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令和5年度第5回 長崎市文化振興審議会

更新日:2024年6月10日 ページID:042212

長崎市の附属機関(会議録のページ)

担当所属名

市民生活部 文化振興課

会議名

令和5年度第5回 長崎市文化振興審議会

日時

令和6年3月27日(水曜日)10時00分~

場所

市役所9階中会議室

議題

1.新たな文化施設の整備等について
2.ながさきピース文化祭2025について
3.長崎市の文化施策について

審議結果

次第1 新たな文化施設の整備等について(報告等)【意見交換】 

【事務局】
資料1新たな文化施設の整備等について説明 

【会長】
何か意見はあるか 

【委員】
市の財政負担軽減の観点からそういった官民連携の導入を考えようというものかと思うが、計画の見直しの意見もあったということですが、私がずっと主張してきたホールの客席数の問題で、今1000席程度でということに計画でなっていると思う。もともとは公会堂には1800席ほどあったので、1500席を希望していた。そこを1000席で落ち着いている状況。これ以上少なくされては困る。
また、PPP、PFIの具体的イメージはあるのか。 

【事務局】
座席については資料の7ページにも示しているが、あくまでも長崎市の文化施設に不足しているエリアをいかに充実させていくかをこれまでも議論してきた。長崎市にどういったホールが必要かは尊重したうえで話を進めていきたい。
PPP,PFIの具体的イメージについては、文化ホールを軸としたPFIの事例は全国では多くない。文化庁のほうでも民間の手法を用いて進めていくことに力を入れている。今のところ、ここがモデルというところはないが、新しく出てきた事例を調べて参考にしていきたい。
まずは、どういったものが長崎市に必要かも含めて民間の皆様からサウンディングという形で調査していきたい。 

【会長】
今回求められているのは、ホールに付加した新たなものを作っていく、そこを含めて民間の協力を得たいということで進んでいくということか。 

【事務局】
これまでホール単体として議論してきた。今回ホールの建設地は市庁舎跡地。ただ、市庁舎跡地は駅、スタジアムシティもでき、まちなかへの導線上にある重要な場所に当たるので、そこでいかに賑わいを生むか、地域活性化をしていくかということで、文化ホールだけでなく何か付加した形で機能を追加できないかということを念頭に置き検討していく。それが合築なのか横に併築なのか手法はあるが、限られた面積しかないので、その中で最大の効果を生むよう検討していきたい。

【委員】
新しいホールは市庁舎跡地で決定ということでよいか 

【事務局】
それでよい。 

【委員】
まちづくりの観点から、複合的に考えていかなければならないということは分かるが、それが固まらないと、ホール建設のスタートが切れないということか。
場所を前提として、ある程度具体的にプランを立てた。もっと欲張りたいところではあるが、官民連携の件も含めて、整わないと着手できないとなると、また時間がかかるという印象。 

【事務局】
あくまでも、市庁舎跡地全体をどう活用するのかという検討に入っていく。そのためにはどういう手法が最適かという調査に入っていくため、その分一定時間はいただくことになる。 

【事務局】
事前資料にあったように、PPPとPFIの事例集に芸術文化の例が少ないことに愕然とした。多目的に作っていかないと、長崎市の財政では難しいということも分かった。
しかし、多目的の中に私たちが求めている芸術文化を表していくかということは基本構想の中でも謳ってきた。いったいいつになるのかということも不安。市民会館の耐用年数があと15年残っているので、そこまで引き延ばすことにならないか懸念が生まれている。一刻も早く、具体的な形を示していただきたいのが本音。 

【委員】
市場調査、サウンディング調査等の調査機関は文化振興課になるのか。
民間事業者の募集とあるが、応募が無ければ建たないのかとも感じる。
それを促進していくためには市の主管となる所属が必要なのではと感じる
マイスが出来た時はマイスの推進室があったと思う。その時は事業者のネットワークが出来て、マイスを盛り立てていこうという組織があった。今回も文化施設を作るとなればそういう推進室が必要なのではないか。 

【事務局】
おっしゃる通り出島メッセを作った時はそういった体制で臨んできた。新たな文化施設、市庁舎跡地を検討するうえでもしっかりした体制で臨む必要はある。現時点で文化振興課がどこまでやるのかということはお答えできないが、もう一つご質問にあった民間が手を挙げなかった場合どうなるのかということで、あくまでも、そういうことが無いように事前に対話型のサウンディング調査をし、どういった内容だったら民間の方が手を上げやすいのか条件整理をしていく。 

【委員】
具体的に決まっておらず、これから決めていくということか。 

【事務局】
そのとおりである。 

【委員】
民間の資金や能力の活用をしてということはよくわかる。物価高騰から導き出された案として、手法として賛成する。
今、具体的に何も決まっていないのは遅すぎると思う。すぐにでも動いて欲しい。
文化振興審議会としてはどのような議論が求められるのか。建設費が高騰したから規模を縮小する、計画自体を見直した方がいいという議会の意見もあったということだが、これまで審議会として何年もかけて議論して、今の着地点に来た。いよいよ建設の設計段階でストップがかかった。建設費が高くなったからと言って、ホール自体の中身を変えるということはあってはならない。ホールの中身をキープしたうえで、複合施設にすることは受け入れている。ホール自体の議論は改めてする必要はないと思う。その上に何を足せばどううまく機能するのか、50年後の子孫たちに負担をかけずに建てて良かったと言われるホールになるのかということをぜひ議論したいが、文化振興審議会のメンバーだけではなりゆかない議論となってきている。まちづくりを重要視するのであれば、知見を持った方をお呼びする等して議論していきたい。また、私たちはどこまで提案してよいものなのか。サウンディング調査結果を待つべきなのか。 

【事務局】
最初の話があったように、物価高騰という環境の変化があり、まずは市役所跡地全体の初期の整備費用、それからその後にかかる維持管理費用といった後年度の費用についても、しっかり軽減を図っていくことが重要だということで民間の知見・活力を生かしたいというところになった。
その中で審議会の皆さんにご意見をいただく場はどこなのかというところとして、文化振興課がサウンディング調査をしていろんな意見が出てくると思うので、いろんな調整・工夫をする中でご意見を賜る必要があるかと思っている。
いろんな知見を入れていくという意味では、以前、基本計画を皆さんの中で議論いただいたときに、臨時委員を選出して、審議会の中にお招きして、議論させていただいたので、そういった手法も含め最適なやり方で議論を進めたい。 

【委員】
そういうゲストの委員を招いて話ができるということをご提案いただいて、それは非常にありがたいと思う。
月に 1 回も開かれないこの審議会で、やはり下地を話す場が必要ではないか。そこで私たちだけでは出てこないアイディアが必要ではないかと思う
プライベートで懇話会のような形でも良いので、そこで揉んで出てきたアイディアを審議会に提案して、議論・理解いただくということも考えてはどうか。
時間がない中、一刻も早くホールが欲しいと思っている中、加えて複合施設も検討するということなので、サウンディング調査にどれだけ時間かかるのかという見通しが立たない。
何か私たちでできることだけでも進めていける方法をぜひ一緒に協力し合っていく必要があると思う。 

【会長】
新市役所創造においての市役所の横の連携はテーマだと思う。まさに私たちが抱えている課題というのは、文化振興課だけの課題ではない。
それから今関わっている総合評価の方では、今までは市民がチェックするというものであったが、今はそうではなくて、逆に一緒にその施策も修正しながら作っていこうという提案型に移りつつある。
一緒にやっていくっていうことはとても大事である。
なので、皆さんも積極的にご意見頂きたい。
場合によっては、私たちが知らないことを色々教えてもらうのも良い。
その上で、文化振興審議会として忘れてはいけないことがある。
それは、これから作るのはただのホールではなく文化施設ということである。
ただ、1,000人の小屋を作るということではなく、文化施設とはなんぞやということで基本計画があり、魅せる・創る・育むという大事な要素がある。
例えばリハーサル室や練習室がない文化施設はありえない。
最低限これは必要だ、あるいは文化振興で、私たちは何をやっていかなければならないかということをもう 1 回考えて、それをしっかり示していかないといけない。お金の話で振り回されてしまう傾向なので、私たちはもう 1 回頑張りたい。 

【委員】
会長の意見に加えて言うならば、単なる貸館ではないと思う。
長崎市の文化発信の拠点であり、ハブであり、ということはその運営方法であったり、市役所跡地に建てる建物だけの話ではなく、それを活用して文化の広がりをどう作っていくのかというところまで考えなければならない。そうなった時に当然その複合施設として使う場合に、どういったジャンルの、どういった方々、単なる商業施設ではきっとないし、ホテルでもないような気がしている。
何らか、未来を見越して、あるいはそのホール自体で行われるクラシカルな公演で・演劇・音楽・舞踊等と結びついていけるような、発信源となれるような企業であったり、そういう人にぜひ組み合わさっていただき力を同時に発揮していただきたい。
そのような人たちを募りたいという文化振興課・文化振興審議会の総意を持てれば、それを発信していくことにより、サウンディング調査においてアイディアを募るということを、単に待つだけではなくて、私たちホールを計画したサイドの意見というものも、尊重していただければと思う。 

【委員】
今旧市役所はかなり壊されているが、市の方として施工に入る時期の目標・予定というものがあるのか、そういうのは全くないのか。 

【事務局】
調査をしてみないと、今の時点では予定は立てられない。 

【委員】
資料21ページに整理してあるように、施設側の視点、まちづくりの視点の双方から、場所は決まり、以下の観点で今後検討していくというとで、今皆さんの意見が出て、各委員さんから出たご意見について私もその通りだと思う。
まちづくりの観点から官民連携の手法によるホール機能を中心とした、賑わい創出に繋がる施設整備ということで、この中に新しくできる文化施設に人が集まって、長崎市の子供を育て、そして高齢者が楽しむ、そして私たち仕事を持つ者もそこに集まれるような、市民が集まる施設を作ろうと、そのために官民連携の手法による様々な民間の知恵も入れて作っていこうという意気込みがある。
それに加えて、物価高騰といった環境の変化というのがあるが、そこも官民連携によって、多少なりともプラスになればいいのかな思う。
物価高騰といった環境の変化は、大きな問題だが、付随したもの。
中身についてはもうみんなで検討し尽くしたので、お金に関しては、行政の責任。
お金をどっから持ってくるか、あらゆる補助金をあたる、民間からお金を持ってくる、こういった手法はいろいろあるが、これは行政の方でしっかり責任を持って必要なものを集めてくる。
ホールの上に体育館を作るとか、そういったことをやめていただきたいが、このホールの文化施設が機能を十分果たせるようにお金を用意するのは行政の責任だということを肝に銘じて頑張っていただきたい。

次第2 ながさきピース文化祭2025について(報告等)【意見交換】 

【事務局】
資料2 ながさきピース文化祭2025の実施事業について説明 

【会長】
新聞報道ではで全部110の事業が計画されているというようなこともあった。
これを見て私も含めて、少ないと思った人も多かったかもしれない。
金沢とかは期間が短いのにもっとたくさん事業していた。
それでは、質問はあるか。 

【委員】
資料の7ページに長崎市実行委員会主催事業調整中案に7つの種目があるが、この他に今から申し出ると追加の事業も可能なのか。 

【事務局】
こちらの事業については、県の方で中央の団体と調整を行い、全国的な規模の毎年いろんな県の国民文化祭の中でやっている種目である。
基本的には県から打診されたものについて、受け入れが決まっている。内定段階というところでる。県においてまだ調整中の種目もあるので、そういった部分で増えるという可能性はある。
先ほど説明した分は資料7ページではなく9ページの方で、こちらは地域文化発信事業というもので、公募しつつ、提案もいただいている。
ここの部分については、もう少し時間があるので、もし検討されているところがあれば、新しい窓口で話を伺い進めていきたい。

【委員】
資料9ページのところに世界遺産登録 10周年など連携事業とあるが、私は書道の関係で、日本の書道文化をユネスコの文化遺産として登録申請を行っている。
書作家協会は今年で58年目の協会展を開くことにしており、協会の数は約 300名弱。
今年も10月に協会と開催することにしている。構成メンバーは漢字・かな・近代史等6部門が一緒になってやっている活動。
教会展の他に県展等かあるが、長崎県の書道の活動の特徴として、6部門が一緒になって展覧会を開いているという県は珍しい。全国的にはない。
県書展の場合は、賞を審査するのに中央から書道の権威ある方々を呼び行っている。
地方から来られた先生からは長崎県は6つの部門を合同ですることは素晴らしいと評価いただいている。
そういった見方をされていること、地元がそういう実態があるということを誇りに思っている。
県や市からの書道に対する、いろんな支援は十分ではないが、今回の国民文化祭において、何らかの形で協力できたらと思っている。
書道は手書き文字なので、いろんなスタイルの文字が書ける。ここにロゴがあるが、大きな字で長崎ピース文化祭2025と表現もできる。
何らかの形で書道を活かしていけたらいいと思っている。市と県とやり取りの中で紹介して頂きたい。 

【会長】
県下で各市町にマッチングを図っており、長崎にいくつ受けるかということだと思うが。
先ほど11件ほど手が挙がっているということだがそれでよいか 

【事務局】
公募を行いご連絡いただいたのが10件。その他もともと長崎市で行っている事業を拡大したもの等あるので事業数としてはもっとある。
委員がおっしゃったように、本年度書作家協会展を拝見し、いろいろな団体と話をする中で、例えばお茶など他の事業とコラボして出していただく等は非常に有効だと思っているため、ぜひ参考させていただきたい。 

【委員】
私は美術ですが、同じような市民美術展をやっている。これはこの日にちの間でしなければいけないというのがあるのか。 

【事務局】
そうである。 

【委員】
テーマで取り組みはできると思うので、先ほどコラボでという話があたが、展示等は協力できると思う。 

【委員】
国民文化祭は50年に1回来るか来ないかというものだが、もしするのであれば、例えば、全国から参加者が集まれる、先ほどの書道の提案があったように、何か長崎で同業の同じ目的を持っている方々が集まって大きな大会をやるといったことは非常にいいチャンスだと思う。
日本中が注目している文化祭なので、今後長崎にも大きなメリットがあるような提案を団体や個人の方がした場合、それに対して資金的な援助はあるのか。 

【事務局】
地域文化発信事業については、期間中に開催がされることや、長崎の文化資源・地域資源を活かした事業であるなど条件がある。基本的に既存で毎年行っている事業をそのまま行う部分に対しては、特に支援はない。
国民文化祭を契機として、少し拡大する、新たに何かをするといった部分に関しては、県からの補助が予定されている。 

【委員】
国民文化祭まであと1年だが、先ほどの説明で、「まだ間に合うと思いますので」と言ったが、実際まだ間に合うし、間に合わせないといけないと思う。本当は長崎県で国民文化祭を行うと決まった段階で、すぐ動き出さなければいけなかったが、そうならなかったのは残念。
長崎県で国民文化祭があると決まった時に、県の当時の部長が、「この国民文化祭をその時だけのお祭りで終わらせるのではなく、これを契機に県内のあらゆる文化事業、あるいは文化団体の組織強化、あるいはそれぞれの人口を増やしていくようなきっかけとなるように、その時だけが問題ではなく、そこに向けてのこの何年間。そしてそれが終わった後の、それを契機として、1つのレガシーとして、今後の長崎県のいろんな文化事業発展に貢献させていくというような期間にしなければならない」と言われたのが非常に印象に残っており、まさにその通りだと思った。
私どもの団体としては、もうその段階から準備を始めて、企画をしていた。
やはり発信自体も遅かったので、この地域文化事業に関して手を挙げた方に関しては、期間内で発展的なものをするのであれば補助があるということは先に言ってもらえば、各団体もじゃあやってみようかって考えたのではないかと思う。
やはり準備が異常に遅かったかなというのは感じる。
それは長崎市だけではなく県もである。
これから1年ぐらいしかないが、やはりできるだけ多くの文化に携わる方々にこれを契機として、それぞれの文化の盛り上げをしていただきたいということを発信していかないといけない。
あること自体、知らない人がいっぱいいる。
天皇陛下もいらっしゃる国体と同じような一大事業にも関わらず、全然盛り上がっていない。
現状で盛り上がっていないというのは非常に残念なこと。ピーアールについて非常に力を入れていただきたい。
今ある分野別に関しては、それぞれの分野の方々が毎年やっていることに乗っかっているだけ。地域文化発信事業もそれぞれの団体が主催してやっていること。
市独自の主催事業というものは何も考えられないか
県主催事業というものがあるので、長崎市の特徴を生かした、市民総出の何かしらイベントや行事を考えるべきなのではないかと思う。
長崎市は環境的に少し残念な状況にあると思う。
県庁所在地にもかかわらず開会式が開催されない。
これはひとえに会場の問題である。
何年も前からこの会場の問題がクリアされていれば、長崎市で開会式が開かれたかもしれない。
過去には遡れないが、この後に議論する文化振興プランにしても、これこそまさに国民文化祭と直結されなければならないものであるにも関わらず、これも今から取り組もうとしている。
後手後手に回っているという印象。もう時間がないということを肝に銘じていただき、一刻も早く取り組んでいただきたい、そして、ピーアールもしていただきたい。 

【委員】
長崎市で実行されるこの7つの項目があるが、被爆80 周年や平和の文化事業と連携した事業は、例えばそういうものに演劇を提案したいというのも大丈夫なのか。
演劇は演劇の部門で何かやられるかなと思うが、長崎市の事業として演劇の部門という形で提案というものも大丈夫か。 

【事務局】
地域文化発信事業というところになろうかと思うが、その中での色々な分野が、例えば平和であるとか、舞踊関係であるとか、音楽関連、美術関連でご意見頂いているので、そういった中で演劇関係というところも検討できる。 

【委員】
被曝80周年はやはり長崎市なので、長崎市で講演するものだと思う。
何をやるのかまだ全然わからないところではあるが、これから何かやろうと思っているところ。国民文化祭の中で長崎市が演劇を開催することも可能なのか。 

【事務局】
提案は可能である。被爆80周年は原爆被爆対策部の方で所管をしており、来年度を中心として事業の募集もするということも聞いている。
こちらの国民文化祭の切り口でも、被爆80周年と連動した演劇のというところは、ご提案可能な内容かと思う。

【委員】
被爆80周年は何か提案しようかなということは決まっているが、それ以外に、この国民文化祭というのでも違う形で参加できるのかどうか知りたい。 

【事務局】
それは可能である。 

【会長】
参加が可能というのではなく、「これをする」というものに長崎市が応援をするという形だと思う。
国民文化祭は行政がやるものではなく、市民・国民がやるものなので、自発的にそれやるものだと思う。 

【委員】
国民文化祭があることをみんなが知らないからみんなが自発的に出せない。 

【委員】
資料 7ページ 7つの種目があるが、30とか多数の種目があって、その中から絞っていき、最終的に7つの項目で決定という段階があるのだろうが、7年前の今の段階でこの7つに絞られているということは、外れているものがかなりあるのではないか。 

【会長】
それは、先ほど説明にもあったが、県から長崎市に提案されたものが掲載されているだけで、それ以外のものについては細かなところはまだ見えていないだけではないか。 

【事務局】
7ページの分野別交流事業というのは、いわゆる全国規模の大会とで、県が中央団体と話して決めている。
長崎県全体で私が聞いている中では現在、県内全体で20弱ぐらいの分野別交流事業があり、そのうちの7つが長崎市に受け入れ依頼があり、受け入れを承諾した。
全国大会の部分と地域文化発信事業というところが、主に長崎市が担う部分となり、その地域文化発信事業の方で各団体の提案などは検討ができる 

【事務局】
補足するが、7ページの分野別というのは、例えば、国体でいうと競技が決まっているように毎回どこの県でもする競技。そういうこう共通の種目がこれ以外も含めてある。
それの全体が県に来て、県でそれぞれの関係団体との調整をし、長崎県には21 市町があるので、それぞれに、割り振る種目を決めている。
なので、長崎市に話が来ているのがこの7つということである。ここの部分で独自の事業という話にはならない分野となる。
もう1つの地域文化発信業というのが、長崎市として、または長崎県内の市町として独自で行うもの。
独自で色々な地域の特性など考えてやっていく事業なので、各関係団体からの話を聞きながら、全国から多くの人に来ていただけるような、長崎市の魅力を元にしたどういう事業かできるかを考えていくのは、この資料9ページの事業というように理解してもらえればと思う。 

【委員】
今後の流れ、何月頃に何をというような計画スケジュール案はあるのか。 

【事務局】
それについては、配布資料6ページをご覧いただければと思う。スケジュール概要というところがあり、緑色に着色している部分が市に関連する部分というところになる。
1 番上に国の実行委員会、次に県の実行委員会、市の実行委員会というところになる。
国の実行委員会が夏ごろ開催予定、県の実行委員会が今のところは5月の終わりぐらいに開催予定というところなので、長崎市の実行委員会をそれより前に開催し、そこの中で事業計画を提案して、承認いただいて、最終的に国の承認を受けていくというところになる。
計画内容については、4月、5月ぐらいが一つの区切りというところになってくる。
県に確認しているところでも、そこに間に合わなかったものを一切受付けないということではないと聞いているので、提案などある場合は随時、窓口で話を聞きながら実現に向けて突き進めていくというような形になるかと思う。 

【委員】
今集まっている地域文化発信事業は長崎市で 150 というのではなく県全体でとなるか。 

【事務局】
県全体で150くらいとなる。 

【委員】
長崎市ではどのくらいになるのか。 

【事務局】
応募があっているのは10だが、事業数から行くと、まだ確定はしないが、30弱ぐらいの事業を調整しているところである。 

【委員】
比較対象は石川だと金沢市だと思うが、何件くらいだったのか。
出てきたものを地域文化発信事業としてあげようというものではなく、長崎市としてどれぐらいはしないといけないのではないかという一つの目標を立てないといけないのではないか。 

【事務局】
県の方から当初求められていたのは、全国大会分野別フェスティバルと地域特色事業合わせて20くらいというところで言われていたが、私どもとしては、期間が他に比べると1ヶ月ぐらい長いので、独自に分析すると、日数だけで金沢、岐阜と比較すると長崎県全体の事業数というのは少ない状況になっている。私どもとしてもできる限り盛り上げていきたいという趣旨があるので、できる限り数を増やしたいという思いを持っている。 

【委員】
これを契機に、それぞれの文化を振興するために活かしてもらいたいという趣旨をよく話していただいて、できるだけで参加していただき、何かしらの形でこの国民文化祭に参加したという形になるのが理想である。
期間はあまりないので厳しいが、それを目指すべき。被爆80周年というのもあるので、色々とコラボすればできそうなことがある。
長崎だからそういうものを活かして、知恵を出して、何かしら盛り上げる手法を考えていただきたい。 

【事務局】
調べたら金沢 は16事業であった。 

【会長】
それは関連事業を含めてか。 

【事務局】
地域文化発信事業が16である。
関連まで含めると相当な数となる。 

【委員】
今後の問い合わせ先は文化振興課でよいのか。 

【事務局】
4月からながさきピース文化祭推進室ができるので、そちらが窓口となる。 

【会長】
大きな実行委員会がさらに7名加わって、その下に企画委員会みたいなのが置いてあるが、そういうのを無しに直接ながさきピース文化祭推進室に相談すればよいという理解でよいか。 

【事務局】
一応会則上、企画会議を作れるようにはしているが、基本的には会長がおっしゃられた形でやり取りできたらたらと思っている。 

【会長】
次の議題の前に、オンライン参加のかたが新文化施設の件で発言したいということなので発言をお願いする。 

【委員】
PPP,PFIを導入するという話だったと思うが、資料をみると経費削減が目的になってしまっているように見える。
PPP,PFIという県民連携の新しい形を作っていくっていうことだと思うが、削減が目的になってはいけないと思う。
そのためにはやはりビジョンが明確でないといけないということがあるが、そのあたりは皆さんたくさん発言されたこととほとんど近いかなと思う。
一方で文化芸術基本法から言うと、まちづくりとか観光とかが文化芸術の施設機能に求められていることは明らかなので、そこが入ってくるってことは時代の流れなのかなと思う。
PFIの導入ということだろう私は理解して話を伺っていたが、文化芸術の世界では b o t やRO、あるいはコンセッションとかは随分導入されている。
コンセッションになると、かなりあの長いターン、おそらく15年や20年とか、そういうようなターンになってくると思う。内閣府の令和5年度のPPP,PFIのアクションプランを見ると、コンセッションの件数を令和2 年より明らかに3 倍ぐらい増やしているので、世の中の流れとしてはコンセッションとかにしようというようになっていると理解している。
そういうなかで、経費削減や効率化が目的になってはいけない。
それが目的ではなくて、その結果できることであって、目的はあくまでも文化施設としてのミッションは何かということ。
そもそもPFIだと性能発注なので、何を出すかっていうのを目的だってことを明確にすることをちゃんとした方がいいだろうということを強調しておきたい。
一方で官民連携の新しい形なので、うまくいくと、公共だけではできないことをやれるという余地がある。
民間の活力が導入されることによって、公共だけではあかなり縛りがあるようなことが自由にできたり、民間の非常に優秀な力が入ってくることにプラスになってことがある。
一方、博物館でのコンセッションのところ見ると、こういうもの削減してしまうのかっていうことはないわけではないので、そこら辺はかなりきちんと見ていった方がいいだろうというふうに感じている。
PFIは指定管理より期間が長いので、かなり長い目で未来を見据えて官民連携でどういった新しい価値を創るのかをきちんと議論されたうえで、こういうことだからPFIのこういうところが良いという議論にしていただきたい。TPPということで言えば、指定管理もそうだが、公立文化施設に関しては公文教も指定管理ついての見直しについて意見を出しているが、その中でも地方公共団体とかはもう少しやり方が密であった方が良いという提言があったところも見ると、一方的に長崎市の決めることだけでもないし、民間の活力の導入をどういった形でできるのか、やはりミッションを明確にして、その目的のためにPFIは作るっていうことが明確になるようにした方がいいだろうというのを感じた。資料を見るとまちづくりと削減だけが目的になっているように見えるので、これは皆さん今まで作られて計画があるので違うんじゃないかとおっしゃったと思う。 

【会長】
PPIについてはあまり詳しくないが、いつか審議会で勉強会をしてもいいかもしれない。
それでは3つ目の議題に移ることとする。

次第3 長崎市の文化施策について【意見交換】 

【事務局】
資料3 長崎市の文化施策について 

【会長】
審議会としては文化振興プランとアクションプランを一本化して作るというところまで話をしたと思う。
審議会の今のメンバーは7月までが任期となるので、希望としてはこのメンバーで素案というよりもう少し踏み込んだところまでをある程度固めたい。
少し頻度をあげて審議会を開いていただいて、形を作りたい。
私の懸念としては、この文化振興プランをもう 1 回見直すっということが、新たな文化施設を考える上で、とても大事なことのように気がする。
何か意見はあるか。
今日はまず1回目なので、どんな観点からも結構なので読んでいただき、質問等お願いする。
例えばプランの最後に「まとめ」というのがあるが、文化にはどんなことがあるのか等書いてあるが、ここに文化施設の整備がきちんと触れられていない。
これは少しちょっと大事なところがこれを作った段階では、少し意識が違うようだ。
それからこのプランそのものが、長崎市の第 4 次綜合計画基づいているもである。今は第 5 次というのが始まっている。コロナで 1 年遅れたので 9 年間ですが、それもう 2 年経ったので、あと 7 年間ある。
そこで掲げられている、文化に対する施策、平和の文化というキーワードも出ている。
このプランは、主語は市あるいは市長であるが読んでいくと途中曖昧な表記を見受けられる。 

【委員】
文化活動振興プランそしてそれに付随するアクションプランの内容について、もう少し明文化をはっきりとさせていくのが改定ということなのかもしれませんが、この存在の普段の効力はいかほどなのだろうか。
普段これを意識して、市の方々は行動されているんだろうかという疑念が湧いてきている。このプランを見直すことがこの場の目的目標にているのではないか。その先にある実態を良くしていくためのプランでなければならないと思う。
他都市では条例があるようなところもたくさんあるなかで、このプランが効力を発揮するのであれば、非常に慎重に考えればならないし、条例を作るぐらいのつもりで私たちはこれを検討する必要があるんじゃないかなと思う。 

【会長】
前から私も条例までもっていきたいところだが、いきなりはいけないのかもしれない。
まずは、プランとアクションプランを一本化することによって少し効率化を図っていく。
委員も指摘されたように、市の文化施策というのは、振興プランがあって、次にアクションプランがあり、年度ごとに振り返り、検証することで、次の年度の事業計画をしていくものである。
ここ何年かはホールの問題でいっぱいになり、年度ごとの振り返りが出来ていない。アクションプランの期間を随分すぎてしまった。
そこで一本化するということで、その辺はどうか。 

【事務局】
振興プランの1 ページに「はじめに」というところの記載があるが、この 1 番最後に平成 25 年に改定した時には、前回から10 年が経過して社会情勢が変わったことで、長崎市の文化振興の方向性を明確にすることを目的として、改定をしたというように書いてある。
今回、先ほど会長からも説明あったが、第 4 次総合計画から第 5 次総合計画に長崎市も転換を図ったということ、また、コロナという大きな1つの出来事も踏まえて、今がある。
それから、皆さんが課題に思っている新たな文化施設の整備をやっていくというところがある。
そういった意味では、長崎市の今後の文化振興を進めていく上では、我々と審議会の皆様はもちろんだが、長崎の市民にとって、どうやったら文化振興が進んでいくかというところをしっかりの共通意識として持ちたいというところが、今回のこの改訂の目的になろうかと思う。
効力としては、言われるようにその条例のように強いものではないが、やはりこの振興プランを作ることで、皆さんの目的というのが一緒に共有ができて、それが、毎年度の、我々の予算計上にも繋がっていく。それがすべて達成できるかどうかというのは確かではないが、そういったものをしっかりみんなで共有していくというところで今回の改訂は必要と考えている。

【会長】
ここで作ったプランは議会にも諮られ、市長がこれを自分の政策として取り入れていただくということになるだろう。全部は全部できるってことではないでしょうが、やっぱりここに書いてなければってころにならないように、書いておくということが大事なことではないか。 

【委員】
本来であれば、国際文化都市、歴史と文化の街長崎市なので、文化施策に対するところは力を入れていきたいので、条例も作ってしかるべきだと思うが、だからそれを考えると、その条例策定につながるような形の振興プランにすべき。
今あるものをマイナーチェンジして変えるというよりも、その辺を踏まえた形ですべきだとは思う。
ただ、ながさきピース文化祭も控えている、新しい文化施設の建設も話もある、その中で、果たして根本からこれを作っていくことが可能なのだろうか。
スケジュール的にできるのかということを現実的に考えると、難しいだろう。
ただ、やはり新しい文化施設と、長崎の中での文化をただのホールとしてではなく、育んでいく形の機能を備えたもので、計画を大切に話をさせていただいたので、プラントはもう切っても切り離せない形になると思う。
だから、その文化施設の件はやはりプランに盛り込んでいきたいなという気はする。
根本的なところはまた、施設がいつできるかわからないが、それができるまでの間にはなんとか作りたいなという形はありますが、今のところは少しマイナーチェンジという形になる。 

【会長】
もう少し踏み込みたいなと思っている。
時間はないが、その気になればできるのではないかと思う。
例えば、プランに書き込みたいこととして自主文化事業というのが大きなものがあるが、長崎市はどう向き合っていくかということをしっかり考えたい。
例えば、先ほど説明いただいた資料に他都市の例で40万規模の14 都市というのがあった。
このページのところで、人口10万人が平均座席数っていうのは示している。
これは一つのデータでだが、こういう時に抜けているものがある。
市民 1 人あたり文化予算はいくらぐらいというのも、当然、つけるべきだと思う。
それでここに挙がっている、金沢や豊田市、東大阪は文化にかなり力を入れている都市が名を連ねている。文化予算、自主事業や補助金の額を人口で割って 1 人当たりいくらくらいお金がつぎ込まれているかという文化庁のデータがあるが、その頭の方には金沢とかがあるが、1 人当たり 4~5000 円。長崎は 1 人当たりいくらかかわかるか。 

【事務局】
人口規模の都市のこの比較の表から行くと、平気より下なので2000 円くらいなのかなと思う。 

【会長】
90円である。
佐世保でも190 円あるのでその半分である。
ただ、その上の豊中や金沢は少し特殊かもしれないが。
そういうのを踏まえると、新興プランをしっかり作らなければいけないなと感じる。
文化を進めていくときの両輪というようにいわれるが、1つは条例、もう 1つはこの文化振興審議会である。この 2 つがあることによって進めていける
我々は幸いに文化振興審議会は持っている。
ただ、まあ条例がないので、それに向けてプランの中身を詰めていきたいなと思う。 

【委員】
会長がおっしゃったように、1 人当たりのその座席数はもちろん、1 人当たりに掛けるお金の桁数さえ違うっていうところで、もともと長崎の文化自体は根付く文化もたくさんある中で、芸術文化に関しては、育つ土壌が持って行き方によってはあると思っていた。
お金をかければ芸術文化を愛好する人が増えるのかっていうと、必ずしもそうではないが。どちらが先かだが、愛好する人が多いから予算が取れるようになるのかっていうのはなんとも言えないかなと思う。
まず私たちができることとしては、市の方に動いていただきやすいように、アクションプランとかで私たちも市民としてしっかりこれをもとに動いている。この指標を目指して私たちも動いている。自分ごととしてちゃんと参加していけるような市民活動振興プランみたいなのがあればいいのかなと思った。
私はこの審議会に参加するまで、こういうプランがあったことも知らなかったし、ネットで pdf で探した時に、改訂版までしか出てなくて、第2次改訂版には辿りつけなかった。
そもそもホールの問題でもそうだが、一般の市民の方はニュースで見る分だけで情報が終わってしまって、それ以降、議事録や提示されている資料まで見るかっていうとなかなかそこまでたどり着かない。
振興プランを時代に合わせたものに変えるというのはもちろんだが、市が目指すこの指標に則って、こういう活動をしているんだみたいなのを少し明確になる何らかの方法、ロゴ等があれば、みんなが一貫して一つの方向美向かっていけるのかもしれないと思った。 

【委員】
委員が言ったのもよくわかるが、一般の方、私たちの業界の人間も含めて、そんなところまで普通見ない。
単に肌で感じていることを口で述べている。
つまり、「長崎の文化振興ってダメだよね」って、よく私は耳にする。うちの業界からも。
それが肌で感じていることの実態だと思う。
そこを、このアクションプランや振興プランをもう少し明確にすることによって、もっと市が動きやすくなって、「最近なんか長崎ちょっと頑張ってるっぽくない」って思われるような空気になればいいと思う。
そのためのプランを条例に近いものとして、我々はすごく慎重にかつ明確に明文化していく必要があるだろう。
今回改定してから 7 年間もあるのではなく、7年間しかない。7 年間はあっという間に過ぎていくものだと思う。
肌で感じて、皆が最近なんか長崎市ちょっと文化振興頑張ってるよねって言われましょうよって思う。
ぜひみんなで頑張りたい。 

【委員】
子供と若者に関わって文化活動している中で、この本当10年間で子供や若い人が手に持つスマホから得られるものというのがすごいものになったし、いろんな積み上げをすっ飛ばして、世界に出て行く人がいる時代。
そして一方ではではAIというものが出てきて、あっという間に何分間の映像ができてしまうみたいな、そういう技術の進歩の中で、若い人たちが、何を面白いと思っているのか。
長崎が文化財や歴史が豊かでということをわかりながらも、そこに住んでいる、今からの人たちがこの街面白いぞって思い、そして何かやれそうだという可能性を感じられるということがとても大事だと思う。
やはりプランを作る中に若者の声がちゃんと反映されるような、そういう作りをしてほしいなと思う。
この審議会、すごく力強くて、今の長崎の文化を支えていらっしゃる皆さんが集まっていると思うが、それだけではとても足りない部分があると感じる。
新しい文化施設もそうだが、そこでなんかやれそうだというワクワクするものが必要。
建物ができても、そこに人が集う、通い合う心を通わす、そこに日常があるようなことが動いてくためには、やはりそこに参加してもらわないといけない。
どうせ大人たちが決めて、自分たちの意見なんか聞いてもらえてもいないっていうところのだとスタートにもならないと思う。
だからやはりこう声を聞くっていうことをぜひ取り入れてほしいと思う。 

【委員】
いろいろお話を聞いていく中で、文化にお金をかけていないっていうのは、ほかの県のいけばなの団体ともいろいろ話をしながら思うが、私は特に九州の会員の中で話すのは、長崎は学校の伝統文化体験教室をしてくださっている。
文化振興課とか教育委員会の方が夏休みとそれから秋にかけて実施している県っていうのはそんなに数多くない。
だからすごく、文化にも少しもう少しと思うが、教室を実施していただいてるのは、すごく評価をしている。金銭的なことを言えばボランティアだが。
でも、続けていただいてるので、私たちも頑張って子どもたちに指導していこうと思っている。それはすごく評価しているところ。
だからそういうふうに地道な活動をしている分野もあるし、そこにいくらかのお金は出ているので、それはすごくいけばな連盟としては評価している。 

【委員】
今ここに自主文化事業の概要という表を皆さんお持ちかと思うが、これ見ても、例えばアウトリーチに割と予算がついていて、アウトリーチは確かに現場に出かけていって、生の音に触れさせたり、体験教室であったりとか、とてもいいと思う。
でも、それで満足してはいないかいうところがある。果たして本当にそれだけがいいのかなと思う。
ここに最終的には、例えば今回新たにできるであろう芸術劇場に子供たち全員を年に 1 回は招待して、生の音楽に、本当の芸術に触れる機会を作ったりなど、そういうことに結びついていける。このアウトリーチコンサートは、それまでのつなぎのようなものであってほしいなと思っている。
最終的にはもちろんアウトリーチがきっかけにはなるとは思うので、また、あの芸術劇場に行って聞きたいなって思う子供たちをぜひ今後育てていって欲しい。
それに結びつくようなプランというものが必要なのかなと思う。 

【会長】
そもそもアウトリーチというのは軽いホールで始まったりするが、いくつかのステップがある。長崎市はステップの下と上しかない。
まだも話したいが、時間になったのでこの続きは、新年度になって招集して頂ければと思う。

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