成とか経営管理人材の育成のところに、項目としては出てこないけどその育成のための一つの手段であったり目標であったりそういったことと、今後も継続していくという、そういう位置づけになっているのか。 

【事務局】
資格取得等については、⑶の人材育成に含まれる部分があるので、あえて今回資格取得として指示はしていない。 

【委員長】
人材育成の手段、手法、目標ということで、資格取得っていうのを位置づけ指示するのではなく、資格取得を進めることで能力の向上を図っていくという意味だと。 

【委員長】
⑶の人材育成のイについては評価委員会としては特に意見がないということにさせていただく。

(異議なし)

ウ 人事評価制度の活用 

【事務局】
この中期目標というのが抽象的というか一般的なことが並んでいるというのは確かにそのとおりと思う。それは一つには、地方独立行政法人法の仕組みによるもの。自治体側が目標を指示して、地方独立行政法人が具体的にその計画をつくるという組み立てになっているため、支持する目標としては一般的な抽象的な事項になりがちというふうには確かに考えている。
ただその中でも、現状や今の課題に即して新たな項目を指示するなど工夫をしているところ。 

【委員】
地域の医療施設とみなとメディカルとの関係、地方独立行政法人というときには、長崎市立病院機構。それはみなとメディカルのことなのか、それとも地域医療も含めてのことなのかそこら辺はどう考えたらよろしいのか。 

【事務局】
長崎市が設置者として設置している病院機構で、病院事業を運営しているという形になる。長崎市と病院機構の関係でいうと、目標を市長が指示するという形になっており、今回大きな部分での目標を示して、そこに自主性、効率性を重視しながら、病院機構で病院事業、みなとメディカルセンターを運営しているという形になる。 

【委員】
病院機構の設置者は長崎市だから、病院機構とみなとメディカルは同じというふうに言ってもいいのか。病院機構の実際の仕事を運営するのがみなとメディカルセンターであるというふうに考えていいということか。 

【事務局】
地方独立行政法人なので長崎市と全く別の法人格ということになる。
地方独立行政法人制度、国で言うと、通常の独立行政法人制度っていうのが、今まで国とか地方が直営でやってきていた時代がずっとあった。病院いうと長崎市市立病院という形で目標も計画も全部市役所が作るというところで、ただそこではなかなか創意工夫が生まれないというところで、次の段階で法改正があったのが指定管理者制度というもの。
指定管理者制度というのは例えばグラバー園の管理も、民間の事業所がされているが、費用は市が出すけれども、実際の実行については指定管理者の創意工夫をいろいろ出してくださいという制度。
さらにもう一歩進んだのがこの地方独立行政法人制度。あくまでも法人格としては全く別物として最大限に地方独立行政法人の裁量性とか自主性とか創意工夫、そういったところが発揮されるように、市は最低限の関わりで、設置者としての責任を当然負うものの、裁量性を最大限に発揮していただく、言い方変えましたら具体的な計画の策定については地方独立行政法人にやっていただくとそういう制度が地方独立行政法人制度と考えている。
先ほど言われた、市と機構が同じものと考えていいかというところについては、そこはやはり別物と考える必要があるか考えている。 

【委員長】
おそらく働きがいとか、働きやすさとか、そういったところにも評価って関わってくるところがあると思うので、今の意見を参考にしながら、今後の中期計画とかの作成をされていくようにお願いしたいと思う。
それでは人事評価制度の活用につきましては、評価委員会としては特に意見はないということでよろしいか。

(異議なし)

3 業務運営の改善

(1) 適正な業務運営

(2) DXの推進 

【委員長】
これもPDCAとわざわざ言わなくてもやることが当たり前で、それを前提にした上でこういう話になっているということか。 

【事務局】
「絶え間ない改善」という言葉を使っているが、PDCA自体は当然ということ。 

【委員長】
ここの項目については委員会としては、特に意見はないというふうにさせていただく。

(異議なし)

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